この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

一つだけ疑問に思った『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』。

2024-06-18 22:47:23 | 新作映画
 斎藤圭一郎監督、青山吉能主演、『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』、6/16、109シネマズ佐賀にて鑑賞(鑑賞料金2000円)。2024年27本目。

 運転免許の講習がギリギリのところで終わったので、『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』を109シネマズ佐賀まで観に行きました。
 あと講習が10分長引いていたら鑑賞は諦めるしかなかったかもしれません。

 109シネマズ佐賀まで映画を観に来るのは本当に久しぶり、、、前回何を観たのか思い出せないぐらいです。
 なぜこれほど109シネマズ佐賀に観に来ることが少ないかというと理由は単純、鑑賞料金が高いからです(正確には鑑賞料金の割引がないから)。
 同じ映画の鑑賞料金が一方では1100円、もう一方では2000円だったら、そりゃ誰だって1100円の方の映画館で観ますよね。
 つまり109シネマズ佐賀で映画を観ることが久しぶりということは、2000円出して映画を観るのも久しぶりということです。
 それだけ期するものが『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』にはあって、映画はその期待に充分応える出来でしたよ。
 自分の中の傑作の定義はシンプルに「再鑑賞が可能なもの」なのですが、『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』は紛うことなき傑作だったと思います。
 ただ、今回の鑑賞で一つだけ疑問に思うことがあって。

 主人公の後藤ひとりは「ギターヒーロー」という名前で動画投稿サイト(youtube?)で活動していて、登録者数が3万人にもなるほどのギターの腕前ですが、その正体は家族を除いて誰も知りません。
 自分はてっきり、ひとりはギター演奏の音源のみ投稿しているのだと思っていました。
 音源のみとはどういうことかというと、映像もなければ、MCもないということです。
 もし映像付きの動画であれば、「ギターヒーロー」の正体がひとりだということを誰も知らないなんてことはありえないですからね。
 またひとりの性格上、「今日の演奏は〇〇だぜ」みたいな曲の紹介をするとは思えません。
 でも映画を観ていたら、虹夏がひとりの使っているギターと「ギターヒーロー」のギターが同じだと指摘するシーンがありました。
 ひとりの使っているギターの種類は見ればわかることですが、「ギターヒーロー」のギターの種類はどうやって知ったんですかね?
 投稿サイトのプロフィールの欄にでも書いていたのか…。
 ということが気になりましたが、まぁ面白かったですよ(答えを知っている人は教えて!)。

 映画を観た後、『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』のムビチケを買いました(ついでに『ルックバック』のムビチケも)。
 ムビチケを購入するのも久しぶりです。
 以前はよく購入していたんですが、イオンシネマでムビチケ代より安く観賞出来るようになってからは買わなくなっていました。
 映画って安く観るに越したことはないですが、安く観れればそれでいいってものでもないですね。
 この日そのことを学びました。

 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。

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