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GP京都参戦報告

2016年09月12日 01時18分13秒 | その他の活動連絡・報告

今回もお送りしますGP報告ブログです。一応わからない方も想定して書いてはいますが、MTGの話しかしない上に多少心得がある人向けの報告なのでよろしくね(そろそろ環境が変わるので始めやすい時期です。是非)。
GPについては過去記事を参照して頂ければ。舞台は京都。フォーマットはチームリミテッドです。
チームリミテッドは3人チームの団体戦です。ブースターパック12パック(今回は異界月8パック、イニストラードを覆う影4パック)を使用し、そのパックから出たカードを用いて40枚以上のデッキを3つ作ります。その後各チーム定められた座席順でそれぞれ対戦する形式です。3人のうち2人先に勝った方の勝利となります。個人競技の団体戦をイメージするとちょっとわかりやすいかもしれません。
今回サークルからは3チームが出場しました。

チーム名:葦石飯
ヒミコ/ジョー/イサム

チーム名:神戸J(ungle)-SPEEDの会
サミー/みのる/ぺこ

チーム名:G-Link
ゆめはら/God/じゅぴたー

デッキ構築
まずはパックを剥くところから。いいレアを剥けばプレイングを補って余りある性能を発揮するのはリミテッドの常というところです。
ここでチーム葦石飯、テーブル向かい側のチームがアヴァシンとリリアナと罪人への強襲と一枚で勝てるレアを剥くところを目撃しいきなり意気消沈。更にリミテッドでは一番役に立たないレアこと無害な申し出をイサムくんが剥いてしまい、リミテッドではそれなりだが全体として地味な(もっと露骨にいうと高額レアが存在しない)カードプールになってしまいました。一方G-Linkはリリアナとタミヨウを剥き上々のスタート。ジャングルスピードもそれなりに強いですがただ強とまではいかないプールをゲット。
チームリミテッドにおいてもっとも難しいのはここからの構築です。5色から2色を選んでデッキを作るリミテッドの基本を3人全員が素直にやろうとすると最低一色は2人で共有する必要があります。また5色全部強いプールはまず存在せず、3人のデッキをどれだけ強く組めるかはこの矛盾と戦わなければなりません。例えば葦石飯のプールだと専用パーツの多さから赤青は確定、強いカードを固めて運用しやすかった白緑は確定したものの、3つめのデッキがどう作っても2色では作れず、ギリギリまで悩んだ末最終的にギサとゲラルフを軸にレアパワーで全体の弱さをごまかすエスパー姉上デッキ(命名:イサム)を作りました。
葦石飯はヒミコが氷の中の存在入り赤青、ジョーくんが白緑装備品ビート、イサムくんが姉上デッキを使用。写真はエスパー姉上デッキです(土地は省略)
https://pbs.twimg.com/media/Cr_wLggUAAECzV_.jpgジャングルスピードはサミーさんがエースデッキの黒緑、みのるさんがクソビート(レアが弱いのでとにかく高速で殴りきることだけを主眼においた形のアーキタイプ)型赤青、ぺこくんが青白人間現出昂揚(!?)(そんなアーキタイプは本来存在しないです)。
G-Linkはゆめはらがリリアナ入り白黒、Godさんがあまりもの赤青、じゅぴたーくんがタミヨウ入り青緑現出。
デッキを組終わったあとはリストを記入し、1回戦を待ちます。このリスト記入が曲者で、少しでも間違えるとペナルティが課せられることになります(持ち込み防止のための措置)。
全部で9回戦、6勝3敗で2日目進出です。

1回戦
葦石飯は10分待っても対戦相手が来なかったので不戦勝。まさかのラッキー展開。
暇すぎてバイヤーブース(カードショップが出張営業しているブース。高額レアやくじ引きの販売をしている)前にいるO保方くんに手を振ったらジャッジを呼んだと勘違いされました。
ジャングルスピードは幸先よく勝ち星を挙げます。
G-Linkは残念ながら黒星スタートとなりました。
葦石飯1-0
ジャングルスピード1-0
G-Link0-1

2回戦
全チーム勝利!
個人としては引きずり込みを霊魂破でコピーして相手のクリーチャーを2体どかしながら手札を増やしたのが気持ち良かったです。
葦石飯2-0
ジャングルスピード2-0
G-Link1-1

3回戦
ここでチーム葦石飯、ジョー君がデッキチェック(競技レベルのイベントではリストと実際のデッキが合致するかランダムに抜き打ちチェックを行います)でお呼び出し。リストの記入ミスで痛恨のゲームロス。結局全員ボコボコにされて負け。
他2チームは勝利。なおサミーさんは負けっぱなしでクソザコ呼ばわりされてた模様。個人戦績がボロボロでもチームメイトが勝てば白星になるのがチームリミテッドです。
葦石飯2-1
ジャングルスピード3-0
G-Link2-1

4回戦
ジャングルスピード、まさかの栄光の1卓。(基本的には番号が若いほど上位卓です。)
が、負け。
G-Linkは敗北。
葦石飯は勝利。
葦石飯3-1
ジャングルスピード3-1
G-Link2-2

5回戦
葦石飯はここでエスパー姉上が本領を発揮しイサム君初勝利で辛勝。
ジャングルスピードはぼろ雑巾(byぺこ)のように負け。
G-Linkはここまで好調を維持し続けてきたゆめはらがマッチを初めて落とし敗北。後がなくなります。
葦石飯4-1
ジャングルスピード3-2
G-Link2-3

6回戦
葦石飯はジョー君がほぼ勝確の盤面を築いたところで相手の不穏な動きが。墓地をおもむろに数えだし、「よし、唱えられる!」
そして飛び出す約束された終末、エムラクール。対戦相手にコントロールされたジョー君がプレミ(大嘘)を連発しまさかの敗北。
ジョー君「かーっプレミしたわー(棒読み)」
ヒミコイサム「すごいプレミでしたね(棒読み)」
ジャングルスピードは勝利。踏ん張ることに成功します。
ここでG-Linkは痛恨の4敗目を喫しドロップ。
葦石飯4-2
ジャングルスピード4-2
G-Link2-4(Drop)

7回戦
葦石飯は敗北。個人的には自分のクリーチャーに引きずりこみから取り繕いで熱錬金術師を複数回アンタップして勝利してうまぶってましたが無念。
ジャングルスピードはぺこくんが超弩級のミスをやらかし国内に数人しかいないレベル3ジャッジが呼ばれゲームロス。そのまま敗北を喫します。
これで両チーム後がなくなります。
葦石飯4-3
ジャングルスピード4-3

8回戦
葦石飯、ジャングルスピードともに勝利し、なんとか首の皮を繋ぐことに成功します。ちなみに卓が隣同士でした。
葦石飯5-3
ジャングルスピード5-3

次2チームとも勝てば晴れて2日目進出。一緒に進めるか!?
という話と同時に、ある可能性がささやかれました。
みのるさん「最後に当たるんやな」

9回戦 
葦石飯VSジャングルスピード

何というフラグ回収。なんというブログ記事的にはおいしい展開。
サークル的には絶対に二日目進出チーム誕生ということである意味ベストムーブ。

先鋒:ヒミコVSサミーさん
先行を取ったサミーさんが1ターン目のベストアクションである墓所破りをプレイ。除去されるもサミーさんは回収し再キャスト。ゾンビ量産体制に入ります。
しかしヒミコサイドから繰り出されたのは集合した頭目。チャンプブロックも複数ブロックも許さないクリーチャーを前にサミーさんは対処できず敗北。
2ゲーム目とかもう覚えていないんですけど多分適当に飛行でどついてたらサミーさんの命が尽きてたんだろうと思います(うろ覚え)
中堅:ジョーくんVSみのるさん
2ゲームともジョー君のごり押しビートダウンにみのるさんが対処しきれずジョー君の勝ち。
特に2ゲーム目はみのるさんがダブマリしてたことが響きました。
大将:イサムくんVSぺこくん
遠かったのであまり見えなかったんですが、謎デッキ対決は最終的にぺこくんが勝利しました…と思ってたんですが、どうもイサム君が勝ったらしいです。知らなんだ。
葦石飯6-3
ジャングルスピード5-4

というわけで葦石飯が2日目進出に成功しました。


2日目
デッキ構築
2日目は競技レベル「プロ」になるので、事前にパックチェックされています。
……がなぜかイニストラードを覆う影のパックが中国語になっていました。謎すぎる。
というわけで(foilサリア入り)パックを回収され新パックから環境トップレアとの呼び声高いアヴァシン、オリヴィア、呪文捕らえといった強力レアが次々出てくるボムまみれパックをゲット。
これはもらった!……と思いましたが、組んでいる中で「妙だぞ…」となっていきました。
その原因は除去です。プール内に除去がかなり少なく、青はバウンスが1枚のみ、白と緑に至っては除去0枚です。
やむを得ず白黒タッチ赤、ビート型赤青黒緑を組んで使うことにしました。
必ずしもベストとは言えませんが、ベターな選択だろう。
と思い臨んだ10回戦―

ジャングルスピードとの死闘に全てを出し尽くした葦石飯は

続く3回戦連続

ウソのようにボロ負けした

これが現実……ッ!

というわけで悲しみの6-6でドロップでした。一回は勝ちたかったな……

余談ですがジョー君はまたしてもエムラクールで対戦相手にコントロールされてました。ええ……(困惑)

この後は各々サイドイベントに参加したり、延々フリーマッチに興じたり、商品のパックで適当に遊んだりしました。


 以上で簡素にですが報告をさせて頂きます。私個人としてはチームリミテッドという仲間がいなければできないフォーマットでサークルの人とともに挑むことができ、うれしく思います。
またみんなでリミテッドしましょう!


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