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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

めっちゃツボだった『アマチュア』。

2025-04-22 21:35:43 | 新作映画
 ジェームズ・ホーズ監督、ラミ・マレック主演、『アマチュア』、4/13、イオンシネマ大野城にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞)。2025年20本目。

 昨日の記事ではハワイ旅行記のおまけ的なことを書きますと予告しましたが、旅行記更新中に観た映画のレビューを書かないといい加減映画の内容を忘れそうなので今日と明日は映画レビューを書きます(以前にも同じようなことを言ったような?)。

 ラミ・マレック主演作の『アマチュア』、めっちゃツボでした。 
 これまでのスパイ映画って、『ジェイソン・ボーン』シリーズにしろ、『ミッション・インポッシブル』シリーズにしろ、もしくはその他のスパイ映画にしろ、主人公が鬼のように強いというのが定番でしたが、この『アマチュア』のチャーリーは激弱なんですよ。
 格闘術は習得しておらず、銃の腕前もからっきしダメで、持ち合わせているのは最高の頭脳だけ。
 なるほど、そういうスパイ像がまだあったか、と目からうろこでした。

 まぁ最高の頭脳という割にはチャーリーは結構間抜けで、追ってくるCIAを撹乱するのが遅すぎないかって思いました。
 あんな魔法みたいなこと(監視カメラの映像にフェイクの自分を映し出す)が出来るならもっと早くやればいいのに…。
 まぁそうしちゃうと主人公に危険が訪れなくて映画にならないんですけどね。笑。

 全編自分の好みではあったのですが、唯一難を言うと、女性協力者のインクワラインが死んでしまうところでしょうか(死んだんですよね?)。
 教官であるヘンダーソンが死んだと思わせて生きていたんだから、同様に彼女も死ぬ必要はなかったんじゃないかなぁ。
 重傷を負ったけれど、次のシーンでは病院のベッドで目覚める、っていうふうにすれば文句がなかったんですけど。
 まぁそうなると死んだと思わされたキャラが二人とも生きてることになるので、やはり映画にならないんですが。笑。

 原作は40年以上前(!)の小説だそうです。
 よくそんな昔の作品を映画化しようと思ったものだと感心しました。
 おそらく原作者は亡くなっていると思うのだけれど、著作権とかどうなっているんだろう、、、と思ったら、どっこい原作者は生きてました。
 現在御年90歳だそうです。
 生きていると何が起こるかわからないものですね。笑。

 シリーズ化されるのかな?
 続編ありきというような終わり方ではなかったけれど、続編が作れないというような終わり方でもなかったような?
 すべては本作がヒットするかどうかによると思うのだけれど、、、爆発的なヒットは見込めそうにないので続編はないでしょうね。
 まぁ格闘術を身に着け、射撃の腕も達人レベルになったチャーリーは見たくないのでその方がよいかもしれません。

 お気にに入り度★★★★、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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