この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

十三日の金曜日。さらに仏滅。

2012-07-11 22:46:19 | 戯言
 明後日、七月十三日はいわゆる「十三日の金曜日」ですね!!
 しかもただの十三日の金曜日ではないですよ!!
 十三日の金曜日の上に、さらに仏滅なんです。
 こりゃもう何か悪いことが起きないわけがないですね。
 きっと世界中で天変地異が起こりまくりで、殺人鬼がばっこんばっこん人を殺しまくって、ジャンボジェット機がどっかんどっかん墜落しまくるにちがいないです。
 想像するだけでワクワクしますね!!

 嘘です。
 嘘というのは、天変地異を想像してワクワクする自分の鬼畜な心理、、、もですが、そもそも統計上、十三日の金曜日だからといって特に悪いことが起こるというわけではないそうです。
 それどころか逆に十三日の金曜日は普段より事故が少ないそうです。
 これは十三日の金曜日だから何か悪いことが起きるに違いない、と人々が思って、いつも以上に車の運転などを慎重にするから、だそうです。
 だったら毎日が十三日の金曜日だったらいいのにね。笑。

 十三日の金曜日が不吉な日とされることにこれといって根拠はないそうです。
 また西洋で13が忌み数とされることにもやはり根拠はないそうです(俗説はいくつかありますが)。
 というか、人々の間で十三日の金曜日が不吉な日としてはっきりと認識されるようになったのは、『13日の金曜日』というホラー映画がヒットしてからみたいですね。
 ジェイソンくん、頑張ったからね。笑。

 さて、日本人は六曜を重用しますよね。
 六曜は日々の暮らしに何かと影響を与えていますが、一番わかりやすい例は結婚式を大安に行う(仏滅には行わない)ことではないでしょうか?大安に結婚式を行ったからといって離婚しないってわけじゃないのにね。笑。

 それでもだいたいのカップルは結婚式を大安に行うわけですが、中には何かしら事情があって仏滅に結婚式を挙げるカップルもいるわけです。
 しかし、さすがに十三日の金曜日の仏滅に結婚式を挙げたカップルはかなり少ないみたいです。
 でも過去にはいたんですよ、そういうカップルもね。
 二人がその後、どうなったか、知りたくないですか? 
 十三日の金曜日の仏滅に挙式したカップルのその後は、こちら
 やっぱり迷信はあくまで迷信でしかないってことですね。笑。
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パフォーマンス、イニシアチブ、バイタリティ、コンプレックス、三谷幸喜著『清須会議』。

2012-07-10 22:37:01 | 読書
 三谷幸喜著『清須会議』、読了。

 このブログを読んでくださっている方の中でも三谷幸喜ファンは多いんじゃないかと思います。
 まぁ多いと思うだけで別段その確認はしてないのですが(多いよね?)。

 その人たちがいつぐらいから三谷幸喜ファンになったか、当ててみましょう、『古畑任三郎』からじゃないでしょうか?それも第二シーズン。違うかな?違わないかな?違わないこともないかな?ま、どっちでもいいんだけど。笑。

 自分が三谷幸喜のファンになったのは、テレビで『古畑任三郎』を見たから、ではありません。
 確かに『古畑任三郎』を見てはいたけど、熱烈なファンというわけではありませんでした。
 じゃ、いつかっていうと、それは本屋でジャンプノベルズの『大根性』(の前編)を読んだ瞬間、でした(今となっては昔のことだけど、ジャンプが小説に力を入れていた時期もあったのです。そのおかげで直木賞作家である村山由佳が存在します。)。
 『大根性』を読んで、自分はこの人には一生ついていこう、って思ったんです(見てない作品もありますけどね。『今宵、宇宙の片隅で」とか。あれはストーリー以前にメインキャストの二人が大嫌いだったので。)。
 もうそれぐらい、『大根性』を読んでいて、それこそ腹が捻じれるかと思うぐらい笑えました。
 自分は今でも三谷幸喜の最高傑作は『古畑任三郎』でも『王様のレストラン』でも、『the有頂天ホテル』でもなく、『大根性』だと信じて疑っていません。
 だって本を読んでいてあんなに激しく笑ったのは、後にも先にもないもの。

 その三谷幸喜が前作『俺はその夜多くのことを学んだ』以来十四年ぶりに小説を上梓しました。
 それが本作です。
 まぁぶっちゃけ、傑作だった『大根性』に比べ、さすがにそこまで笑えはしませんでした。
 三谷幸喜ファンなら読んで損はないと思うけれど、、、どうかなぁ?

 タイトルの「パフォーマンス、イニシアチブ、バイタリティ、コンプレックス」は本作の中から適当に抜き出したカタカナ語です。
 そう、本作は羽柴秀吉やお市の方が出てくる時代物でありながら、現代語訳と称して、地の文にフツーにカタカナ語が出てくるんです。
 なるほど、現代語訳ときたか、三谷幸喜も上手い手を考えたものだな、と自分は思ったのですが、ネットではそれがあまり評判はよくないみたいですね。
 まぁ時代物っぽい時代物を求めて、「イニシアチブを筑前に取られることはなかった」なんていう文章を目にしたら、腹も立つかもしれませんね。

 自分的にはそれよりも、一人称多視点で描かれた本作が、どう映画になるのかに興味があります(本作は来年三谷幸喜本人がメガホンを取って映画化されるらしいです)。
 一人称多視点の小説って映画にはしにくいはずですけどね。
 だってナレーションだけで構成されてるお話ってことですから。
 まぁどう映画化されるにせよ、個人的には駄作だった『ステキな金縛り』よりはマシな作品にはなるだろうなと思っています。
 いや、そうでないとほんと三谷幸喜ファンを止めざるを得ないですからね。。。
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子供向けではなかった『コドモ警察』。

2012-07-09 23:03:51 | テレビ
 先週の土曜日は仕事が休みでした。
 仕事が休みだから前の日は夜更かししました、、、ということもなく、いつも通りシンデレラの魔法が解けるころには床に就きました。
 うわっ、夜更かし出来ない体になってしもうた!!(←ジジィだよ)
 
 休みというのにいつも通りの時間に起きて、朝食を取り、睡眠は一応取れてるはずなのに二度寝。
 ま、休みだからいっか♪と自分で自分に言い訳をしてみる。
 
 十二時前に起き出して、昼食を取り、お腹が充ちたので、今度は昼寝。
 さすがにこの時点で眠り過ぎだろ、もっと有効に時間を使えよ!!と思いつつ、布団に包まると眠りに落ちる自分。

 結局土曜日は、十五、六時間ぐらい眠ってたんじゃないでしょうか。もっとだったかもしれません。
 これだけ眠ると眠り過ぎで気分が悪かったです(贅沢過ぎるわ!!)。

 日曜日はさすがに早起きしました。
 この日は免許の更新に行かなくちゃいけなかったので、ある程度は早めに起きなくてはいけなかったのですが、それにしても早く起きました。
 時計を見ると5:45。
 いくらなんでも早起きしすぎ。笑。
 まぁでも習慣でテレビをつけました。ろくな番組をやってないだろうな、と思いながら。
 そしたらちょうど放映してたのが『コドモ警察』でした。
 これが、かなり面白かった!!
 悪の組織によって体が子供にさせられた刑事たちの活躍を描く、前代未聞の刑事ドラマです(前代未聞というか、プロットは『名探偵コ○ン』の丸パクリだよね。笑。)
 まだ三話目しか見てないけど、ネタが結構マニアックで笑えて、続けて見てみようかな、という気になりました。
 主役のデカ長を鈴木福が演じていて、彼を『マルモのおきて』で初めて見たときは芦田愛菜の付け合わせぐらいにしか思わなかったんですが、今では芦田愛菜以上の売れっ子ですよね。
 『マルモ~』が終わったら、消えるだろ、なんてひどいことを思ってゴメンよ!!

 それにしても日曜日のこんな朝早くに深夜枠のドラマを放送して、誰が見ると思ってるんだろ、RKBは(まぁ自分はたまたま見たけどね)。

 ちなみに免許更新から帰って、夕食前にやっぱりひと眠りしちゃいましたよ。てへ♪
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二人の美少女。

2012-07-08 22:05:22 | 旧作映画
 この前某バラエティ番組を見てたら、お笑い芸人が二十人集まって、No.1女性芸能人を決めるって企画をやっていました。
 それで面白いなと思ったのは、二十人が好きな女性芸能人をそれぞれ五人ずつ挙げていたにも関わらず、それはつまり延べ百人の名前が挙げられたってことですが、ただの一人もAKB48の名前を挙げた人がいなかったってことですね(いなかったですよね?)。
 あれだけバラエティやCMに出まくってるAKB48もお笑い芸人には嫌われてるってことなのか、それともお笑い芸人は女性を見る目があるということなのか(逆にないのか)、もしくは事前に何らかの取り決めがあってAKB48の名前を選出しないようにしたのか(だとしたらガチじゃない)、そこら辺はよくわかりませんが、ともかく面白いな、と思いました(あの選出方法はどうかと思いましたけどね。だってあれだと好きでも何でもない女性芸能人に票を投じる場合も出てくるので。)

 閑話休題。

 さて、自分は現在年間五十本ぐらいのペースで映画を観に行っています。
 しかし、女優さんを目当てで映画を観に行く、ということはまずありません。
 それはなぜかというと、以前それで痛い目に合ったからです。

 昔、ジョニー・デップ主演の『ギルバート・グレイブ』っていう映画で、ヒロインを演じていたジュリエット・ルイスを見たとき、うわっ、めっちゃ可愛いな、って思ったんですよ。もうハートが鷲掴みにされた感じ?
 それで続けて『ストレンジ・デイズ』っていう映画も見たのですが、それに出ている彼女を見て、心底幻滅したというか…。

 同じようなことは『シューティング・フィッシュ』のヒロインを演じていたケイト・ベッキンセールでもありました。
 この映画の中の彼女はめちゃめちゃキュートで、やっぱりハートを鷲掴みされたんですが、続けて『月下の恋』という映画を見て、『ストレンジ~』のときと同じように幻滅したんです。
 それで悟ったんですよ。
 女優を追っかけて映画を観てはいかん、って。

 だから、女優目当てで映画を観ることはないのですが、それでも注目する美少女アクターはいます(以下敬称略)。

 2012年の邦画界で、最も活躍が目につく女優は武井咲じゃないかと思っています。今年は『愛と誠』、『るろうに剣心』、『今日、恋をはじめます』の三本にヒロイン役で出演してますからね。
 しかし、武井咲と同じぐらい活躍しているのが橋本愛じゃないでしょうか。
 彼女の2012年の出演作、その数、武井咲の倍の6本!!(声をあてた『劇場版 BLOOD-C The Last Dark』を含めれば7本。すごすぎ。)
 年間6本も出演作が公開されていれば、公開日の間隔が極端に短いものもあって、8/4に『Another アナザー』が公開されて1週間後に『桐島、部活やめるってよ』が公開されます。
 彼女目当てで映画を一本観るとしたら、どちらを観ればいいんでしょうね。笑。

 彼女の魅力は超絶的な美少女であることに加え、男前なところだと思います。
 日記に、「最近自分で自分を撮らんごつなった。」と書いてあって、最初意味がわかんなかったですからね。笑。
 「つなった」ってどーゆー意味だろ、と思いましたもん(彼女が熊本出身だとわかった合点がいったけど)。

 さて、橋本愛の輝かしい活躍に比べると若干見劣りするけれど、個人的に一押しなのが何といっても土屋太鳳ですね(「太鳳」って読めます?)。
 彼女もまた超絶的な美少女なんですが、彼女のすごいところは、文章が半端なく上手いこと!!
 もしかしたら、芸能界で一番読み易いブログかも、って思ったりもします(基本的に芸能人のブログは読まないけれど)。
 7/4の記事の、3歳の子供とのエピソードの微笑ましいことといったらないですよ!!
 超絶的な美少女の上に、運動神経もよくて、文章力もあって、性格もよくて、子ども好きで、etc、ほんと、お前は完璧超人か!と言いたくなります。

 そんな感じで、美少女を二人紹介させてもらいましたが、我ながら問題だと思うのは、紹介した割にはそこまで惹かれてるわけじゃないってことですね。笑。
 う~ん、、、我ながら枯れ過ぎだ!!
 こんなこっちゃいかん!と思うので、土屋太鳳が出演する7/20スタートのTBS系の連続ドラマ『黒の女教師』と、橋本愛の出演する映画の『Another アナザー』と『桐島、部活やめるってよ』のどちらかは押さえようと思います(どっちも観りゃいいじゃん!)。
 枯れないように頑張ろう…。
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七月の予定。

2012-07-07 23:01:29 | 日常
 七月も一週間過ぎといて何ですが、今月の予定です。

 十四日、十五日の二日間で、岡山の倉敷に行きます。つまり来週ってことですが。
 でも岡山行きが来週に差し迫っている割には、未だに岡山のよさがよくわからないんですけど。笑。
 まぁ行ったら行ったで楽しめるとは思っています。

 今月は、観に行く予定の映画は少ないです。
 今のところ21日公開の『メリダとおそろしの森』と28日公開の『ダークナイト・ライジング』だけ。
 五月は六本、六月は四本観たんですけどね。
 まぁそういう月もあるでしょう。

 その代わり、購入予定の漫画が多いです。
 18日発売予定の『銀の匙』の4巻と、『神のみぞ知るセカイ』の17巻、18巻。
 27日発売予定の『恋愛怪談サヨコさん』の4巻。
 30日発売予定の『チャンネルはそのまま!』の5巻と『美大受験戦記アリエネ』の3巻。
 う~ん、、、小学館が多いね。笑。
 なぜか集めてる漫画って発売時期が重なるなぁ。
 こうも一度に発売されると、先月みたいにamazonで高評価だからという理由でテキトーに漫画は買えないね。

 あと、今月はとあるスペシャルイベントがあるんですが、それについてはここでは書きません。
 気づいてくれる人がいいけれど。笑。
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愚痴について。

2012-07-06 20:51:20 | 戯言
 たまに、他人の愚痴は聞きたくないし、自分も愚痴は言いたくない、って人を見かけます(たまに、っていうか、ちょくちょく?)。
 自分は愚痴を言わない主義だ、というのは別に構わないと思います。他人に迷惑を掛けない限り、どんな主義だって基本自由なんだし。
 でも、見ず知らずの人間というならともかく、親しい人の愚痴ぐらい聞いてあげてもいいんじゃないの?

 人間、生きてたら、誰だってつらいことがあるよね。
 長く生きていたら、誰だって一度ぐらいはもうこれ以上生きていたくないと思ったことがあるはず(生きていたくないなんて思ったことは一度もない、という人は、それはそれでいいけど、そういう人はこの記事を読まなくて結構です)。
 そういう人生の苦境において発するSOSが愚痴なんじゃないの?って自分は思うけれど。
 苦しいときに苦しいって誰かに助けを求めることが、そんなに恥ずかしいことなの?そんなに迷惑?
 もし親しかった友人が愚痴の一つもこぼさず、首を括って死んだら、あ~、愚痴を聞かされないでよかった!!って喜ぶわけ?

 自分は、自分が親しいと思っていた友人が、首を括って死んで、驚いたし、悲しかったし、でもそれと同じぐらい腹が立ったけどね。
 どうして死ぬ前にもっと愚痴を言ってくれなかったんだ!!ってムカッとした。
 そんなに自分のことが信用できなかったのかよ!頼りにならないと思ったのかよ!ってそいつに文句を言いたくなったけれど。

 確かに、愚痴を聞いたからといって具体的に何か救助策を授けることが出来るかっていうとそういうわけじゃない。
 でも、誰かに愚痴を聞いてもらえたら、気分的に楽になるよね。
 気分的に楽になる、それが重要なんだよ。

 ぶっちゃけ、人が自殺する理由の99%はくだらないことなんだよね。
 あー、そりゃ自ら命を絶っても仕方ないわ、って周りが納得できるように理由で死ぬ人って本当に稀なんだよ。
 でも自殺しようとするまで追い詰められた人ってそのことに気づかないんだよ。
 そして、誰かに愚痴を聞いてもらったら、往々にしてそのことに気づく。
 だから、誰かに愚痴を言うこと、誰かの愚痴を聞くことはとても大切なことなんだよ。

 どこかのブログ運営の指南サイトで、(読者が不快になるので)ブログにはネガティブな記事を書くことは控えましょう、みたいなことが書かれていて、猛烈に反発したくなったけどね。ふざけんなよ、クソ馬鹿野郎!!とも思ったよ。
 
 そりゃ確かに楽しいネタばかり提供できたら、最高だろうね。それは認めます。
 でも苦しいとき、つらいとき、悲しいとき、苦しいことがありました、つらいことがありました、悲しいことがありましたって書くことのどこがいけないの?それって恥ずかしいことなの?迷惑?
 生きていたくないって思うことがいけないの?
 生きていたくないと思うことは構わないけど、生きていたくないとブログに書くことはいけないの?
 何それ。
 そこまで読者のことを慮ってブログを運営して、何が面白いの?

 はっきり言っておきます。
 このブログでは愚痴を言いたくなったら愚痴を書きます。
 苦しいことがあったら苦しいことがあったって書きます。
 つらいことがあったらつらいことがあったって書きます。
 悲しいことがあったら悲しいことがあったって書きます。
 生きていたくないと思ったら生きていたくないって書きます。
 そういう記事を読みたくないという人は読まないで結構です。
 っていうかむしろ読むな!!!

 あ、何だかつい感情的になっちゃいましたね。すいません。
 別にネガティブな記事を率先して書くぞ!!と言ってるわけではありません。
 明日は楽しい記事を書けたらいいなぁ。
コメント (7)
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その言葉を支えにして。

2012-07-05 21:43:38 | 日常
 何気なくテレビをつけたら、今話題の(っていうかとっくに旬は過ぎた?)塩谷瞬が出ていました。
 今さらですけど、彼のしたことって、そんなに悪いことなんですかね?
 いや、男として二股をかけるのは最低だと思いますよ。
 でも彼は芸能人じゃないですか。
 芸能人なんて浮気報道はしょっちゅうだし、それどころか隠し子騒動だって珍しくない。
 独身の彼が二股交際してたって、ニュースとしてのインパクトは欠けると思うんだけど…。
 まぁ、だからこそ、ワイドショーで大仰に泣いて謝罪してたんでしょうね。
 ともかく、塩谷瞬がカメラの前でしおらしくシュンとしているのを見るたびに、気分がげんなりとなりました(言いたいのはそこか!)

 さて、彼が出ていたのはワイドショーではなく、旅行番組だったんですよ。
 番組の中で、彼は鳥取県の三徳山に入山してました。
 三徳山!!
 自分は先日の記事で、行ったことのない観光地は自分にとってすべて同価値である、というような発言をしましたが、例外的に三徳山は行ってみたいんですよね。
 なぜなら、三徳山には三仏寺の投入堂があるから。
 投入堂は死ぬまでに一度実物を観てみたいよなぁ。

 番組を見てさらにその思いを強くした自分は、よし、お盆休みは三徳山に行ってみよう!と決意し、翌日、三徳山の宿坊(お寺の宿泊施設)、及び周辺の旅館に、お盆休みに空きがあるかどうか、電話してみました。
 が、全滅でした。涙。
 三徳山、そんなにメジャーな観光地ではないと思うんですが、それでも一ヶ月ちょっと前に宿が取れるほど甘くはなかったです。
 っていうか、それ以前に自分には三徳山に一緒に登ってくれる友人がいないのですけどね(三徳山は一人での入山が禁止されています)。
 自分には、リアルでの友人がいないのです。
 それでいいと思ってるわけではないのですが…。

 ところで、自分は福岡の那珂川というところにある不思議博物館という私設博物館に通うようになって一年と三ヶ月経ちました。
 おかげで顔馴染みも増えてきました。
 しかし、顔と名前が一致する人って未だに三人しかいないんですよね。
 一年と三ヶ月で三人、人によってはそんなもんだよ、と言うかもしれませんが、自分は不満です。
 馴染みの人の名前ぐらい知っておきたい。知らないとマイミク申請も出来ないしね。
 名前なんて聞いたら教えてくれるでしょ、という人もいるかもしれませんが、自分の名前覚えの悪さを舐めちゃいけません。一度聞いたぐらいでは覚えられない自信があります。えっへん♪(威張るな!)
 顔と名前を一致させる最も確実で簡単な方法。
 それは名札を付けること。
 さすがに名札を付けた相手の名前を間違えることはありませんから。
 それで、館長に提案してみたんですよ。
 希望者だけでいいので常連さんで名札を付けるようにしてみてはどうかと(強制はしない)。
 でも館長は自分の提案にいい顔をしませんでした。
 理由は、常連が名札を付けると、初めて来たお客さんが引いてしまう、とのこと。
 一見すると、ごくごく真っ当な理由のように思えます。
 しかし、館長がそれを理由にするのはおかしいんですよ。
 なぜなら、先日の福岡市動植物園ピクニックの際、参加者にイベント記念缶バッジをつけるという羞恥プレイを強いたのですから。
 あ、訂正、強制はしませんでした。
 でも動物園の入口で缶バッジを配り、主催者自らがバッジをつければ、参加者は自ずとバッジをつけますよね。
 つまり強制はせずとも誘導はした。
 だから、あの日の参加者にある種の羞恥プレイに導いた館長が初めて来た人が引くからという理由で名札はつけないというのはおかしいと思うのです(ここら辺の理屈は強引かも。自分はそう思うけれど。)。

 でも、ともかく館長がGOサインを出さない限りは名札制度は導入されないわけです。
 自分は一計を案じ、まず不思議子ちゃんに名札を付けてもらおうと思いました。不思議子ちゃんに名札を付けることは過去に考えたことがあると館長が言っていたので。
 で、ネームプレートをデザインし、自作しました。
 それがあの記事のネームプレートです。
 
 もしかしたら誰か、不思議子ちゃんのためにわざわざネームプレートを自作するなんて、何て不思議子ちゃん想いなんだ!!と思われたかもしれません(いないと思うけど)。
 違います、あれは100%自分自身のために作りました。
 自分が、出来るだけ多くの常連さんの名前を知りたいと思って作ったんです。
 もちろん、不思議子ちゃんがつけても似合うものを、と考えて作ったのは言うまでもありません。

 しかし、やっぱり館長はいい顔はしてくれませんでした。
 でも、そのことにとやかく文句を言う権利は誰にもないんですよね。
 だって、不思議博物館は私設博物館なんですから、館長のヴィジョンに合わないものは館内に存在するべきではない。

 自分なりに精いっぱい頑張ったし、そろそろ諦めるか、そう思いました。
 自分はリアルでの友人を作るという目的のために、ネームプレートを作ったけれど、まず自分が何かしら計画を立てて(それがどんなにいい計画だと自分で思っても)上手く行った試しがないし、そもそも自分のような人間がリアルでの友人を欲すること自体間違ってるのかもしれない。
 自分はそういう星の元に生まれたんだろう、そう思おうとしました。
 そしたらある人が、計画を投げかけた自分にこんな言葉を贈ってくれました。そのまま転載します。

>>自分はそういう星の元に生まれている。涙。(←これは自分の発言)
>とありますが、そう言ってしまうと負けです。
>実現させる人は、おそらく失敗を何度も繰り返して、
>失敗しない方法を模索して実現させていっています。
>そして、そのほとんどは失敗のデメリットを計算できない、
>ちょっとばかな人が多いみたいです。


 この言葉にはちょっとぐらっときました。
 そっか、成功した人だって何度も失敗を繰り返してきたのか…。だったら自分もネームプレート計画をもう少し諦めずに頑張ってみるか、と思いました。

 ちなみにこの発言をしたのは他ならぬ館長なんですけどね。笑。
 つまり、館長の言葉を支えにして、館長を説得しようと思ってるってわけです。
 果たして、不思議博物館の常連さんが自分の思惑通りネームプレートを付けてくれる日が来るのでしょうか、、、たぶん無理だと思います。
 その場合は単純に自分がそういう星の元に生まれてきたってだけの話です。
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少女時計。

2012-07-04 23:36:55 | 詩・イラスト
   

   


 前回のイラストを褒めてくれた人がいたので、調子に乗ってもういっちょアップ。
 一見ただの女の子のイラストに見えて、よく見ると両の瞳が時計になってるという…。

 これ、誰かが商品化してくれないかな。
 マネキンの目のところにバンドを外した婦人物の腕時計をはめ込めば出来るから、そんなに難しくはないと思うんだけど(と言ってる自分にその技術はないけどさ)。
 目覚まし機能でアラームが女の子の絶叫だったら完璧。笑。

 まぁ自分で考えといてなんだけど、商品化できたとしても自分の部屋には絶対に置きたくないね。笑。
 でも悪趣味な商品って案外需要はあるから、それなりに売れるんじゃないかな~。
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Don’t drink me.

2012-07-03 22:34:46 | 詩・イラスト
 

   




 お願い私を飲み干して

 ゆっくりゆっくり飲み干して

 一滴残らず飲み干して

 私の中に溶ける毒が

 いつかあなたを蝕むまで

 私をゆっくり飲み干して
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持たざる者が進む道、『美大受験戦記アリエネ』。

2012-07-02 22:24:12 | 漫画・アニメ
 うちのお袋は姪っ子のなるみ(つまりお袋にとっては孫)が三、四歳のころ、「可愛い可愛いなるみちゃん」と言って可愛がっていました。
 そしたら根が素直なのか、それとも単なる○○なのか、まぁ、どっちも似たようなものですが、なるみ自身が自分のことを「可愛い可愛いなるみちゃん」と言うようになったんですよね。
 それは結構長い間続いた、、、ような気がします。
 そして今なるみも中学生になり、自分のことを「可愛い可愛いなるみちゃん」などと称したりすることはなくなりました。
 もちろんお袋もそう呼ぶことはありません。
 なるみは、いつぐらいに事実を知った(この場合悟ったというべき?)んだろうな、って思います。
 自分が決して「可愛い可愛いなるみちゃん」ではないという事実に。
 それって結構残酷なことだったのでは、と思わずにはいられません。

 断っておきますが、自分はなるみのことを可愛がってないってわけではありませんよ。
 休みの日に時間が合えば、映画やドライブや不思議博物館(!)に連れて行ったりしていますよ。可愛がってなければそんなところに連れて行くわけがない。
 なるみの方もそれなりに懐いてくれていると思います。
 ただ自分は、近親者特有のフィルターで、彼女の外見を修正していなかっただけです。
 そんなことをして、彼女の為になるとは思えなかったから。

 『美大受験戦記アリエネ』の主人公である歌川有は、小さい頃から家族に「お前は生まれつきの天才アーティストだ」と褒めちぎられて育つ。彼はその言葉を鵜呑みにし、以来漫画家になるべく、ひたすら漫画ばかりを描き続けてきた。
 しかし彼はある日知る。自分には漫画家の才能など欠片もないということを…。

 お袋がなるみのことを「可愛い可愛いなるみちゃん」といって可愛がったことも、有の家族が有のことを天才アーティストだといって褒めちぎったことも、それは愛情の為せる業ということはわかっています。
 ただ、その愛情の掛け方が正しいのかどうかというと些か疑問です。
 まぁなるみが本当に可愛い美少女であれば、もしくは有が本当に生まれついての天才アーティストであれば問題なかったんですけどね。

 とにかくなるみは自分のことを「可愛い可愛いなるみちゃん」と称することはなくなりました。
 たぶん、彼女にとってそう呼ばれていたことはただの幼い頃のエピソードの一つになったんだと思います。
 おそらくそれが普通の人の対応だと思います。
 別におかしくはない。

 でも有は違うんですよ。
 漫画家の才能がないと気づいた、というか気づかされた有が次に志したのが美大生。
 ないだろ、と思います。
 漫画もろくに描けない奴が美大生になれるはずがない。
 まるで因数分解もろくに解けない奴が高等数学を解こうとするようなもんですよ。解けるわけがない。
 
 でも有は、ほとんど持ち前のポジティブさだけを武器に、その道を一歩ずつ進んでいくんです。
 なれるはずがないと思いつつ、気がつくと有のことを応援したくなってる自分がいます。

 著者は山田玲司。
 『Bバージン』で商業雑誌連載デビューして以来、あっちこっち迷走している感がある漫画家ですが、久しぶりに面白いと思える作品のような気がします。
 今回初めて知ったのですが、山田玲司、ほんとに美大出だったんですね。笑。
 彼が美大出なんて露ほども思ったことがなかったです。
 まぁ美大出の漫画家といえばあのサイバラがいるけどね。

 あと、どうでもいいけど、姪っ子のなるみが外見はともかく性格がもう少し可愛くならないものかと思うんだけど、、、それも難しいか。笑。
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