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ギリシア人がテレビドラマでトルコ語をおぼえている

2012年09月14日 | 文化
9月14日 多くの国で放映されているトルコのテレビシリーズのおかげで、外国でトルコの文化やトルコ語への関心が高まっているそうです。  

 Hurriyet
トルコ・ファンにはもうおなじみのテレビシリーズ「壮麗なる世紀」


とくにギリシアでは、トルコの歴史ドラマ「壮麗なる世紀」(Muhtesem Yuzyil)が人気で、いろいろなトルコ語をおぼえちゃった人も多いそうです。ギリシアでのタイトルは「壮麗なるシュレイマン」。

ギリシアの視聴者はトルコの俳優、ケナン・イミルザオール、クヴァンチュ・タトゥルトゥ、ベレン・サアトらがお気に入り。でも、ギリシア人は「あの人たちと、私たちが見るトルコ人と、ぜ~んぜん違う~」と言っているそうです。

Hurriyet
日本でも「壮麗なる世紀」やればいいのに~。人気出ると思いますけど。韓流大嫌い!NHK、もういい加減にやめて!


   あのイスラム侮辱映画、エルドアン首相も怒っています

イスラムと預言者ムハンマドを侮辱したとして世界のイスラム教徒を怒らせているアメリカ映画ですが、敬虔なるエルアン首相も、もちろん怒っています。

 Hurriyet
ウクライナのヤルタでインタビューに応じたエルドアン首相


「イスラムと預言者ムハンマドを侮辱することは言論の自由の範囲には入らない」と首相は言いました。
「あの映画は腹立たしく、敵意を感じる。この映画をつくった人は非難されるべきだが、だからといって暴力攻撃は許されない」

・・・エジプトやインドネシアで大暴れ抗議している人をTVで見ると、宗教心の薄い日本人は引いちゃいますね。無視すればいいのにと思うけど。


   ゲイの権利の憲法上の保護は現政権に拒否された

トルコの政権政党AKP(公正発展党)はゲイの権利を憲法で保護する提案を却下しました。
「わが党はゲイの権利保護を憲法で定める必要を認めない」というのです。

 Hurriyet
最近、東南部ディヤルバクルで行なわれた「ゲイの権利を守れ」デモ
(・・・まさか、この人たちぜんぶゲイじゃないでしょうね??)


9月11日、最大野党CHP(共和人民党)とBDP(平和民主党)が「文化的社会的偏見に根ざした法的ルールを改正するのは国花の義務だ」として、ゲイの権利に憲法上の保護を与える議案を提出しましたが、政権与党AKPはこれを却下しました。

CHPのイズミル選出リザ・トゥルメン議員とBDPのディヤルバクル選出アルタン・タン議胃は「ゲイの権利の保護とともに、「性的適合性」と「ジェンダー・アイデンティティ」についても提案しました。
「憲法にゲイの権利に関して表記する必要はない」と、AKPのイスタンブール選出ムスタファ・シェントップ議員。
AKPとCHPはゲイ問題でも相容れません。


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