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古代のアルメニア教会が第11回特別ミサを行った

2023年09月11日 | 国内
9月11日 東部ヴァンの歴史的なアクダマル教会は、2010年に博物館として修復され、再オープンされましたが、このほど第11回特別ミサを行い、世界中から多くの人々を迎えました。

 Hurriyet

特別ミサは、サハク・マシャリヤン第85代トルコ・アルメニア総主教が司宰しました。ミサには国内外の信者たちが参加し、古代の教会内で祈り、賛美歌を歌いました。アルメニアの聖職者や参列者たちは、教会に行くために、20分間、船に乗ってヴァン湖を渡り、午前中にアクダマル 島に着きました。

ミサは午前11時に始まり、治安のため、島には多くの警官が駐屯し、沿岸警備隊が参列者の安全のために湖をパトロールしました。1000年以上昔に建てられたアクダマル教会は、中世アルメニアの歴史を伝える重要な役割を果たしています。

教会はAD915~921年に、アレツルニ王ガギク1世の命により、建築家マヌエル司教によって建てられました。東西キリスト教美術の中でもユニークな位置にあるこの教会は、往時からの素晴らしい装飾と、壁全面のレリーフで知られています。2015年4月13日には、ユネスコの世界遺産の暫定リストに入りました。

トルコ文化観光省は修理・修復作業を行い、中世の教会に往年の輝きを与えました。2010年9月19日、アクダマル教会は、95年ぶりに初のミサを行い、その歴史に重要な一歩を記しました。

2015年からは治安上の懸念のために、ミサは3年間行われませんでしたが、問題は解決し、伝統は復活しました。


トルコとカザフスタンの外相が対テロ活動について話し合った

トルコのハカン・フィダン外相とカザフスタンのムラト・ヌルティリュ外相が、アスタナで、テロ組織FETO による共通の脅威に対する戦略を話し合いました。

 Hurriyet

「われわれはこのテロリスト組織をよく知っています。みな用心する必要があります。わが国は必要な支援を提供する用意があります」とフィダン外相は、9月11日、共同記者会見で語り、2016年にトルコで起こった未遂クーデターの背後の集団に言及しました。

トルコ外相はまた、背景として、さまざまな世界的問題を挙げて、トルコとカザフスタンの関係をより有益なものにしたいと力説しました。「アフガニスタンの現状からウクライナ戦争まで、多くの問題があります。いま、トルコとカザフスタンの協力の重要性は日々増大しています。われわれは同胞の絆による信頼から力を引き出さなければなりません」とフィダン外相は言いました。

「両国の貿易量は60%も増加しています。100億ドルの貿易量ももはや遠い目標ではありません。わが国はカザフスタンの最大の投資国のひとつです」

トルコ外相はまた、カザフスタンがトルコ世界の統合に貢献していることを賞賛しました。「トルコは同胞国カザフスタンの領土保全を支援します」


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