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生きてます byGHETTA

2008年08月22日 14時06分20秒 | TRPG関連
何か久し振りにデモンパラサイトです。でも何か別のものが混じっているような気がしてなりません。

デモンパラサイト小坂シリーズ第二百八話
『寿家の家庭事情』

参加された方々(中の人は二人ですが)です。

文楽座 瑠璃(ウォーコイト・ドラグーン/ゴンタ)
何か仕事が無くて色々とやさぐれている文楽座家家長。今日もセラフィムで暇してる。
だからといって虎千代に絡まないで下さい。

紅 麗美(ファランクス・カラドボルグ/ゴンタ)
弱いものには圧倒的に調子に乗る御嬢様。珍しく(というか、本来あまりあってはならないのだが)似非吸血鬼と避けている瑠璃とともに行動。
身長が二センチ伸びたそうです。やったね!

朝峰 燈馬(アルバレスト/00doll)
上記の二名の中に入り込み、只管に翻弄されるかと思いきや、案外上手く立ち回る青年探偵。
土地代でお金が入ってくるから探偵業では儲けなくてもいいんですよー。

横太郎(ドラグーン・ガントレット/00doll)
セラフィムにやってきたらジョーさんはいなくて、その代わりに虎千代に助けを求められた雀様。何となく興味を持ったので同伴。
やっぱり瑠璃と麗美のうち、最低一人はおかしいですよねー。

参加チーム名『チーム名ダブルヴァンパイア』
      『人と雀様』

或る日の昼頃のセラフィムにて、ジョーさんらが昼に出てしまい、暇そうに瑠璃が留守番をしていると虎千代が尋ねてくる。
ジョーさんに頼み事をしに来たのだが、瑠璃しかいないのを見て回れ右しようとする虎千代に瑠璃が《魅了》判定を行い、泣き落としに。しぶしぶ虎千代が話し始めるに、
「最近ウチの店に変な外国人が来るんだ。ガタイもいいし、何か訓練でもしてんのか、身のこなしが常人とは違う」
其れを聞き、一体何のお店?と急に元気になる瑠璃。

虎千代の母親が経営している飲食店『寿虎(ほぎとら)』
初めのうちは夜のバー的な店を目指していたのだが、何時の間にか食事も出すようになり、開店時間が夜から夕方、昼前へと移行してしまい、ただの食堂になってしまっているらしい。
しかし、最近怪しげな外国人二人組み(二人組みだが毎回人が異なる)が食べにやってくるらしく、何か危ない事でも起こるのではないか、と虎千代は危ぶんでいる。
出来れば、ジョーさん辺りに調査して欲しかったらしいのだが……
瑠璃「どうせ私とかに回ってくるわよ」

そんな話をしていると、徐々にセラフィムに集まってくる麗美、横太郎、燈馬。飲食店なら序でに昼を食べに行こうと、一同出立。

『寿虎』に着いた一同。外見は一見普通の飲食店。
瑠璃「本当にバーを目指していたの?」
中を空けてみると、其処には奇妙な風景が広がっていた。
天井にはマヤ文明の壁画らしきものが貼り付けられ、壁には怪しげな仮面がぶら下がっており、カウンター席には某宇宙人らしきものが人差し指を客に向けている。
そんな不気味な小物があちらこちらにあるが、一応そこそこ盛況らしく、虎千代の母親らしき人(とは言え、外見20代後半にしか見えないが)が和服で忙しそうに働いていた。
寿 桜(虎千代の母親)「あーん、虎千代ちゃーん。助けてー」
慌てて和服を店に入る虎千代。一同はカウンター席にてそれぞれ、矢鱈と多国籍なメニューの中から注文をする。
出てきたのは達成値30越えの料理。一同感服。

忙しい時間も過ぎ、夜の仕込みを始める桜の前で酒を注文し、飲み始める瑠璃。内容は家長としての愚痴の類。主に瑪瑙の事。対応する桜さん。話は色々巡り、虎千代の父の話(十年前に死去。原因は悪魔憑き同士の試合)の話やら、最近虎千代ちゃんもビームサーベルやら光線銃に興味が出てきたらしいのよー、的な話にも及ぶ。
やがて酔いが回って虎千代の部屋に運ばれ、虎千代に、お父さんの仇を討とうと思う?と問う瑠璃。虎千代は、どうでも良いよ、それより母さんの方が心配だ、と答える。また暫く会話。なぜか燈馬の話に。
瑠璃「燈馬ちゃん、御両親が亡くなられたらどうするつもりなのかしら?」
店内に置いてきたアリスが燈馬に聞くと
燈馬「あ、いえ、土地代とかで生活できますから」
…………そしてアリスの機嫌が悪くなる。

瑠璃が虎千代の机の引き出しを開けて光線銃やらビームサーベルやら見つけたり、或いはクローゼットを開けてチャイナ服やら執事服やら夜の人の服やら(これらは全て店の制服。桜さんのその日の気分によって衣装が変わる)を見つけたりしている内に夜になり、例の外国人の二人組みが現れる。

桜さんやら店やらを矢鱈と気にしている二人組みが帰るのをこっそりとつけると、二人は店からさほど離れていないビルの中へと姿を消した。

瑠璃が人形で中を偵察しようとすると、扉を開けて出てきた白スーツのヒゲ紳士に人形が銃で撃たれてしまう。
明らかに人形の不審な動きにウォーコイトの能力によるものだとばれてしまい、ビルの窓から外国人達が特殊なスーツに身を包んで窓から地面に降り立ち、白スーツの男は翼を生やして寿虎の方へと飛んでいってしまう。慌てて寿虎に戻る瑠璃と横太郎。

麗美は地面に降り立った、特殊スーツに身を包んだ悪魔憑きではない連中をいいように弄び、カリスマがあがったらしい。

白スーツの男が寿虎に着いた頃、寿虎の屋根の上に一人立つ女性、桜さんが白スーツを迎える。
そこで追いつく瑠璃達。桜さんに、ここは私達に任せてください、と強く主張。桜さんはわりと簡単に承諾し、次の瞬間に姿を消してしまう。

白スーツと戦闘になるかと思いきや、少々会話。何故この家を狙うのか、という問いに対して白スーツ(名前はサー・インデュアル)は、三十年前に我々が輸送していた物品『黄金戦車』を奪われたので、其れを取り返しに来た、という。
疑問に思い、一旦寿虎の中にいる桜さんに話を聞きに行くと、

その昔彼女はトレージャーハンターをしており、その時に彼ら、英国博物館所属陸軍特殊捜索部隊が輸送中だった黄金戦車を盗んだらしい。理由は、欲しかったから。

説教は後にするとして、とりあえず戻ってくる一同。当然麗美も既に追いついている。

黄金戦車をどうするつもり、と聞かれて、軍事利用するつもりだ、と答えるサー・インデュアル。これは良くないと、一同は彼を叩きのめす事に。
また、どうにかして倉庫にあるらしい黄金戦車を奪おうと、サー・インデュアルも行動を開始しようとする。
そして倉庫に近付いた敵の部隊が、そのまま無理矢理倉庫の中に入り込むも……

兵「こ、これは何だ……うわー!」

倉庫が爆発、中からでてくるはドラゴンにキャタピラと大砲のついたような黄金の塊、起動した『黄金戦車』。
無力化せねば本国に持ち帰れない為、サー・インデュアルが闘いを挑もうとするも、
GM「《加護:ニョルド的なもの》」
10d6の神属性ダメージを食らって彼は倒れてしまいましたとさ。

暴れだそうとする神の物品。如何にか止めようとする瑠璃達。何か奇妙な神の奇跡が起こっているけれども、きっと其れは気のせいだろう。

何とか戦車の動きを止めることに成功した一同は、ジョーさんと日輪さんに連絡。

かくして、桜さんが200年かけて集めた危ない物品達(オーパーツやら何やら)は其れ相応の場所に補完される事になったとさ。



まあ、あれです。虎千代は母親が既におかしくて、そういう運命から離れられない、って事です。

そんなシナリオでした。参加された方、お疲れ様です。

ねこねこファンディスク4

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