この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

哲学の入門書として最適!かどうかよくわからない『ねじの人々』。

2015-10-22 22:41:16 | 漫画・アニメ
 昨日の記事にも書きましたが、若木民喜の最新刊『なのは菓子店のいい仕事』の二巻と『ねじの人々』の一巻が同日に発売されました。
 『なのは菓子店のいい仕事』の一巻のときも『神のみぞ知るセカイ on the train+パイロットフィルムズ』が同日発売されてましたから、若木民喜は二連続二作同日発売ってことになりますね。
 う~~~む、無理して同じ日に売り出さなくても、発売日をずらせばいいのになって思いますけどね。
 あまり無理をし過ぎて、作家生命を縮めることにならなきゃいいんですけれど。
 何を不吉なことを言ってるんだ!と思う人もいるかもしれませんが、だってツイッターを読むと命削って漫画描いてる感ありありですからねぇ…。

 というようなどーでもいい(よーなよくないよーな)前置きはさておき、『ねじの人々』ですよ!
 この漫画、おそらく少年漫画初の哲学(についての)漫画なのです。
 と書いて気づいたんだけど、この漫画ってweb連載だから、少年漫画と括るのは違うかもしれない!よくわからない!!
 ともかく哲学についての漫画なのです。

 自分は哲学についてまーったく興味がありません。難しいことを考えるのが嫌いという女子高生並みの脳みそしか持ち合わせていないのです(←女子高生に謝れ!)
 そんな哲学に興味がない自分にも本作は面白く読むことが出来ましたよ。
 下着泥棒二人が盗もうとした女子高生のパンツの正当な所有者は誰かを論じ合う、なんていうシチュエーション自体面白すぎますから(A.どちらでもない。)。
 そのシチュエーションも「絶対知」を語るための舞台装置なんですけど、よくまぁそんなこと考えつくなと感心すること頻りです。

 そんな感じで面白いことは面白くて、優れたエンターティメントにはなっていると思うのですが、如何せん哲学についての漫画なので、誰にでもお薦めできるかというと難しいところです。

 でも一度でも人生に、仕事に、恋愛に、悩んだことのある人だったら必読の一冊であるかもしれません、よ?笑。
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