この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

地上波で放送された『アナと雪の女王』を見ました。

2017-03-15 21:44:55 | 旧作映画
 先日地上波で放送された『アナと雪の女王』を見ました。
 一年間で映画を40本以上観る割には『アナと雪の女王』は未見だったのです。
 なぜ未見だったのか?
 深い理由はないのです。
 強いて挙げれば、流行っていたから、でしょうか。
 自分はへそ曲がりなのです。
 といってもそれも正確ではないんですけどね。
 流行っていても『君の名は。』は観に行きましたから。

 実際見ての感想はどうだったかというと、あれだけブームになるだけあって、さすがに面白かったですよ。
 ただ、個人的には『塔の上のラプンツェル』の方が好きかな。これは好みの問題なのでしょう。
 雪の表現も美しかったですね。
 ディズニーは新作の『モアナと伝説の海』の映像も革新的に素晴らしいようですし、画の美しさに関しては限界を知らないといっても過言ではないかもしれません。

 登場人物の中ではオラフが好きでした。
 てっきりただの道化キャラと思いきや、案外重要なキャラでしたよね。「今日が人生最高の日だ。最期の日でもあるけど」という台詞には泣かされそうになりました(結局死にはしないんですが)。

 さて、地上波で『アナと雪の女王』を見たのであれば、このことに触れないわけにもいかないでしょう、そう、エンディングがフジテレビオリジナルのものに差し替えられていた件です。
 自分は作品に思い入れがなかったせいでしょうか、さして気になりませんでした。積極的に支持する気はないけど、まぁこんなもんかって感じ。
 しかし、世間的にはそうでなかったみたいですね。フジテレビへのクレームは半端なかったようです。 
 曰く、最悪なエンディング、余韻ぶち壊し、放送事故、フジテレビ絶対に許さない、etc。
 単に差し替えられていただけでなく、それが番宣と絡められていたことがより視聴者の怒りを買ったみたいです。

 しかし、言わせてもらうと地上波の番組は番宣も含め、広告があって初めて成り立つものですよね?少しぐらいエンディングで番宣があったとしても我慢すればいいんじゃないかと思うんですけど。
 いや、あの番宣は作品への冒涜だ!というのであれば、遠慮することはない、DVDを購入すればいいんじゃないでしょうか。
 そしたら自分の好きなエンディングを好きな時間に好きなだけ見れるのですから。
 DVDを購入する気はないけど、エンディングの番宣は許せないというのだったら、そりゃ何だよって言いたくなりますね。
 『アナと雪の女王』への愛が溢れているのかいないのか、はっきりして欲しいです。

 ついでにもう一つそんなことでクレームをつけなくてもいいんじゃないかなぁという案件について。
 4/1に『レゴ バットマン ザ・ムービー』という映画が公開されます。
 そしてその映画の吹替え版に小島よしおやおかずクラブといった芸人が起用されるのですが、その吹替え版の芸人起用の撤回を求め嘆願書まで提出している人がいるのです。
 自分も過去には洋画の吹替えには苦い思いをさせられたことが幾度かあります。
 一番ひどかったのは『プロメテウス』のゴリッキーですかねぇ、、、あれは本当にひどかったです。ひどいなんてレベルじゃなかった。
 ただ、『プロメテウス』のゴリッキーがひどかったというのは、『プロメテウス』の吹替え版を見て初めて言えることだと思っています。
 見てもいないものに対してクレームをつけるというのは如何なものですかね。
 それって見てもいないのにアニメ映画なんて子供向けに決まっている!って決めつけるのと同じことじゃないでしょうか。
 『レゴ バットマン ザ・ムービー』において小島よしおが一世一代の渾身の演技をしていたら、芸人起用の撤回を求めた人はどうするつもりなんでしょうね?
 そんなのかんけーねー、とでも言うつもりかな?笑。
 まぁ小島よしおがそんな演技をする確率は低いとは思いますけどね。

 『レゴ バットマン ザ・ムービー』、元々観に行くつもりでしたが、観に行く理由がもう一つ出来たな、って思っています。
 吹替え版を観なくちゃなぁ…。
コメント (2)
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