読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

乾くるみ「カラット探偵事務所の事件簿2」~古谷の井上にしかわからないダジャレ炸裂!でも謎はカラッと解決☆

2022-02-04 02:56:53 | 



乾くるみ「カラット探偵事務所の事件簿2」読み終わりました。


今回も「1」に続き

所長の古谷とたった一人の所員の井上

この2人の絶妙な掛け合いが面白かった♪


同級生である2人


そして


古谷の思い人でもある?井上


井上の「俺」と言う

性を隠した一人称


そこがまた井上の魅力である


閑古鳥が鳴く事務所の経営状態


それでもやって行けるのは


古谷権三の実家が裕福であり


カラット探偵事務所のビルが古谷家の持ち物であるため



元新聞記者で


仕事に疲れ体を壊した井上を


新しい仕事に着かせるため


古谷はこの事務所を開設し


井上を所員に迎えた。



そこまで井上を思う気持ちを隠し?


それとも自分の気持ちを気づいていない?



そんな古谷


井上はその古谷の気持ちに気づかず?


気付いていないふりをして?



2人のいい関係は謎解きとともに続いている



時々依頼人の前で披露する古谷のダジャレ


まったく依頼人には気づかれず・・


井上だけが気付いて苦虫をかむ



気付いてしまった自分自身を嫌だと思う井上


未だ携帯も持たず


時代に着いていこうとしないマイペースな古谷



だけど


そこは井上にカバーしてもらいつつ


事件はカラッと解決してしまう古谷



そんな古谷に笑ったり感心したりさせられる読者



ダジャレには辟易させられる井上だけど


古谷の謎解きには一目置いている



今回の事件は


「小麦色の誘惑」


腕にできてしまったハート形の日焼け跡


なぜ?


「昇降機の密室」


密室から盗まれたものの正体は?!



「車は急に・・・」


どちらがぶつけたか揉めていた2人


果たしてどちらが悪いのか?!



「幻の深海生物」


ブログに残された深海魚の謎


ゴーヤ爺さんの正体は?!




「山賊の風景画」


縁を切った兄弟の弟が死んだ


兄に知り合いから届けられた風景画


そこに隠されたものは?!



「一子相伝の味」


代々伝わるソースの味


一子相伝を貫いた・・


がために途絶えようとするソースの味


しかし!


古谷が窮地を解決する?!




「つきまとう男」


同じビルにあるパブ「竜宮城」


そこのホステス「西田カレン」


その女が持ち込んだ謎


連日ドアポストに届けられる


竜宮城から贈られる玉手箱


一体誰が?!


その謎を追う古谷に・・


魔の手が??



古谷のピンチ!!



そして・・


井上も?!




あなたのお悩みカラッと解決☆



こんな探偵事務所があったなら


ぜひ依頼してみたいものですな




次「3」いきまーす!









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