断るまでもないことなんですが、昨日の記事はすべて嘘です。
嘘を思いつかなかったというのも嘘ですし、申し訳ないと思ったというのも嘘です。
エイプリルフールに騙される人も最近はあまりいないかと思いますが、仮に騙されたとしてもそれは恥ずかしいことではないと思います。
騙されにくいというのと疑り深いというのは紙一重ですし、何よりエイプリルフールに騙される人が一人もいなくなってはエイプリルフールそのものの存在意義がなくなってしまいますからね。笑。
さて、私たちが生まれてから初めて出くわす嘘は(おそらく)親から言われた「嘘をついてはいけない」ではないでしょうか。
本当にいついかなる時も嘘をついてはいけないのか?
そんなことはないですよね。
私たちは成長するにつれ、時と場合によっては嘘をつかなければならないことを学ぶものです。大人になるというのは嘘をつくべき時を知ることであると言い換えてもいいぐらいです。
例えば高校の同級生に子供が生まれて、週末に会いに行ったとします。赤ん坊がビックリするぐらいブサイクだったら正直に「ブサイクな赤ちゃんですね」と言いますか?言わないでしょう?「可愛い赤ちゃんですね」と思ってもないことを言うはずです。
また、彼女が初デートの時にこれまで食べたことのないぐらい不味いサンドイッチを作ってきたらどうです?正直に「不味いサンドイッチだね」と言いますか?やっぱり正直な感想は言わないでしょう。
そしてこれらの嘘は正しい選択なのです。偽りのない言葉だからといってそれが正しい言葉であるとは限りません。
思うに、嘘であれ、本当であれ、相手を傷つけるようなことは言っちゃいけないんですよね。
よく子供が、相手の容姿などを誹謗する言葉を吐き、「本当のことだから(言ってもいいはずだ)」などと減らず口を叩きます。
これは親に常日頃から「嘘をついてはいけない」と教育され、「嘘をついてはいけない」→「本当のことであれば何を言ってもよいのだ」と曲解するようになったのでしょう。
無論、親が子供に「嘘をついてはいけない」と教育することにも真理はあります。
子供のつく嘘のほとんどは自己保身のための嘘です。
自己保身のための嘘ほど醜いものはありません。
しかし幼い子供には自己保身のための嘘か、そうではない嘘なのかの区別はつかないでしょうから、一括して嘘はいけないものであると教えることも強ち間違っているとは言えないと思います。
最後にもう一度なぜ嘘をついてはいけないかについて考えてみましょう。
倫理面からの理由ではないことは既に述べました。
自分はこう考えます。なぜ嘘をついてはいけないか、それは嘘をついていることがバレたとき、相手からの信用を失うから。
誰だって平気で嘘をつく人間は信用できないはずです。
信用を失う恐れがあるから、嘘はつくべきではない。
バレたときに信用を失うから嘘をつくべきでないというなら、バレさえしなければ嘘はついてもいいのか?
答えは「Yes」です。
嘘はバレさえしなければついても良い。
しかし言うまでもなくバレないように嘘をつくことは至難の業です。辻褄を合わせ、不自然さを排し、そして何より嘘をついたことを長く記憶しなければなりません。
それだけの労力を費やし、つく価値がその嘘に果たしてあるのか、私たちは嘘をつくとき常に考えるべきでしょう。
ここから先はおまけです。
以前「嘘」を題材にしてショートショートを書いたことがあります。
何だよ、すべては自分が書いたショートショートを読ませるための前振りかよ!などと言わず、よかったら読んでみて下さい。こちら。
嘘でもいいから面白いと言っていただけたら幸いです。
嘘を思いつかなかったというのも嘘ですし、申し訳ないと思ったというのも嘘です。
エイプリルフールに騙される人も最近はあまりいないかと思いますが、仮に騙されたとしてもそれは恥ずかしいことではないと思います。
騙されにくいというのと疑り深いというのは紙一重ですし、何よりエイプリルフールに騙される人が一人もいなくなってはエイプリルフールそのものの存在意義がなくなってしまいますからね。笑。
さて、私たちが生まれてから初めて出くわす嘘は(おそらく)親から言われた「嘘をついてはいけない」ではないでしょうか。
本当にいついかなる時も嘘をついてはいけないのか?
そんなことはないですよね。
私たちは成長するにつれ、時と場合によっては嘘をつかなければならないことを学ぶものです。大人になるというのは嘘をつくべき時を知ることであると言い換えてもいいぐらいです。
例えば高校の同級生に子供が生まれて、週末に会いに行ったとします。赤ん坊がビックリするぐらいブサイクだったら正直に「ブサイクな赤ちゃんですね」と言いますか?言わないでしょう?「可愛い赤ちゃんですね」と思ってもないことを言うはずです。
また、彼女が初デートの時にこれまで食べたことのないぐらい不味いサンドイッチを作ってきたらどうです?正直に「不味いサンドイッチだね」と言いますか?やっぱり正直な感想は言わないでしょう。
そしてこれらの嘘は正しい選択なのです。偽りのない言葉だからといってそれが正しい言葉であるとは限りません。
思うに、嘘であれ、本当であれ、相手を傷つけるようなことは言っちゃいけないんですよね。
よく子供が、相手の容姿などを誹謗する言葉を吐き、「本当のことだから(言ってもいいはずだ)」などと減らず口を叩きます。
これは親に常日頃から「嘘をついてはいけない」と教育され、「嘘をついてはいけない」→「本当のことであれば何を言ってもよいのだ」と曲解するようになったのでしょう。
無論、親が子供に「嘘をついてはいけない」と教育することにも真理はあります。
子供のつく嘘のほとんどは自己保身のための嘘です。
自己保身のための嘘ほど醜いものはありません。
しかし幼い子供には自己保身のための嘘か、そうではない嘘なのかの区別はつかないでしょうから、一括して嘘はいけないものであると教えることも強ち間違っているとは言えないと思います。
最後にもう一度なぜ嘘をついてはいけないかについて考えてみましょう。
倫理面からの理由ではないことは既に述べました。
自分はこう考えます。なぜ嘘をついてはいけないか、それは嘘をついていることがバレたとき、相手からの信用を失うから。
誰だって平気で嘘をつく人間は信用できないはずです。
信用を失う恐れがあるから、嘘はつくべきではない。
バレたときに信用を失うから嘘をつくべきでないというなら、バレさえしなければ嘘はついてもいいのか?
答えは「Yes」です。
嘘はバレさえしなければついても良い。
しかし言うまでもなくバレないように嘘をつくことは至難の業です。辻褄を合わせ、不自然さを排し、そして何より嘘をついたことを長く記憶しなければなりません。
それだけの労力を費やし、つく価値がその嘘に果たしてあるのか、私たちは嘘をつくとき常に考えるべきでしょう。
ここから先はおまけです。
以前「嘘」を題材にしてショートショートを書いたことがあります。
何だよ、すべては自分が書いたショートショートを読ませるための前振りかよ!などと言わず、よかったら読んでみて下さい。こちら。
嘘でもいいから面白いと言っていただけたら幸いです。
元記事コメにもちらっと書いたけど、彼の言葉のなかに嘘があるとすれば、全て「愛」ゆえでは?
・・・・と思いたいですが、私は。
せぷさんは、この二人についてどんな背景(設定)を考えたのかな?
よほど気に入ってくれたのだな、と勝手に思っておくことにします。笑。
>彼の言葉のなかに嘘があるとすれば、全て「愛」ゆえでは?
なるほど…。
自分としては単純に不実なのは彼の方で、彼女はそれに気づいていないふりをしている、というふうに書いたつもりなのですが、逆の読み取り方も出来るのですね。
確かに文章の中では浮気をしているという確定的な証拠はないですもんね。
行為が済んだあとにそそくさと帰るからといって、相手のことを愛していないとは限らないってことですね。
少し勉強になりました。笑。
小説も書かれるんですね~
気付いたらショートショート全て読んでましたよ~
『嘘はつけない』
好きの気持ちが大きくて浮気されても強がりの嘘をついてみせる彼女がせつなくて…
この彼女の色々な気持ちがとても伝わってきて、泣けてきました。
最後の4行が忘れられません。
私はこの二人のハッピーエンドを願ってます!
『シンデレラ』と『ウサギとカメとサル』
もう読みながら何度もエーー!って驚きましたよ。
言われてみたらシンデレラの靴は魔法がとけたらなくなってるはずですよね!
ウサギとカメも、カメはコツコツ頑張り屋さんでエラいね~ウサギは余裕綽々してるから自業自得!
って思ってましたけど、ウサギさん実は良いヤツだったのかもしれないってハっ!としました。
30年間生きてて一度もそんな疑問を抱いたことがなかった私って…(あ!歳がバレちゃいましたねっ笑)
どの話も発想が面白くて、どんどん引き込まれて、とっても楽しませて頂きました♪
次回作も楽しみにしてます!
あ、そうそう、昨日のコメントも実は途中で消えてしまって…どうやらアノ顔文字を使うとがNGになるのかなーと思いました。
もしくは私のスマホが原因かもしれません。
とても不具合つづきで…全然スマートじゃないんですやね…
それも『嘘はつけない』だけでなく、他のショートショートも!
いやぁ、ほんと嬉しいです。
ありがとうございます。
ショートショートであればHPの方にも十編ほど掲載していますよ。
あと少し長めの作品であれば『美食家』がお薦めです。
イギリスの短編小説風に書きました。
http://www.h5.dion.ne.jp/~yaneura/y-library.htm
唯一の長編小説である『空のない街』も是非読んでみて下さい。
全体的に拙い作品ではありますが、ストーリーそのものはツィストが効いていて面白いと思います。
もうずいぶん前に書いた作品なので今さら急いで読まれる必要はありません。
お暇なときにでもゆっくり読んでください。
ただ、読んだら感想は伺いたいかなぁ。
短くても構いません、読んでくれたということがわかる内容であれは。
ブログのコメント欄でもメールでも結構です。
その感想が次回作執筆の原動力になりますのでよろしくお願いします!
ps.コメントの消去の原因がわかって何よりです。でもそういった話を聞くとスマホへの切り替えに躊躇しちゃうんですよね~。