癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

今後の「ほっかいどう山楽紀行」

2015年10月24日 | 登山・旅行

昨日、当別トラピスト修道院の裏で目にしたムラサキシキブの実

 2012年6月2日からスタートした拙筆による北海道新聞(札幌圏版)連載の「ほっかいどう山楽紀行」(隔週金曜日)は、早いもので、86回を数え、105山を紹介することがでた。
http://sakag.web.fc2.com/sangaku.htm

 引き受けたときから、掲載時期に合わせた旬な山の紹介ということで、そのような紀行文の提供に心がけて来た。特に、1年の半分を占める積雪期の山は、一般登山者でも、夏も登れて冬も登れる、割とメジャーな山を選んで執筆してきた。

 しかし、ここへ来て、今迎えようとする冬期間の山の手持ちがなくなってしまった。ぎりぎり、取材しながらの執筆も不可能ではないのだが、夏も冬も登れる山で、ある程度メジャーな山もほとんどなくなり、11月下旬~5月上旬の10回~11回分は無理な状況となっている。

 しかし、積雪期の山にこだわらなければ、まだ執筆したい山は、下記の通り、たくさん残っている。

 忠別岳、愛別岳、オプタテシケ山、三国山、平山、エサオマントッタベツ岳、楽古岳、イドンナップ岳、神威岳(日高)、ペケレベツ岳、知床岳、神居尻山、カルルス山~来馬岳、佐幌岳、乙部岳、武佐岳、ニトヌプリ~チセヌプリ、礼文岳、東ヌプカウシヌプリ~西ヌプカウシヌプリ、横津岳~袴腰岳などなど・・・。

 そこで、最初と現在の担当編集委員へ、「11/6の87「横山中岳」(執筆中)の後は、掲載時期と合わない無雪期中心となりますが、上記の山で引き続き執筆させていただきたいと思っております」とお願いをした。

 2人で相談し、さらにデスクに相談した結果、この後は、「雪の季節を迎えますが、まだ紹介していない無積雪期の北海道の山を紹介します」と断り書きをしてくれることになった。

 ただ、向こうからの要求として、各回の原稿に、1~2行で結構なので「冬はどうなるか」(アイゼン、ピッケル利用の厳しい登山になる、初歩的な冬山技術がないと難しい、冬に登る人はいなくなるなど) という記述を入れてほしいとのことだった。そうすることで、掲載時期に少しでもリンクさせることができること、さらには、連載を読んで、そのまま冬場も登れると思って現地に行かれてしまうことを防ぐことができるとのことだった。

 お陰で、これで、当初考えていた100回の連載は確実となった。これからも、なんとか頑張って書き続けたいと思っている。