神戸ボードゲームの会へようこそ!

平日昼休み 放課後 見学自由
毎月第4日曜に定例会やってます

決別   by急須屋

2008年11月22日 05時37分31秒 | TRPG関連
人は古から剣を作ってきた 作られた剣は多くのものを破壊した
敵を切り捨てた 他の武器を砕いた そして持ち主を滅ぼした
そして今 一本の剣が抜き放たれた
その剣は 何のために振るわれ 何を破壊するのか
デモンパラサイト小坂シリーズ第264話
「稲妻の剣」

文楽座 瑪瑙(ファランクス・カラドボルグ/GHTTA)
瑠璃がいない間に文楽座を仕切る次女。 割り切らないことはしっかり割り切るドライな人。 最近は何か知恵も持ってきたみたいで。

刃字忌(バルディッシュ/ミドリ)
文楽座家の飼い猫。 動物だから人間のモラルとか結構どうでも良かったり。

ある日、瑪瑙と刃字忌がセラフィムからの帰りに誰かが悪魔化した気配を感じる。 誰かは分からないがこの出落ち臭のする悪魔化は彼しかない・・・
そして向かってみると案の定倒れている叢雲さん。 それと一緒に倒れている雀の悪魔憑き(横太郎じゃないよ)と謎の悪魔憑き。 謎の悪魔憑きは見たところヴィシャスで雀の止めを刺す。 それを見て危険を感じ倒そうとする二人。
しかし相手はかなりの回避特化で太刀打ちできない。 そこに<電脳王>からの一撃がたたきこまれる。 撤退する謎の悪魔憑き。

やってきたのは釣二で最近謎の悪魔憑きに狙われていることを言う。 そして死んだ雀は釣二の部下だった鳥らしい。 敵をとるためにも敵の後を追う釣二。
二人は一度セラフィムに戻ってジョーさんに聞いてみるとそのような悪魔憑きはこの小坂では見たことがなく、ヴィシャスとはいえそこまで危険ならセラフィムとしては手を出さない方針で行くことを伝える。

数日、セラフィムにとっては何事もなく過ぎた。 その間でも釣二がその悪魔憑きと戦ってやられかけたり他のやつらとの戦闘があるのを目撃する刃字忌。

そんなところでジョーさんが調べた結果、かの悪魔憑きは以前会った様なセラフィムのエージェントではなくディバインチルドレンのエージェントだったらしい。 なぜディバインチルドレンがわざわざ釣二を狙うのか分からないが他のエージェントもやってきてそろそろ小坂で大規模な戦闘が起こる可能性があるとのこと。

そしてセラフィムとしての方針は「関わるな」。

それでも気になって調べる瑪瑙と刃字忌。 そうすると彼らは一つの山を包囲しているようだ。 その山はイーグル部隊がアジトにしているようで多くの鳥の悪魔憑きがすんでいる山らしい。 刃字忌は山の中に居て瑪瑙は周囲を見張ることに。
そんな瑪瑙のところへ「はっはっは。 精が出ますなぁ。」と声をかけてくる緋方。
緋方「あなた方セラフィムといて楽しかったですが、そろそろ時間が参られたようですな。」
緋方曰く隊長は今まで本気を出さずにやってきた。 しかし今回は本気でいかないとどうにもならない状況のよう。 そして本気で行くからにはセラフィムと敵対せざるを得ない状況になるかもしれない。
緋方「まぁ、このまま隊長が本気を出さず倒れればもうお会いすることはないかもしれません。 しかし機会があればまた今度。 まぁその時は敵かもしれませんが。」
瑪瑙「はい、また会えれば。」
そして去っていく緋方を見送る瑪瑙。 しばらくして山から煙が昇り、火の手が上がり始める。 どうやら本格的な戦いが始まったらしい。
瑪瑙「・・・あれ? 刃字忌大丈夫?」
急いで山に向かう瑪瑙。

山の中は完全な戦闘状態でディバインチルドレンの悪魔憑きたちもちらほら見える。 そしてイーグル部隊はほとんどが戦力を持たない集団。 目に見えて劣勢ではあった。
刃字忌と合流し、避難するためにも目の前の敵と戦う二人。 そして現れるのは釣二。
釣二「悪いが、このまま死ぬわけには行かないんだ。」
釣二「俺は・・・最後まで生き抜く。」
そして起こる閃光。 <電脳王>、<全力攻撃>からの<混沌爆砕>
ディバインチルドレンは一掃され、イーグル部隊は去っていった。

今、一本の剣が引き抜かれた。
その剣は破壊するための剣。 災厄の剣<カタストロフ>。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ターニングポイント (ゴンタ)
2008-11-23 15:06:16
ゴンタくんは出ない方がオモシロクナルヨ、と言われました。ゴンタです。

瑠璃は蚊帳の外でしたが、最後のほうで覗きに行ったら、シーンを投げられました。

たぶん、瑠璃はセラフィムを脱退して、他の道を模索することになりそうです。
負けてたまるか! 全部拾うさと、もがき続けることでしょう。

それを見守るなり、助けるなり、拒絶するなり、否定するなり、煮たり焼いたり好きなようにして下さいな。PLの皆さん。
返信する

コメントを投稿