読書って楽しいね♪

好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

柴田よしき「いつか響く足音」~借金に追われてたたどりついた場所☆救ったのは人の温かさ♪~

2015-04-12 02:27:16 | 



柴田よしき「いつか響く足音」読み終わりました☆



最近本を読むペースが早い!



内容にもよるのかもなぁ




この作品は



昔の




ご近所づきあい



面倒だなぁ~!



・・って思うときもあった



だけど




「困ってるときはお互いさまよ!」



↑そんな風に助け合う関係



それを思いださせてくれた




なんだか


心が



ぽわぁ~



・・ってあったかくなったよ




今のご近所づきあいって



挨拶だけはして



なるべく余計なことは話さない。




↑私も今はそうなんだぁ。。




隣の人とも滅多に会わないし




いつの間にかご近所の人が亡くなっていた!!



なんてことも珍しくない。。




だけど~



昔は違ったよね~。



私が子供だったころは・・



ご近所のおばちゃんが「おかず」を持ってきてくれたり



こちらがまた何かあげたり



困ったことがあると



助けてくれたり




私は小学生のとき



子犬を拾ってきてしまい



母に怒られ・・



ドアの外で泣いていたとき・・



ご近所の犬好きのおばちゃんが



「どうしたの?」



・・って声をかけてくれて



事情を知って



「おばちゃんがその犬もらってあげる」



って犬を連れて行ってくれたの。




あ~


そぅそぅ


昔ってそんな・・



人の温かさ



あったよね~。





この小説に出てくる



「里子さん」は



まさに!



そんなおせっかいなおばちゃん。




大量に作った「肉じゃが」を



ご近所に配る




ちょっぴり鬱陶しくもあり、



だけど



その



「おせっかい」に救われもする





だけど・・



そんな里子さんは



隣町に住む「息子夫婦」と疎遠になってしまった



という



寂しさゆえの「おせっかい」な行動だった。




↑そんな事情があったり





里子さんと同じ年ぐらいの「静子さん」は



夫となった3人の人が亡くなってしまう。。



という経験の持ち主!



3人目の夫は事故死だった。



しかし!



その事故は・・本当は??




いつか響いてくる足音に



静子さんはおびえていた






カメラマンの米山克也は



猫の集会の写真を撮ろうと



夜中に団地の植え込みに隠れていたり・・



ちょっと怪しい人に見えたりする。



しかし!



克也は実は売れっ子カメラマンだった





仲島は最初の妻と結婚したときにこの団地にやってきた。



夢をいっぱい抱えて



しかし


子供ができず


妻は精神を病んだ。。



そして~。。







↑そんないろんな事情を抱える団地の住人達。





そして



借金の取り立てに追われて



「うちにおいでよ」といってくれた友達の朱美のもとにやってきた



「絵里」



この住人達によって




救われる





朱美と父の関係・・



父と母が離婚してからしばらくあっていなかった父に



偶然再会し



この団地で一緒に住むことになる。



しかし


父は半年後に失踪。



それから朱美は


この父名義の団地に一人で住むことに。




そんな朱美もまた



団地の住人たちに救われる





家族ってなんだろう?




人とのかかわり方って?




血のつながりよりも




血のつながらない関係に救われることもある





家族よりも




家族




そんな関係もあるんだよなぁ~。





なんだか読んでいて



懐かしい気持ちになりました






















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