正直言って放映開始前はまーったく期待していませんでした、『ドラゴン桜』。
まぁファンである長澤まさみが出演していたので、見てみよっかな~ってぐらいでした。
しか~し!
面白いじゃん!!
というのが第一回目を見ての感想でした。
倒産寸前の三流高校から現役東大生を合格させるというストーリーはちょっと聞いた限りでは、えぇ~、無理じゃないの?と思いましたが、実際ドラマの中での授業通りの勉強をすれば、もしかしたら・・・?と思えるぐらいのリアリティはありました。
今まで自分がはまったドラマというのが主に原作なしのオリジナルばかりだったので、具体的にいうと草なぎ剛が余命一年の教師役を演じた『僕の生きる道』や、三上博が傲慢な指揮者役を演じ、あの藤原紀香がチョイ役だった『それが答えだ!』、他には宮藤官九郎の脚本が絶妙だった『タイガー&ドラゴン』などがありますが、原作つきの連続テレビドラマにはあまりいい印象がありませんでした。
しかも原作が現在も連載中と聞くに及び、こりゃきっと最終回はどーしよーもなく中途半端なものになるんだろうなぁ、なんて『ドラゴン桜』に関しては思ってました。
でもそんなことはまったくなく、製作スタッフはきっちりとした最終回を用意してくれていて、このスタッフ、ドラマってものがわかってるじゃん!と感心しました。
ドラマを理解している、していないという表現は口で説明するのは難しいのですが、それがわかってないスタッフが作ったドラマといえば、まぁ例をあげると、一つ屋根の下だか上だかで暮らし始めた兄弟たちのお話とか、そーゆーの。(タイトルに関しては自主規制。笑。)
不治の病に罹った血の繋がらない妹が最終回で何の予告もなく唐突に治っては感動も何もあったものではありません。
何じゃそりゃ、って感じです。
『ドラゴン桜』の最終回でもですね、長澤まさみ扮するヒロインが、母親の看病に付き添って試験開始に遅れるシーンがあるんですよ。
健気に必死に走るヒロイン。
自分はてっきり試験開始には間に合わなくても試験会場には入室を許されて、最終的には奇跡が起こってすべてが上手く行くんだと思い込んでました。
それをいうなら、特進クラスのメンバー、六人全員が東大に合格するという結末なんだろうって決め付けてました。
しかし、合格発表のシーンで、受験番号が掲示板にあるものもあれば、そしてないものもいて、、、正直意表を突かれました。
そうくるか!って思いました。
そして最後の主人公の桜木と生徒達の別れのシーン、あえて不合格だった生徒達を罵倒する桜木に掴みかかる生徒がその手の力を緩めてこういいます。
「おめぇ、泣いてるじゃんよ、桜木・・・」
ここも泣かせます。
展開は予想外でありながら、ツボを突くところは突いてくるんですよ。
グッときましたね。
とはいえこのドラマ、重箱の隅を突付けないってわけじゃないです。
例えば桜木は、どうしてこんなに東大受験に関して詳しいのか、というより、これだけ東大受験のスペシャリストだったら何で学習塾の経営者にならないのか、その方がよっぽど稼げるだろうし、弁護士にこだわり続ける理由がよくわかりません。(弁護士にこだわる何かしらの過去があったんだろうな、と想像するしかありません。)
でもまぁそんなことをいってはドラマそのものが始まらないんですけどね。笑。
まぁファンである長澤まさみが出演していたので、見てみよっかな~ってぐらいでした。
しか~し!
面白いじゃん!!

倒産寸前の三流高校から現役東大生を合格させるというストーリーはちょっと聞いた限りでは、えぇ~、無理じゃないの?と思いましたが、実際ドラマの中での授業通りの勉強をすれば、もしかしたら・・・?と思えるぐらいのリアリティはありました。
今まで自分がはまったドラマというのが主に原作なしのオリジナルばかりだったので、具体的にいうと草なぎ剛が余命一年の教師役を演じた『僕の生きる道』や、三上博が傲慢な指揮者役を演じ、あの藤原紀香がチョイ役だった『それが答えだ!』、他には宮藤官九郎の脚本が絶妙だった『タイガー&ドラゴン』などがありますが、原作つきの連続テレビドラマにはあまりいい印象がありませんでした。
しかも原作が現在も連載中と聞くに及び、こりゃきっと最終回はどーしよーもなく中途半端なものになるんだろうなぁ、なんて『ドラゴン桜』に関しては思ってました。
でもそんなことはまったくなく、製作スタッフはきっちりとした最終回を用意してくれていて、このスタッフ、ドラマってものがわかってるじゃん!と感心しました。
ドラマを理解している、していないという表現は口で説明するのは難しいのですが、それがわかってないスタッフが作ったドラマといえば、まぁ例をあげると、一つ屋根の下だか上だかで暮らし始めた兄弟たちのお話とか、そーゆーの。(タイトルに関しては自主規制。笑。)
不治の病に罹った血の繋がらない妹が最終回で何の予告もなく唐突に治っては感動も何もあったものではありません。
何じゃそりゃ、って感じです。
『ドラゴン桜』の最終回でもですね、長澤まさみ扮するヒロインが、母親の看病に付き添って試験開始に遅れるシーンがあるんですよ。
健気に必死に走るヒロイン。
自分はてっきり試験開始には間に合わなくても試験会場には入室を許されて、最終的には奇跡が起こってすべてが上手く行くんだと思い込んでました。
それをいうなら、特進クラスのメンバー、六人全員が東大に合格するという結末なんだろうって決め付けてました。
しかし、合格発表のシーンで、受験番号が掲示板にあるものもあれば、そしてないものもいて、、、正直意表を突かれました。
そうくるか!って思いました。
そして最後の主人公の桜木と生徒達の別れのシーン、あえて不合格だった生徒達を罵倒する桜木に掴みかかる生徒がその手の力を緩めてこういいます。
「おめぇ、泣いてるじゃんよ、桜木・・・」
ここも泣かせます。
展開は予想外でありながら、ツボを突くところは突いてくるんですよ。
グッときましたね。

とはいえこのドラマ、重箱の隅を突付けないってわけじゃないです。
例えば桜木は、どうしてこんなに東大受験に関して詳しいのか、というより、これだけ東大受験のスペシャリストだったら何で学習塾の経営者にならないのか、その方がよっぽど稼げるだろうし、弁護士にこだわり続ける理由がよくわかりません。(弁護士にこだわる何かしらの過去があったんだろうな、と想像するしかありません。)
でもまぁそんなことをいってはドラマそのものが始まらないんですけどね。笑。