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平日昼休み 放課後 見学自由
毎月第4日曜に定例会やってます

異世界の土を踏んで  Byむっくどりる

2007年11月30日 19時13分49秒 | TRPG関連
 いつもどおり,昼休みには顔を出せないのでその報告はありません。代わりに放課後の活動報告を。当日は2卓立ち片方は私やテーシオ氏、ミドリ君、GHETTA君の行ったSRSキャンペーン(マスターみたいな作業をしてくれたのはGHETTA君)。もう片方は私は把握していません。記憶が確かなら東京君がマスターを行っていたと思われますが・・・。

■概要
 此度からキャンペーンはシナリオクラフトを用いたお手軽なものに移行していきました。お話は「基地防衛(自分たちの拠点であるぼろい建物が政府の戦闘部隊に襲われるお話)」。又、新規のキャラクターも参戦し既存のキャラクターは成長しております。

■プレイレポート
 物語としては新しい世界に来てどうしようかと言った所に刺客が現れて、返り討ちにした上に洗脳して仲間に加えてみた。そうするとその者の仲間が取り返しに来てどんぱちやらかすお話。

 兎に角敵がひっきりなしに攻めて来て戦闘が多かった(チャートを振った結果なのですが。)ので、拠点が常に膨大な敵に囲まれている状況。途中配下の人が「楽園と信じて付いて来たのに、こんなのいやだから投降する。」的な事をのたまって敵に降伏しに行ったり・・・まぁ、末路はご想像にお任せします。

 そんな中プレイヤーたちは誠実な少年が魔道書の手を離れて組織に染まっていったり(中野)、戦闘による弾薬消費の経済損失を嘆きつつ戦ったり(ラーズグリース)、災厄を持ち込んだ新人をいびりつつお酒を飲んでやさぐれ感満天だったり(毘藍婆)、エアー○○をしていたり(新人)。

 結末として奈落化して恐ろしい目をしている敵司令官を皆で撃退。ラーズグリースの攻撃力がやっぱり光ってました。又、毘藍婆も攻撃力の低さをニョルドで補っているのが上手いキャラ作成だと思う。実は恐るべき軍師を取得していた中野は処理が大変そうでした、まさかコレをとるとは。

新人、ベロニカ(アーティスト7/機人1)
 敵組織の刺客として送り込まれたが、返り討ちにあって洗脳された人。パーソナルクエストで没落貴族を引いているので売られて改造されたのでは?という想像が・・・。攻撃方法は音で楽器や兵器を作り出し、それで攻撃(まぁ、ぱっと聞いただけでは良くわからないなら参加者の方に聞いてくれ。)。データ的にはパーティに前線が足りなかったのでそのために作られた補助も出来る壁。ミューズ3連発はやりすぎたと反省していることだろう、多分。

 収支
資金>ぷらまい0
人材>+6(ベロニカ含む)
 お金がないのに人材だけが増えた(汗。大丈夫なんだろうか?


■〆
 最後に参加者の皆さんお疲れ様でした。今後もよろしく。又、もう人卓の参加された皆さんやマスターの方お疲れ様でした。

寝起きにはろくな事を思いつかないものだ by mono

2007年11月30日 05時12分12秒 | TRPG関連
ふと思いついてしまった事。夢から覚めた後に
夢の事を思いつくなんて因果なものである。


時は太照二十年(1932年)
帝都中坂に異変が起こる! 走れ!救国の帝国過激団!


某ゲームファンの方怒らないでね(笑

デモンパラサイト 小坂市リーズ第百三話(中坂シリーズ第四弾)「走れ救国の士」

今回は珍しい個別導入ですよ?(笑


久しぶりの帝都、中坂はそれはそれは静かなものだった。異変など全く感じる事は出来ない。だが、「彼女」は何かを感じ取っていた。

それに応えるように、部屋のドアがノックされた。

楓茶霖チャック・プリン(モリオン・ヴァンブレイス/安綱)
大陸、漫州(まんしゅう)帰りの帝国政府の間諜(スパイ)二十一の顔を持つと言われる凄腕の諜報員。普段は渋い中年男性の姿が多いのだが、その実態は幼女らしいですよ?

入って来たのは軍服に身を包んだ長身の女性。

NPC 神咲 真(かみさき まこと)少佐
どこからともなく現れる陸軍の諜報機関関係者。小坂とかいう世界でも同じような事をやってるとかやってないとか。プリンの正体を知っている数少ない人物。

プリン「ここが盗聴されてるなんて事はないだろうね」
神咲「そもそもここは貴女のセーフハウスでしょう?それとも私がヘマをやるとでも?」

プリン「(仮面をとって)ふーっ」

・・・何も言うまい(笑

神咲「貴女も春に起こった事件の事は知っているわね?」
プリン「軍の一部将校が起こしたクーデター事件のこと?」

我々の世界で言う五・一五事件である(1932/5/15)

神咲「失敗したものの、それに喚起されている連中がいるようでね」

神咲曰く、陸軍の神童(かみどう)大佐配下の士官達がクーデターを企てているのではないかという。が、残念ながら決定的な証拠がなく、処分ができずにいる。そこで、内地に戻って早々ではあるが、情報収集を依頼する。


???「若!若!起きてくだせぇ!」
???「ぅーん…」

枕元の時計は8時だった。だが、すんなりと起きれたのはなぜだろう?


猿渡 次朗(ヴォージェ・ドラグーン/ミドリ)
財政に余裕があり、大々的に活動している猿渡組の次男。父親の正次(まさつぐ)は意気軒昂、まだまだ現役なのだが…趣味に問題ありか?わりと組の者に頼りにされている良識家らしい(礼儀仁義初級持ち)でも、かちこm…「祭り」は大好きみたいですよ?

次朗「何があったんだ?まs・・・政」

NPC 政(まs…ではなく「せい」)
次朗のお目付け役のナイスミドルなヤクザ(意味不明)この中坂では慌てふためくのが仕事らしいです

政「ほら、若も御存知でしょう?おぺら…とかいうはいからな出し物をしている帝国過激団を」
次朗「(コロコロ)…おぅ、あれか」

巷でも割と有名だったらしい過激団。

政「組長が、それを見に早く出かけるぞって言ってますよ」
次朗「…何でそんなものを、面倒だなぁ」
太郎(長男)「大変だ!次朗!急いでくれ、親父が刀振り回してる!」
次朗「…しょうがないなぁ」

が、公演は翌日。徹夜で並ぶんだそうな。ご機嫌な組長を見てげっそりする猿渡兄弟であった。


この世界には不思議な力を持つ人々が居る。多くの人々はそんなものは迷信だと信じている。だが、そうではないと考える者も、少なくはなかったのである。

キャサリン=バネット(ファランクス/K)
「力」を研究する女性。その源は「霊力」であると信じて疑わない。霊力研究者としては一流だが、その空気の読め無さは超一流。が、刃物を持つと冷徹そのもの。研究者達をたきつけて戦いにまで行っちゃいましたよ?

???「キャサリンくぅーん!僕だよ!」

研究室のドアを叩く音。キャサリンはその男の声に聞き覚えがある。

NPC 佐藤 優次(さとう ゆうじ)
海外留学していた彼はキャサリンの同期生。「力」の正体を一種の寄生虫によるものだと信じて疑わない純粋真っ直ぐ君。が、一般には「霊力」さえ胡散臭く思われているこの世界。彼の研究は戯言と片付けられがちなのである。ちなみに娘の名前は唯で、過激団の正団員らしい。

佐藤「ぉーい聞いてくれよう」

キャサリン、超無視。…そのままフェードアウトさせたろかと思わなくもなかったです(GM本音 情報要らんのか、君は(笑

無視された佐藤は置き書きだけしてトボトボと去る。
置き書き曰く「神童大佐という研究予算を出してくれるパトロンができた。君の研究にも興味があるらしいから君も参加しないか?」

キャサリン「研究予算には興味アリマース!」

哀れな佐藤君はさめざめと泣くのでした。



朝起きると5時。枕元には海軍の制服と大尉の階級章。そうだ、自分は帝国海軍の大尉なのだ。あの大提督とは遠縁でもある…

東郷 征斗(ドラグーン/東 京)
帝国海軍大尉。あの日本海海戦の英雄の縁者(分家か何かだろう、多分)その身体能力は超人的。が、オツムは一般人と変わらないらしい。士官としては微妙だけど、その英雄には期待されているらしいですよ?

起床後、着替えていると訪問者。

NPC 東郷平九郎(とうごうへいくろう)退役元帥
日本海海戦で大国の強大な艦隊を破った世界三大四提督(ぇ)と呼ばれる偉大な海軍指揮官の一人。まさに生きる伝説、この時代の海軍軍人にとっては神の如き御方。ちなみに余命はあと二年という啓示を受け取ったとか。

東郷「と、東郷提督っ(敬礼)」
平九郎「まぁそうしゃちほこぶるな、君は私の身内なのだからね」
東郷「はぁ…」

そして平九郎は朝早くからの訪問の意図を語る。

クーデター事件を受けて陸海両軍に微妙な対立関係生じていた。そしてクーデターを企んでいる集団があるという噂もある。元帥の情報網からは陸軍の神童大佐、大河原技術少佐が怪しいという。大河原技術少佐は、蒸気機関全盛のこの世界で「油で動く機械」を作り、脚光を浴びている男だという。が、一方で海軍内部の反乱を疑う陸軍将校も多いらしく、陸軍に釘を刺す為にもなんとか彼らの計画を調べ、できれば未然にクーデターを防いでほしいという。

尊敬する元帥の頼みに東郷は一も二もなく首を縦に振り、敬礼するのだった。



朝早く起きるのは別に珍しい事ではない。が、起きた部屋には違和感があった。枕元には軍服と刀。後者には見覚えがあるのだが…

文楽座 瑪瑙(ファランクス・カラドボルグ/GHETTA)
帝国陸軍の新米少尉。名家の出身。家は姉に任せられ、本人は「花嫁修業の為」に軍に入れられたらしい。放蕩息子を軍に放り込むという話はよくあるのだが…。士官としては問題ありな気がする人二号。でもそこがイイ!と部下には愛されてるらしいですよ?

軍曹「少尉!少尉!起きて下さいよ!」
瑪瑙「少尉?」
兵士「文楽座少尉!そろそろ起きないと!」
軍曹「また大尉殿に怒られちゃいますよ!」

なんとなく首を傾げつつ、服を着て部下達に連れられて兵舎の前庭に。朝っぱらから「ありがたいお話」をしてくださる上官の大尉。遅刻ぎりぎりで到着した瑪瑙に彼からのお咎めはなかったが、大尉は瑪瑙に連隊長が呼んでいると告げる。

多分遠目にしか見た事のない5階級も上の方(大佐)からの呼び出し。覚悟を決め、瑪瑙は連隊長の部屋をノックするのだった。

瑪瑙「ぶ、文楽座瑪瑙少尉、入ります!」
??「ぉ~入っていいぞ」

NPC 小林 芭蕉(こばやし ばしょう)大佐
どこかの課長っぽい仕草が気になる瑪瑙の所属する部隊の連隊長。どうやら娘をよろしくと頼まれている模様。ある意味、部下の扱いには困っているようだ。

大佐「(指を鳴らして煙草に火を点けようとして)…おっと、禁煙だったか…」
瑪瑙「…?」

クーデター事件を受けて陸海両軍に微妙な対立関係生じていた。そしてクーデターを企んでいる集団があるという噂もある。大佐の情報網からは陸軍の神童大佐、大河原技術少佐が怪しいという。大河原技術少佐は、蒸気機関全盛のこの世界で「油で動く機械」を作り、脚光を浴びている男だという。が、一方で陸軍内部の反乱を疑う海軍将校も多いらしく、海軍に隙を見せない為にもなんとか彼らの計画を調べ、できれば未然にクーデターを防いでほしいという(どこかで見た文章とか言うな!(笑

瑪瑙「はぁ…つまり、成敗すればいいんですね!?」
大佐「いやだから穏便に済ましたいんだが…」

何となく不安になりつつも大佐は瑪瑙を送り出したのだった。ちなみに、大佐の部屋から出ようとしたら、脱兎の如く離れていく足音や、ドアを開いた後に瑪瑙の部下の一人が転んで取り残されていたり。部下には愛されているようである。


神童大佐やその部下の動きを調べる軍関係者の面々。どうやら彼らは「おぺら」を見に行くらしい。各々劇場に向かう。ちなみに帝国過激団は神童大佐が出資しているらしいという事も判明。キャサリンは研究所に案内され、神童大佐、大河原技術少佐とともに「おぺら」を見に行く事に。次朗、引き続き並んでいる。勿論先頭(笑

帝国過激団の舞台への観客入場が始まる。忙しくもぎりを切っているのはジョーさん。会場は満席。神童大佐は最前列、キャサリンもその横。その後ろに海軍制服のままの東郷。瑪瑙は舞台裏に回る。プリンもそれらしい格好で会場へ。次朗はやる気なく観客席中ほどへ。今度は観客整理と警備を始めるジョーさん。

舞台が始まると『「おぺら」を明らかに勘違いしたアクションショー』が始まる。

帝国過激団華組
ジョーさん
白石さん
紅麗美
佐藤唯
文楽座瑠璃…と思しき仮面の女
Dr.某
逆鬼 妖九

…ごめんなさい(笑

車を投げたり、霧になって消えてみたり、銃撃戦が始まったりとか、投げた人形が爆発したりとか、登場人物の怪我が一瞬で治ったりとか、何か叫びながら天井から降ってきたりとか、客席と舞台の間に氷の壁が一瞬出現して破片を留めたりとか(以下混沌

で、その最前列で飛んできた銃弾を華麗に避けながら密談をする神童と大河原。その横で寝てるキャサリン。聞き耳立てようとして護衛に気付かれるどこかの海軍大尉。乗り気でなかった割には「ひゃっほぅっ!祭りだぁ!おもしれぇ!」と組の者全員と熱狂する次朗。そんなの関係なく舞台裏でスタッフの苦労話を聞かされる瑪瑙。どうやら、過激団の運営に回されている予算の割には給料が少ないらしい。プリンは東郷が気付かれたせいでろくな情報を得られず、神童大佐の車の運転手と入れ替わる事にする。

閉幕後、神童と大河原はキャサリンを連れて車で移動。プリンとキャサリンは二人の密談に聞き耳を立てるも神童のよく分からない台詞しか聞きとれず。

瑪瑙はどうしたものかと考えるが、大佐が車で現れる。

大佐「瑪瑙君、コレを使いたまえ」

大佐が出したのは自転車。瑪瑙は自転車で蒸気車を追跡。神童、大河原、キャサリンはそれに気付けなかった。気付いたプリンはこれを無視する事にする。

東郷は平九郎の配下がよこした車で移動。私服に着替える。

大満足で家に帰る次朗。でも兄の顔は曇っていたり…


神童の車は研究所に到着。キャサリンは自分に用意された研究室に行き、研究に没頭。プリンは衝動第一段階で変身系を振るも、慌ててトイレに駆け込んで難を逃れ、彼らの入って行った部屋の天井裏に隠れる。厳重な警備体制が敷かれており、瑪瑙しばし呆然するも、透明化して侵入。東郷は警備体制の隙を突いて彼らが見える窓際に走り寄る。

神童と大河原の密談に聞き耳を立てる男女三名。外から聞き耳を立てる二人は声を聞き取れなかった。天井裏のプリンは二人の会話を聞き取るが、抽象的な内容でよく意味が分からない。が、その後に銃声。警備兵が走り回り、駆け付けた警察が入口で兵士と押し問答を繰り広げる混乱になり、その隙に三人は撤収する。

一方、猿渡組。政に呼ばれた次朗。部屋の隅で「の」の字を書く正次と兄。どうやら正次は過激団に入れ込むあまり、組の金を使い込んでいたらしい。が、組員の多くも過激団の「おぺら」にぞっこん。軽いお咎めで済んだとか。


そしてその日の夜、帝都に爆発音が鳴り響く!

帝都を進むのは霊力で動く人型蒸気機関兵器!そしてその後に続くファンたち。勿論その中には猿渡組組長とかも混ざっていたとか。駆け付けた次朗、これが兄の誕生日の為の「祭り」だったのだと聞かされ、「準備してねぇよ!」と絶叫。だが、構成員たちが屋台などを出し始め、兄と自分だけが蚊帳の外だった事に気付く。が、「祭り」ができるならいいやとファンと共に組員全員で過激団に続く。

研究所からはそれをクーデターだとして大河原技術少佐指揮の下、かなりの数の戦車や兵士を乗せたトラックが出発する。東郷、プリンは混乱に乗じ、研究所に潜入。東郷は避難するキャサリンに怪しまれ、殴りかかるもかわされ、大河原を怪しんでいたキャサリンの協力もあり、大河原の部屋を二人で捜索する事に。が、大河原は巧妙に計画を隠匿していたらしく(隠密の判定でクリティカル)空振り。プリンは過激団の帳簿を洗い(資金提供元のかなり上位に猿渡組があったらしい)かなりの額が研究所に流れている事を確信し、証拠として確保する。

過激団は研究所からの「鎮圧部隊」によって蹴散らされる。各々ギャグキャラ的に吹っ飛んでお星様になったりしたので生きてるはず。が、「鎮圧部隊」はそのままの勢いで帝都の各方面へと散っていった。そう!彼らこそがクーデター部隊だったんだよっ!「よくも過激団を!」「仇とったらぁ!」「俺達の祭りを邪魔しやがって!」とクーデター部隊を猛追する猿渡組。ちなみに先頭は刀を抜いて爆走する正次(笑

キャサリンは東郷と別れ、兵士の誘導で避難するも、刃物を持って性格が豹変。近くの研究者たちを焚きつけて大河原への復讐の為、首相官邸に向かう部隊に大河原がいるとの情報の下、彼らとともに首相官邸へ。

東郷は何としても首相を守らねばと官邸へ急行するも、現地の警備は腰を抜かしていて首相の居場所すらつかめていない有様。

プリン、神咲の指示で首相官邸に向かう部隊を足止めする為に急行。

瑪瑙、戦車部隊の前に立ち塞がり、指揮官らしき大尉(GMは意識してなかったんだけど、連隊長からの呼び出しを伝えた瑪瑙の上官も大尉だったね)と要領を得ない問答。「力」で戦車を止めるが、大尉とその部下の二輌には効果なし。

大尉「馬鹿め!そんなモノが効くと思ってか!」
部下「これを見ろ!霊力除けのお札だ!」
大尉「そうだ!だからそんなモノは効か~ん!!!」

…皆さん、プラシーボ効果って知ってます?信じる者は救われるという事らしいですよ?

動かなくなった車両から降りてきた40名の兵士(5名一組のエネミー扱い)と戦車二両は「偶然」居合わせた彼らを駆逐せんとする。残りの兵士は首相官邸に突入したり、正次率いる猿渡組構成員と大乱戦を繰り広げる。


戦闘です。戦車側は1ターン目は相手を甘く見てダブルムーブを使用せず「今度は本気でいくぞ」と2ターン目からダブルムーブを使用。

使える者は使うべきとプリンは全員を援護。

瑪瑙は範囲攻撃で兵士をほぼ一掃、更に4回攻撃するも装甲の厚い戦車相手に苦戦。しかも大尉は「見える!その太刀筋は見切った!」とか言って3回目の攻撃を常にクリティカルで回避(謎)

東郷の攻撃にはさすがの戦車もこたえたのか、配置の悪さもあってキャサリンともども二両が使う射撃・特殊の範囲攻撃の最優先目標となり、巨大化も祟って回避できず、戦線離脱。

祭りを邪魔された怒りの次郎、東郷戦線離脱後の標的となるも、無属性攻撃は彼には通用せず。

大尉「ば、馬鹿なっ!直撃のはずだっ!」(達成値31)

続いて彼の攻撃に対しカウンターチャージするも

大尉「馬鹿なぁっ!?轢いてもかすり傷一つないだとぅ!?」

そしてプリンの挑発に乗り、大尉はプリンを次の射撃目標に。

大尉「馬鹿め!消し炭にしてくれるわ!」(クリティカル)
プリン「馬鹿は貴方です」

最終能力で跳ね返され、戦車大破。※ちなみにここでGMがミス。大尉は40m離れて射撃したので本当は返せてません。でも流れ的におもしろいからいいよね(笑

大尉「そんな馬鹿な~~~~~っ!!!」

絶叫とともに戦車は爆発。まぁ、先に法則とか無視してたのあんただしねぇ(笑


で、各地での騒ぎも下火となり、帝都を救った彼らは別々の方向へと去っていく。


次朗、尚も兵士を追い回す正次を組員と一緒になだめ、サイレンを聞いてずらかる。この一件での浪費が猿渡組の後の縮小に繋がったかは定かではない。そして今日の「祭り」に満足しつつ寝床につく。……起きたらなんか楽しい夢だったなぁってだけで全部忘れてるよね~(ぁ


全てが終わった後、全裸の東郷。海軍の車が止まる。なんとその中には平九郎。全裸で敬礼。苦笑しつつ車内に東郷を招き入れた彼は預かっていた制服を渡し、海軍省に向かっていたクーデター部隊が鎮圧された事を伝える。ちなみに、首相は暖炉の中に隠れていて、真っ黒になっていた為、クーデター部隊もまさかこんな酷い恰好の男が首相とは思わなかった為に助かったらしい。尊敬する提督からの労いの言葉を胸に寝床につく。……起きたら暇つぶしの種として家系図を洗い出すんじゃなかろうか?


大河原がいなかったので落胆する研究員たち。そこに現れたのは佐藤。佐藤曰く、大河原は陸軍省に向かっていたらしいが、その部隊も鎮圧されたらしい。どうやら、自分の戦車を大規模に採用するのを渋ったのが気に入らなかったらしい。もっとも、彼の持論は強大な軍事力を持っていれば、今、政治的に微妙な立場にある日本を守る事も出来るのではないかというもので、そこからクーデターに走ってしまったのだろう。が、例によって冷たくあしらわれる佐藤。密かに、金輪際もう会わない事にしようと誓うのだった。……起きたらいつの間にか寝ている間に手に持っていた刃物を落として我に返るんじゃなかろうか。


正規部隊が来る前に現場を後にするプリン。が、そこに近付く気配。少し硝煙の残り香がある神咲少佐だった。資料を受け取り、働きを労う。

プリン「どうしたんですか?その格好」

神咲「あぁ、ちょっと大河原をね(首を掻き切る仕草)」

プリン「ご苦労様です。ところで、次の仕事があるんじゃ?」

神咲「……ふぅ。本当は、少し休暇をあげたいんだけどね。今の情勢じゃそれもかなわないかしらね」

神咲は連絡方法を伝えて去って行った。そしてプリンは自分のセーフハウスへと帰っていく。また、過酷な任務に違いない。だから、今夜くらいは休息したいものだ。……起きたら「ふむ。最近少し疲れているのかもしれませんね」の一言で済まされるそうですよ?


そして…衝動表で「定着」を振った瑪瑙。変身状態のまま。陸軍省へのクーデター部隊を鎮圧した後大急ぎで駆け付けた大佐は何となく出てこれずに遠目に見守る。そう、家を守っているはずの姉とその妹の会話を。その夜、戻ってこない上官を心配する部下達が兵舎から抜け出して憲兵に説教を受けたかどうかは定かではない。……起きたら姉と妹の微妙な沈黙が文楽座家の朝の食卓を支配したかもしれませんよ?


………長っ

シナリオノート一頁分のはずのモノがここまで大きくなるなんて。やはり、起きた後に見る夢なんて碌なものではないですよ、ホント。

ちなみに、神童(かみどう)大佐は身代りらしき射殺体が彼の制服を着用していたのが見つかっただけで、本人は行方不明。彼が口走っていた「計画」というのは「帝国過激団が偽のクーデター部隊を鎮圧する」という宣伝の事だったんだよっ!大河原はそれを利用した、というわけ。

分かっているとは思うけど念のため
一佐→小林芭蕉大佐
マスター・アイアン→大河原鉄郎技術少佐

今回の目的はこれで半ば達した。そう、彼らの本名を晒す事(笑

もう一つ?それは、NPC説明をよく読むことだね

ねこねこファンディスク4

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