この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

いろんな意味で懐かしかった『レディ・プレイヤー1』。

2018-04-24 21:48:36 | 新作映画
 タイ・シェリダン主演、スティーブン・スピルバーグ監督、『レディ・プレイヤー1』、4/21、イオンシネマ筑紫野にて鑑賞。2018年14本目。

 
 年間50本近いペースで劇場まで映画を観に行っていますが、通常の鑑賞料金の1800円を払って映画を観ることはまずありません。
 前売り券で観たり、レイトショーで観たり、映画サービスデーで観たり、涙ぐましい努力をして少しでも安く映画を観ています。
 なので2Dと3Dが選択出来る作品で3Dを選択することもほとんどないです。
 いわんや4DXなんてそんなのセレブが観る上映形態ですよ。
 4DXで映画を観たのってこれまで二回しかありません。
 基本的に自分には縁がないものだと思っていました。

 が、しかし。

 『レディ・プレイヤー1』は清水の舞台から飛び降りるつもりで思い切って4DXで観ちゃいました。
 ムビチケはすでに購入していたのですが、その追加料金、何と1300円!!
 ムビチケ自体が1400円だったのでほぼ倍ですよ。
 これでもし映画がつまらなかったら激しく後悔するところでした。

 けれど幸いなことに映画はとても面白かったです。
 4DXで観た甲斐がありました。

 ぶっちゃけ『レディ・プレイヤー1』はストーリー自体は大したことありません。
 ゲームの世界を舞台にした映画なのですが、ストーリー自体もほぼゲームでしたね。
 三つのクエストを達成し、伝説のお宝を手に入れて世界を救え!というありがちなゲーム。
 凡百な映画監督であればつまらない作品になったに違いないですが、そこは天下のスピルバーグ、大したことのないストーリーでありながらすごく面白いのです。いや、面白いというか楽しいというべきでしょうか。

 何といってもゲームの世界のおもちゃ箱をひっくり返したかのようなガジェット群!!
 これだけ大量の、ほとんど常軌を逸していると言ってもよいほどのガジェットが出てくるのですから、一つや二つはお気に入りのキャラクターもあって当然で、それを見つけるのは、というか目にするのはそりゃ楽しいに決まっています。

 あのキャラクターやこのキャラクターに懐かしいと思ったのですが、一番ノスタルジーを感じたのがゲームの世界である「OASIS」そのものですね。
 自分がパソコンを始めた頃にハマった3Dチャットの「チャチャラ」もこんな感じでしたよ。
 もちろん「チャチャラ」は「OASIS」ほど雑多でもなければ自由度も高くなく、ヴィジュアルもショボかったですが、友だちと一緒にわいわい騒ぐみたいな感じが共通するというか、、、まぁそれは自分がプレイしない『モンハン』も同じようなものかもしれませんが。

 ともかくお祭り映画としてすごく楽しいです。
 思い切って4DXで観るのもお薦めですよ。


 
 お気に入り度★★★★☆、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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