浅倉かすみ「そんなはずない」読み終わりました☆
このタイトル通り
「そんなはずない」
そう
思わず言ってしまうようなこと・・
あるよね~!
この小説中におこること。。
「えっ?そこまで?」
・・ってことはなかなかないと思うけど
松村鳩子は
薄井孝道と結婚する
はずだった!!
昨日・・
たった昨日のこと・・
薄井孝道は鳩子の家を訪れ
「お嬢さんをぼくにください」
そういったのだった。
なのに・・
次の日
薄井孝道の家に
鳩子が挨拶にいく・・
そういう
予定だった!!
なのに・・
孝道は・・
来なかった
それから音信不通に
鳩子は理由がわからなかった。
プロポーズしたのも
孝道のほうで。。
やっと捕まえた孝道は
「しっくりこなくて」
おまえ、おれのこと、そんなでもなかったんだろ?
そんな風にいった。
自分の何が・・
いけなかったんだろう?
鳩子にはわからなかった。
だけど
もう・・
孝道との関係は
元には戻らないことを
受け入れざるを得なかった。
その後・・
鳩子が働いていた信金が倒産。。
「そんなはずない」
ことが続いてしまう。
孝道との結婚が破談になったことで・・
鳩子は自分の今までを振り返る。
今まで孝道を含め8人の男と付き合った
しかし・・
自分は
本当の恋愛をしてきたんだろうか?
妹の塔子は
今まで恋愛をしたことがなかった。
そんな塔子が
密かにおもいを寄せていた「牛来新太郎」
しかし
牛来新太郎は
鳩子に惹かれてしまう
そして
鳩子も。
鳩子はそんな妹の思いに
「牛来新太郎」に惹かれてから気づく
そして
牛来新太郎を諦めきれず
塔子の取った行動は
姉と妹・・
同じ人を好きになってしまったとき
同性だと・・
どうしても
比べてしまうんだろうか?
姉のことが好きだけど・・
許せないところ
性格の違う2人の
それぞれの行くへ
そして・・
鳩子が
牛来新太郎に言われた
三つ合わせた恋愛とは
頭ではわかっていても・・
心がついていかなかったり・・
好きという気持ちと・・
体の相性はまた違ったり・・
人間とは
実に厄介だ
だけど
そこが
人間の面白いところでもある
「そんなはずない」ことは
いろんなことに「気付くこと」のはじまりかも
なんてことを
気づかせてくれる作品だとおもいました
いろんなことあるけど
がんばろー