天狗原から白馬三山を望む。
北アルプス新潟県小谷村の栂池高原は、1900m付近に広がる我が国有数の高層湿原である。今回は、そこから白馬乗鞍岳を越えて、2400mに位置する白馬大池までを往復し、その後、栂池自然園を周回した。
人気のコースでもあり、紅葉の名所でもある。標高的にも紅葉が見頃だろうとの読みだった。白馬大池は最初の白馬岳のときに通っているのでこれで2回目だ。
8:00発の栂池高原ゴンドラとロープウェイ(往復と入園料3600円)を乗り継いで、9:00スタート。まず最初に白馬大池へ向かい、戻ってから栂池自然園をまわった。
天候は、午前中は晴れていたが、午後からの栂池自然園の周回は上空ガスに覆われて、青空も陽光もなく、見えるはずの白馬連峰が見えず、ピークを向かえた紅葉も鮮やかさがイマイチだった。
栂池高原~白馬大池の往復、登り2時間15分、下り1時間35分。
栂池自然園周回、急ぎ足で2時間。
◎栂池高原~白馬大池往復
栂池高原からの登り斜面の紅葉
天狗原への登り斜面の紅葉と、左側に連なる白馬三山。右が白馬岳。
白馬乗鞍岳の岩れき斜面を見上げる。
偶数2日間続けて同名の乗鞍岳山頂。後ろは白馬岳と小蓮華岳(手前)。
乗鞍岳を越えるとすぐに白馬大池が見えてくる。後ろは雨の中、白馬岳から縦走した雪倉岳と朝日岳。
白馬大池と紅葉と白馬大池山荘。
残っていたナナカマド越しに湖面を眺める。ナナカマドは半分ほどすでに葉が散っていた。
◎上空がガスで覆われた栂池自然園周回
遊歩道が周回できるように整備されているが、標高差が200mほどあり、アップダウンも大きく、立派な登山モードだった。
紅葉がきれいだっただけに、白馬連峰が見えなかったのが残念。
★もし、天気が良ければ、このような画像も…(他サイトから借用)
下山後、ゴンドラ駅の下の栂の湯に入り、このブログを打ち終えた。
明日の予定は、巻機山から眺めた尖峰が忘れられない「上越のマッターホルン」と言われる大源太山の予定。これから新潟県湯沢まで走るつもり。