この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

チャーリーとチョコレート工場。

2005-09-10 22:08:45 | 新作映画
まず本文の前に、個人的な事情で多くの方々にご心配とご迷惑をお掛けしたことを心からお詫び申し上げます。
また励ましのコメント、メール、チャット、電話、本当にありがとうございました。
事態はまだ完全に収束してはいませんが、その折にはあらためてお礼をさせていただきます。

さて、今日観てきた『チャーリーとチョコレート工場』、一言で言うと「素敵な悪夢へようこそ!」みたいな映画でした。
そう、悪夢なんですよ、はっきりいって。
だってチョコレート工場からして、工場の中にはチョコレートの滝と川があるわ、ナッツの選別をリスがしてるわ、転送装置で送られた子供は背が縮むわ、超シュール!
そして何よりインパクトがあるのはウンパ・ルンパ!
身長一メートル弱の小人がピタリと息の合ったシンクロナイズド・スイミングをしたり、くるくるとまわりながら華麗なダンスを披露したり、まさに悪夢の世界!
このシュールさはそれこそジョニー・デップが初出演した『エルム街の悪夢』を思い起こさせました。
けれど『エルム街の悪夢』がお近づきになりたくない悪夢であるのに比べ、『チャーリーとチョコレート工場』のそれの何と魅力的なことか!
まさにイマジネーションの魔術師、ディム・バートンの本領発揮と言ったところです。

ところで、主人公のチャーリー少年、足の速さも腕力も人並み、ついでに頭の出来も人並み、でも性格は家族思いで優しくてとっても素直、という設定なんですけど、もしそんな子供だったら拾ったお金はまず派出所にでも届けるんじゃないかなぁと思ったのは自分だけでしょうか。
まぁそれだとお話が始まらないけどね。笑。
コメント (14)
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