2月24日 トルコはウクライナの動きをしっかり監視していると、ギュル大統領は言いました。イスタンブールで行われた「日曜コーヒー談話会」で記者団の質問に答えた大統領の発言です。
Hurriyet
キエフの独立広場に集まったウクライナの人々。2月23日
「われわれはウクライナで起こっていることを厳密に観察しています。ウクライナは黒海を隔てて、わが国の隣国であり、歴史を通じて戦ってきた大国です。われわれはウクライナとウクライナの人々の苦しみに同情しています」とギュル大統領。
「ウクライナは大きな危機にあります。国民はEUとロシアに二分されたかのようです。経済的困難も危機に拍車をかけています。
EUにもっと包容力と柔軟性があれば、ウクライナはロシアではなく、EUのパートナーとしての協定に調印し、事態は違った展開をしていたでしょう」
ギュル大統領はまた、ウクライナの“内戦”の危険も警告しました。「われわれはこの危機が内戦に変わることなく、できる限り早く落ちつくことをウクライナの人々のために望んでいます」
・・・トルコの南の隣国シリアが内戦状態なのに、北の隣国まで内戦になったら大変です。
「ウクライナは大きな危機にあります。国民はEUとロシアに二分されたかのようです。経済的困難も危機に拍車をかけています。
EUにもっと包容力と柔軟性があれば、ウクライナはロシアではなく、EUのパートナーとしての協定に調印し、事態は違った展開をしていたでしょう」
ギュル大統領はまた、ウクライナの“内戦”の危険も警告しました。「われわれはこの危機が内戦に変わることなく、できる限り早く落ちつくことをウクライナの人々のために望んでいます」
・・・トルコの南の隣国シリアが内戦状態なのに、北の隣国まで内戦になったら大変です。
トルコ文学の館「タンプナル博物館・図書館」
トルコ近代文学館というべきイスタンブールのアフメト・ハムディ・タンプナル博物館・図書館は、トプカプ宮殿から近い16世紀の歴史的建物を使用しています。
博物館の名になっているアフメト・ハムディ・タンプナルは、近代トルコ文学の最も卓越した作家の1人です。
博物館の名になっているアフメト・ハムディ・タンプナルは、近代トルコ文学の最も卓越した作家の1人です。
Hurriyet
スルタンの閲兵用の亭だった歴史ある優雅な建物です。
タンプナルの文学は、没後50年たついま、英語圏で注目されてきています。
ノーベル賞作家オルハン・パムクが「イスタンブールについて書かれた最も偉大な小説」と言った彼の代表作「平穏な心」(Huzur 1949)は、2008年、英訳が出ました。
彼の第2の名作「Saatleri Ayarlama Enstitusu」(1962)は最近、アメリカで出版されました。ニューヨーク・タイムスはこの作品を「第一級のコミック小説」と呼び、アメリカの伝説的なトークショウのホスト、オプラフ・ウィンフリーも絶賛しました。
博物館の建物は、昔、スルタンがイエニチェリのパレードを見るために使った亭「アライ・キョシュキュ」ですが、1928年には、タンプナルと彼の文学仲間が集まる場所となり、トルコ語とトルコ文学のための協会が設立されました。
ノーベル賞作家オルハン・パムクが「イスタンブールについて書かれた最も偉大な小説」と言った彼の代表作「平穏な心」(Huzur 1949)は、2008年、英訳が出ました。
彼の第2の名作「Saatleri Ayarlama Enstitusu」(1962)は最近、アメリカで出版されました。ニューヨーク・タイムスはこの作品を「第一級のコミック小説」と呼び、アメリカの伝説的なトークショウのホスト、オプラフ・ウィンフリーも絶賛しました。
博物館の建物は、昔、スルタンがイエニチェリのパレードを見るために使った亭「アライ・キョシュキュ」ですが、1928年には、タンプナルと彼の文学仲間が集まる場所となり、トルコ語とトルコ文学のための協会が設立されました。
Hurriyet
今日、この建物は作家たちの討論会、詩の朗読、文学賞授賞式、文芸研究会などにも使われているそうです。
作家の私有品も
博物館にはまた、有名作家の私有品も展示されています。「文化省が文学博物館としてオープンすることに決めたとき、私たちが、何人かの作家に私有品の寄贈を依頼したところ、ペンやタイプライターの寄贈があったのです」と博物館責任者は言っています。
博物館は週日の午前10時から午後7時まで、文学ファンのために公開されています。
・・・私も2,3年前に見てきました。かつてスルタンが兵士の行軍を閲兵した場所として見学しても、じゅうぶん興味深いものがあります。私が行ったときは、見学者がほとんどなく、館員の方が案内し、いろいろ説明してくれました。地下牢も見せてもらいましたよ。
ギュルハネ公園の門を入ってすぐ左側に、小ぢんまりとした博物館の入口があります。
作家の私有品も
博物館にはまた、有名作家の私有品も展示されています。「文化省が文学博物館としてオープンすることに決めたとき、私たちが、何人かの作家に私有品の寄贈を依頼したところ、ペンやタイプライターの寄贈があったのです」と博物館責任者は言っています。
博物館は週日の午前10時から午後7時まで、文学ファンのために公開されています。
・・・私も2,3年前に見てきました。かつてスルタンが兵士の行軍を閲兵した場所として見学しても、じゅうぶん興味深いものがあります。私が行ったときは、見学者がほとんどなく、館員の方が案内し、いろいろ説明してくれました。地下牢も見せてもらいましたよ。
ギュルハネ公園の門を入ってすぐ左側に、小ぢんまりとした博物館の入口があります。
「ときどきダイアリー」ヘ