この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

結果論ではあるけれど。

2020-07-14 21:16:53 | ゲーム
 第61期王位戦七番勝負の第2局、藤井七段が逆転勝ちしましたね。
 これには本当にビックリしました。
 会社を出る前、最後に棋譜をチェックしたときは木村王位の限りなく必勝に近い優勢だったので、まさか藤井七段が勝つとは全く思っていなかったのです。

 自分は将棋は観る専門ですが、今日は自分が木村王位だったらこう指していたな、という差し手を書いていきたいと思います。
 まぁ結果がわかっているから出来ることですけどね。

 121手目、木村王位が▲1一龍と香車を取ったところでは、自分なら▲5三金と王手をしますね。△6一玉と逃げたところで▲1一龍と香車を取ります。
 ▲5三金のメリットは△5三香と打たせないことにあります。
 まぁ正着は▲4二金だったようですが…。

 124手目、藤井七段の△2六角を受けて、自分だったら▲4九歩と底歩を打ちます。
 これだと藤井七段も△1七角成と飛車を取らざるを得ないと思いますが、飛車を打ち込む場所がないので互角以上の戦いになったのではないでしょうか。
 実戦での▲4二歩は素人目に見てもあり得ない手ですよね。

 129手目、▲9七銀もないですよね。
 退路を開くのであればせめて▲9九銀ではないでしょうか。

 結果のわかっている将棋でこっちの手の方がよかったんじゃないの?ということは誰にでも出来ることですが、この対局は結果が結果だけについ口出ししたくなってしまいました。

 それにしても恐るべきはやはり藤井七段ですね。
 一分将棋に持ち込まれたら誰も勝てないような気がします…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする