癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

格好を決めて・・・

2007年06月16日 | 日常生活・つぶやき
 3年ぶりのハーフマラソン「長万部毛がにロードレース」が1週間後に迫ってきた。ナンバーカード引換証も送られてきた。しかし、山遊びや旅行が忙しくて?今月に入ってわずか3回、それも今週になって泥縄の2回・・・まだ、ハーフの距離は一度も走っていない。

 万全の体調で当日に臨むのには、長距離走は今日辺りが最後である。しかし、昼は気温が上がりそうだ。早朝しかない。何が何でも20kmは走る・・・その決意をブレさせないためにも、いつもは適当にジャージとTシャツかトレーナーで飛び出すのだが、今回は着るものを決めてみた・・・?

 快晴の下、6:00に家を出て、まず北埠頭へ、そこから朝日に輝く緑鮮やかな函館山に向かって、巴大橋経由で金森倉庫のベイエリアへ。ここで約6km、風は強いが、汗を掻いた体にはそれが気持ちよい。苦しさを感じない快調なペースだ。さらに十字街を通って、谷地頭の電停を目指す。住吉町のセイコマでスポドリを買って水分補給。朝の西部方面は車も人も少なくて静かだ。谷地頭の電停を折り返す。ここで約8km、まだ、休まなくても良さそう。

 青柳町電停の前後の坂の往復も快調に突破。今はなくなった東川小学校の前を通り海岸道路へ出る。津軽海峡を右手に見ながら走るのは3年前の函館ハーフ以来だ。無理しないで啄木公園のベンチで3分ほど休憩。残りのスポドリを飲み干す。朝日に光る海が眩しい。ここで12kmくらいか?

 海岸道路を湯ノ川方面へ向かって走り、競輪場で左折する。ハマナスの花の匂いに癒やされる。深堀町電停を越え、函工高の横を抜けて旧戸井線へ。ここで約15kmくらいか?

 いつもは出てくる脹ら脛や腰の痛みはないが、さすが信号待ちはうれしくなってくる。五稜郭公園の裏を通った際に1周すると、家までちょうど21kmくらいになるので、回りかけたが、200mほどで止めて家路へ向かう。まあ、19kmは走ったであろう。家へ着いたら8:20であった。

 時間制限のない長万部ハーフなので、なんとか完走はできるメドは立った・・? 4年前に一度だけ出場したこのレースは1時間48分台であった。2時間を一つの目標にしたいものであるが、無理はしないで楽しく走りたい・・・?

 ゆっくり走ったせいで、脹ら脛に張りがあるくらいでそれほど疲れも残っていない。朝食後は、依頼された『山と渓谷』8月号の原稿書きに没頭し、これも仕上げることができた。

 明日は、HYML仲間と無意根山の白水川遡行の予定だ。今年初めての沢登りである。今日の夕方にこちらを出て、中山峠の道の駅で夜を明かし、4時の集合時刻に間に合わせるつもりだ。我ながら元気によく遊べるものだと、半ば呆れ、半ば喜んでいる。