ブログ 「ごまめの歯軋り」

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東京の美術館散歩  「根津美術館」

2006年12月29日 | 書評
根津美術館

地下鉄銀座線表参道で下車して閑静なブティック街を約20分ぐらい歩くと、道が交差するところに白壁の塀がみえ緑の邸宅が出現する。これが鉄道王といわれた東急の創業者根津嘉一郎の邸宅跡である。今は邸宅跡に根津美術館と庭園が公開されている。数多い収蔵品の中でもやはり光琳の国宝「杜若図屏風」、「那智滝図」および茶道具が目玉であろう。 「近世装飾画の名品・杜若図」、「国宝那智滝図」、「琳派の造形・伊勢物語と草花図・国宝八橋蒔絵硯箱」などを見た。根津美術館に来たら日本式庭園を見ておきたい。深い谷のあちこちに茶室を設置しさりげなく随所に石の造形を配する本格的な日本庭園の美もまた堪能できる。30分ほど散策して深山幽谷を味わい森林浴をされるのも来た甲斐があったというものだ。




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