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「浮かぶ歴史」と呼ばれる船がイスタンブルの港に入った

2022年05月14日 | 国際
5月13日 ルーマニア海軍の最古の船の1隻ナヴァ・スコアラ・ミルチャ号が、5月11日、イスタンブルのサライブルヌ港に錨を下ろしました。トルコのメディアはこの船に「浮かぶ歴史」という愛称を献じました。

   Hurriyet

84年昔の、3本マストの船は、3隻のトルコの沿岸警備船に助けられながら港に入りました。「こんな船は世界に5隻しかありません」と、地元行政はルーマニアの士官候補生たちを乗せた訓練船について言いました。1938年にドイツのハンブルグで建造されたこの船は、1368年から1418年の間、ルーマニアのワラキア地方を支配したワラキアのヴォイヴォダ(領主)ミルチャ老公に因んで、「ミルチャ」と名づけられています。

第2次世界大戦後、この船は一時的にソ連に接収され、その後、ルーマニアに返されました。船は1994年から8年かけて近代化されました。


「フィンランド、スエーデンのNATO加盟には不賛成」エ大統領

エルドアン大統領は、スエーデンとフィンランドのNATO加盟には不賛成だと言いました。「両国は多くのテロリスト組織の巣窟だ」

 Hurriyet

「われわれはスエーデンとフィンランドの状況を注意深くフォローしているが、肯定的には考えられない」とエルドアン大統領は記者団に語りました。

トルコの前の政府はギリシアのNATO加を認めるという誤りを犯したと、大統領は言いました。「NATOをバックにしたギリシアのトルコに対する出かたは、皆の知る通りである。わが国は2度の誤りをくり返したくない」

「残念ながら、スカンジナビア諸国はテロリストの組織のためのゲストハウス化している。PKK,
DHPK-Cはオランダとスエーデンに巣くっている。われわれはこれを肯定的に見ることはできない」と大統領は語りました。

エルドアン大統領は、5月16日ホワイトハウスで行われる、アメリカのジョー・バイデン大統領と、ギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相との会談に触れ、バイデン大統領の会談後の声明を見た後に、わが国のスタンスを取ると言いました。「YPGはPKKと同じものである。アメリカ政府は北シリアのYPGにあらゆる財政的支援を行っている。わが国はアメリカの誤りを受け入れることはできない」

フィンランドとスエーデンはNATOに協力し、NATOに早く加盟することを望んでいます。トルコはNATOのメンバーとして、両国の加盟を拒否できます。トルコはウクライナに戦闘用ドローンを提供していますが、西欧諸国とともにロシアに制裁を科すことはしていません。


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