この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

実話系映画の良さを再確認した『ディア・ファミリー』。

2024-06-22 21:26:05 | 新作映画
 月川翔監督、大泉洋主演、『ディア・ファミリー』、6/22、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞(無料クーポンにて鑑賞)。2024年28本目。

 結局6月22日は『ディア・ファミリー』を観に行きました。
 4本の候補作のうち、殊更この映画が観たかったというわけではないのです。
 暇そうにしていたお袋に「映画でも観に行く?」と聞いたら「行く」と答えたので、『ディア・ファミリー』を観に行くことになりました。
 まぁお袋を連れて『ザ・ウォッチャーズ』を観に行くわけにはいかないですからね。
 たまには親孝行もしないとね、、、いや、先週もしたけどさ!

 普段であればお涙頂戴の難病ものだと敬遠することも多いのですが、観に行ってよかったですよ、『ディア・ファミリー』。
 実話系映画の良さを再確認しました。
 別に自分は実話を基にした映画と創作を基にした映画、どちらが上でどちらが下と考えているわけではないのですが、最近、創作系の映画を観て、萎えることも多くて。
 『ディア・ファミリー』とは全然ジャンルが違うんですが、先日『胸騒ぎ』というホラー映画を観ました。
 ホラー映画なので終盤、エグい展開になります。
 ホラー映画なのでエグい展開になること自体は問題ありません。
 むしろそういう展開になることを期待して観に行っているといっても過言ではないのですが、そういうエグい展開になるために登場人物があり得ない行動を取るんですよ。
 具体的には主人公たちがサイコパス夫婦に対して一切抵抗もしなければ、逃げようともしないのです。
 映画的になぜ主人公がそのような行動を取るか、それはわかります。
 単純に尺が伸びるからでしょう。
 でもそういった製作上の都合を見せつけられると萎えるんですよ。
 もうちょっと主人公たちの行動を自然に出来なかったのかと言いたくなります。

 でも実話を基にした映画であれば、そういった登場人物の行動の不自然さに文句を言いたくなるということも(ほとんど)ありません。
 なぜかというと映画の中の登場人物は実在の人物の行動をトレースしているからです。
 なのである意味安心して観ることが出来ました。
 これからも実話を基にした映画を観に行ってもいいかなという気になりました。
 普段映画をあまり観ないという方にはお薦めの一本です。
 
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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