この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

アジサカコウジ 冬個展2021に行ってきました。

2021-12-04 23:59:54 | アート、美術館・博物館、ギャラリー
 土曜日は午前中にイオンシネマ福岡で『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 』を、午後から中洲大洋劇場で『ベイビーわるきゅうれ』を見た後、ギャラリーエウレカで開催中の【アジサカコウジ 冬個展2021 西郷さんシリーズ 「南の島からの反逆者」】に行ってきました。

   

 ギャラリーにはアジサカ氏が在廊されていて、お会いするのは去年の冬個展に引き続き二回目です。
 アジサカ氏は自分のこと覚えてくれていて、気さくに「お久しぶりですね」と話しかけて来てくれました。
 アジサカ氏の気さくな人柄は作品にも、さらには会場の雰囲気にも現れていました。

   

 たまに天神あたりのギャラリーの展示会を覗くと当たり前のように撮影禁止だったりするんですよね。
 ピカソやゴッホなどの著名な作家のの作品展が撮影禁止なのはまぁわかるんですが、見たことも聞いたこともない作家の作品展が撮影禁止だと、この人はどういう理由で撮影を禁止にしてるんだろ、と思うこともままあります。
 模倣されるのを恐れているのか、それともただ狭量なだけなのか。
 アジサカ氏の作品展にそういった堅苦しい禁止事項はありません。

   

 そうそう、この個展で初めて目にした光景があって、それは作品のお買い上げです。
 個展は販売会を兼ねていて、展示してある作品は誰でも購入可能なのですが、小さな作品でも三万円の値がついていて自分は購入を考えたことは一度もありません(アジサカ氏の作品にその価値がないと言っているのではありません)。
 どんな人が買っているんだろう、やっぱり成金趣味のおやじか、IT企業の社長あたりかな、などと思ったりもしたのですが、「この作品を買いたいんですけれど」とある作品を指差した青年が現れて…。
 聞いたところ、電気工事会社に勤めているごくフツーの会社員で、アジサカ氏の作品を購入するのは今回で二回目だそうです。
 う~~ん、アジサカ氏の作品、カレンダーしか購入したことがなくて申し訳ない。。。
 
 この個展では嬉しいことが一つありました。
 たまたま話題が趣味の話になって、持ち歩いている折り紙作品を披露したところ、アジサカ氏やギャラリーのオーナーから「すごいです!」と望外の言葉を頂いたのです。

   

 誰かに折紙作品を披露するのはこれが初めてというわけではないのですが、これほど褒められたのは初めてのことでした(大体「ふーん」って感じで終わることが多い)。
 とても嬉しかったです。

 ギャラリーを18時ぐらいに辞し、それからバスでまた中洲に戻り、20時からは知人二人と【坊主バー】に行きました。
 楽しい時間を過ごせました。
 結局この日は買えるのが0時近くになりました。
 慌ただしくも充実した一日を過ごせてよかったです。
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