森見登美彦著、『新釈 走れメロス 他四篇』、読了。
表題作の『走れメロス』(太宰治)の他、『山月記』(中島敦)、『藪の中』(芥川龍之介)といった古典的名作を作者が大胆にアレンジ。オリジナルの熱狂的ファンだったら怒りだすかもしれない、ってぐらいに馬鹿馬鹿しくアレンジされています。でもその馬鹿馬鹿しさ、つまりいいかえれば森見登美彦らしさが大好き♪っていう彼のファンには、自分もその一人だけれど、たまらない一冊です。
作者は古典的名作を下敷きにこの作品集を生み出し、さらにこの作品集を下敷きに現代的傑作『夜は短し歩けよ乙女』をものにしたんだなぁと思うと感慨深いものがあります、、、というほど大層なものでもないかもしれない。笑。
話は変わりますが、森見登美彦関連の記事がエントリーしてあるブログをテキトーに覗いていたら、あるブログに「森見登美彦が女性だと知って驚いた」という記述があって、こっちが驚かされました。
森見登美彦が女性!?んなわけないっしょ、と思って改めて調べてみたところ、確かに「森見登美彦は男性である!」と断定している一文は見つけ切れませんでした。
でも写真を見る限りはこんな駱駝みたいな顔の女性はいないと思うんだけどなぁ、、、って駱駝みたいな顔をした女性の方がいたらゴメンなさい。
たぶん森見登美彦が女性だと勘違いされた方は彼が奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校を卒業されたことに因るのでしょう(同校は男女共学)。
男性、、、ですよね?
表題作の『走れメロス』(太宰治)の他、『山月記』(中島敦)、『藪の中』(芥川龍之介)といった古典的名作を作者が大胆にアレンジ。オリジナルの熱狂的ファンだったら怒りだすかもしれない、ってぐらいに馬鹿馬鹿しくアレンジされています。でもその馬鹿馬鹿しさ、つまりいいかえれば森見登美彦らしさが大好き♪っていう彼のファンには、自分もその一人だけれど、たまらない一冊です。
作者は古典的名作を下敷きにこの作品集を生み出し、さらにこの作品集を下敷きに現代的傑作『夜は短し歩けよ乙女』をものにしたんだなぁと思うと感慨深いものがあります、、、というほど大層なものでもないかもしれない。笑。
話は変わりますが、森見登美彦関連の記事がエントリーしてあるブログをテキトーに覗いていたら、あるブログに「森見登美彦が女性だと知って驚いた」という記述があって、こっちが驚かされました。
森見登美彦が女性!?んなわけないっしょ、と思って改めて調べてみたところ、確かに「森見登美彦は男性である!」と断定している一文は見つけ切れませんでした。
でも写真を見る限りはこんな駱駝みたいな顔の女性はいないと思うんだけどなぁ、、、って駱駝みたいな顔をした女性の方がいたらゴメンなさい。
たぶん森見登美彦が女性だと勘違いされた方は彼が奈良女子大学文学部附属中学校・高等学校を卒業されたことに因るのでしょう(同校は男女共学)。
男性、、、ですよね?
勝手な勘違いでご迷惑かけてすみませんでした!
「走れメロス」は森見登美彦版の方が好きな私です。
ところで、「夜は短し」に出てきた作中劇「偏屈王」って、学園祭中事件をタイムリーに劇にしたものですよね。
確か、芹沢が桃色ブリーフを履かされてるシーンがあったような・・・・・・
>未来さん
>ごめんなさい
あ、いや、謝られる必要は全然ないのですよ。
勘違いは誰にでもあることなので、自分もしょっちゅうですし、、、っていうか、自分の方が謝らなくちゃいませんね。
未来さんがうちのブログを覗くことを考えずに記事を書いてしまいました。
配慮に欠けていました。
すみませんでした。
>まくらさん
自分もこの作品集の中では『走れメロス』が好きです。
その馬鹿馬鹿しさもさることながら、こういう友情の形も本当にあるのかな、って考えてしまいます。
あと気になることといえば、『巌窟王』なる作中劇が森見登美彦の作品によく出てくるのですが、ここまで作者の思い入れがあると、もしかして、これに似たイベントを作者は経験しているのかも、と思ってしまいます。