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堂場瞬一「警視庁総合支援課 誤ちの絆」~「話してるだけで相手を怒らせる」晶が支援課の初仕事で得たものとは?~

2024-05-18 03:22:34 | 

堂場瞬一「警視庁総合支援課 誤ちの絆」読み終わりました。


「警視庁犯罪被害者支援課」から

「警視庁総合支援課」に変わり

メンバーも一新された。

今までは

「被害者の家族」のフォローをしていた。



「加害者の家族」も支援していくことになる。


立場的にとても難しく

その対応に始まったばかりの支援課のメンバーは

やりながら対応していくしかない。


柿谷晶は

一課から移動になった。

自分はどんな風に対応していったらいいのか?

それを模索し

初めての事件に右往左往する。


今まで一課でやってきた自分の仕事とは

真逆の対応をしなければならない。


そんな場面が多々ある。


初の事件は

高校生が同級生を殺めてしまう。


という事件


犯人はその場で逮捕された。


喧嘩が原因の刺殺。。

しかし

逮捕された「高梨英人」は

自分が刺したことは認めたものの、、

なぜそうなったのか?

凶器も見つからず、、

その後の取り調べは難航していた。


加害者宅に出向く晶

そして

少年課から移動になった「秦香奈江」

は加害者宅に向かう。


ネットでの誹謗中傷

嫌がらせの落書き

父「拓実」

英人の弟「陽平」

家族のフォローをするために。


弟の洋平は兄と同じ高校なので

特にフォローが必要だ。


そんな中

拓実が脳梗塞で倒れる。。


たった一人になった陽平を助けるため


晶たちは動く。


陽平を守るため


晶はどう動くべきなのか悩む。。


空回りして

自分の仕事の垣根を超え

いろんなところでぶつかってしまう

そんな晶は

香奈江に

「晶さんは普通のつもりでも、

 話してるだけで相手を怒らせがちじゃないですか」

と言われてしまう場面も。。


そして

高梨家の弁護士「神岡琢磨」とも

喧嘩腰になってしまう。。


しかし

なぜか

神岡と晶は相性がいいのか?

悪いのか?

不思議な関係になってく


事件の真相はなかなか見えてこない。。


そんな中


陽平が誰かに襲われる


そこから

事件の真相は意外な方向に


晶の暴走を

香奈江が、、

そして

元支援課の「村野」が

ブレーキをかけてくれる


上司の亮子も

晶に協力的だ


周りの支援を受ける晶


自分の信じた道を突き進む

「臨機応変」

その言葉を胸に

そして

事件の真相は明るみに


意外な結末だった


誰でも前例のないことに取り組むときは

不安だし、、

迷走もする。


でも

自分を信じて突き進むしかない。


これからの総合支援課に


そして


晶の活躍に期待


そして、、

ぶつかり合いながらも

なぜか気になってしまう

神岡弁護士との関係も目が離せない


犯罪はこうしている間も

どこかで起きている。


そして

いつ

自分がその渦中に巻き込まれるのかはわからない。。


普通の生活が

ある日突然できなくなる。。


そういう

巻き込まれる家族たち。。


それを支援してくれるところがある

というのは心強いよね








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