癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

田子ノ浦まで移動

2018年07月24日 | 登山・旅行
    
〈田子ノ浦みなと公園からガスに覆われた富士山を眺める。両側に裾野のラインが微かに見える〉

 新穂高温泉をあとにして、明日からトライする「海抜ゼロの田子ノ浦から村山古道を辿っての富士登山」のスタート地点となる富士市の田子ノ浦まで、一般道路を途中休み休み走った。

 これで7回目となった北アルプスだが、これで最後になるであろう。来る度に登山者の多さと数百台は入る駐車場がいつも満杯なこと、年々若い人が多くなり、年代的な片寄りが無くなっていることに驚く。やはり、国内の登山の一番人気の魅力的な山域であることを改めて実感した。

    
    途中で眺めた諏訪湖

    
 諏訪大社春宮。諏訪大社は本宮のほかに、春宮、秋宮、前宮の4社がある。これまでの山行と中山道歩きと、今回で全て参拝したことになる。

    
 道の駅白州から甲斐駒ヶ岳を見上げる。

    
 本日国内で最高気温を記録した甲府での車の外気温計。この、表示は実際の気温より高くなっていると思われる。

    
 富士五湖の中で最も地味な?精進湖

    
    観光化されている富士五湖の本栖湖

    
 15:30、田子ノ浦みなと公園から、明日スタートする海抜0mの海岸を眺める。

    
 鈴川の富士塚。天気が良ければこの後ろに富士山が見えるらしい。
 ここは、昔の富士参拝登山の前に身の汚れを払う場であったらしい。海岸で水垢離をし、浜から玉石を持ってきて砂山に積み上げ、登山の安全を祈願したと伝えられている。身を清めた登拝者は、ここを起点として、東海道の吉原宿から村山浅間神社を経る村山古道を通り富士山頂を目指したという。

 たまたま、ここを管理している方にお会いして、いろいろ詳しいことを聞くことができた。
 現在の富士塚は、昭和51年に復元されたもので、昨年上の部分が平らに削られたそうだ。
 「明日もし玉石が拾えなかったら、自分が拾ってきて清めてある玉石が、階段の下の箱に入れてあるので、それを使ってください」とのこと。

 明日は、このそばの駐車場に車を3日間置かせてもらい、まず、海岸へ下りて、海水に触り、富士塚と山頂に供える玉石2個を拾って、ここにお参りして、1日目のゴールとなる村山浅間神社を目指すつもりだ。

 近くに道の駅はあるが、夕方でも32℃もある。とても車中泊は無理である。富士市内で、じゃらんのポイント利用で3000円で泊まれるビジネスホテルを見つけて、そこに泊まることにした。