1月9日 2人の自爆者が、3人のクルド労働者党(PKK)のメンバーとともに、シリアからトルコに不法入国しようとして、トルコの憲兵隊に捕らえられたと、1月7日、ドーアンニュースが報じました。
Hurriyet
彼らは1月7日、シリアの町ラスラインから、トルコ南部のシャンルウルファ県ジェイランプナル地区に不法に入ろうとしていました。ラスラインはシリアのクルド民主連合党(PYD)の支配下にあります。
取り調べで、5人はPKKのメンバーだとわかりました。PKKは1980年代中頃から、トルコ軍と武力闘争をつづけています。5人のPKKメンバーの中の2人は、ラスラインのPKKのキャンプで訓練を受け、トルコ国内で自爆テロを行うためにトルコに入ろうとしていたと思われます。
トルコはPYDを、PKKとつながったテロ組織と見ています。アメリカは、反対に、PYDをテロ組織と考えず、イスラム国(IS)との戦いの信頼できるパートナーと見ています。PKKに関しては、アメリカもEUも、トルコ同様、テロ組織と考えています。
2人の自爆者は、イスタンブルとジェイランプナルで自爆テロを行おうとしていたと、ドーアンニュースは報じています。5人のテロリストは目下、取り調べ中です。
取り調べで、5人はPKKのメンバーだとわかりました。PKKは1980年代中頃から、トルコ軍と武力闘争をつづけています。5人のPKKメンバーの中の2人は、ラスラインのPKKのキャンプで訓練を受け、トルコ国内で自爆テロを行うためにトルコに入ろうとしていたと思われます。
トルコはPYDを、PKKとつながったテロ組織と見ています。アメリカは、反対に、PYDをテロ組織と考えず、イスラム国(IS)との戦いの信頼できるパートナーと見ています。PKKに関しては、アメリカもEUも、トルコ同様、テロ組織と考えています。
2人の自爆者は、イスタンブルとジェイランプナルで自爆テロを行おうとしていたと、ドーアンニュースは報じています。5人のテロリストは目下、取り調べ中です。
警察が「レイナ」襲撃犯をアブドゥルカディル・マスハリポフと認定
トルコ警察は、イスタンブルの有名クラブを襲撃したイスラム国戦闘員を、ウズベキスタン国籍のアブドゥルカディル・マスハリポフと認定しました。彼は2016年12月15日、中央アナトリアのコンヤからイスタンブルに到着し、1月1日に襲撃を行いました。
Hurriyet
最近の情報では、ウズベク人がつくっている、コンヤのISのアジトが、マスハリポフの兵站を支援していました。彼のコードネームは“エブ・ムハムメド・ホラサニ”です。イスタンブル警察は新年の祝祭をねらったテロを防ぐために、多くの警官を配備していましたが、襲撃犯はクラブ「レイナ」から逃げ出し、いまも逃走をつづけています。
襲撃犯は1人以上だったと言う目撃者もいますが、マスハリポフは39人を殺し、65人を負傷させたとして告発されています。イスタンブルの検察が行った調査によると、マスハリポフは2011年以来、トルコに住んでいたことがわかったと、ミリエット紙は報じています。警察はいま、この戦闘員の、トルコでの過去の活動の調査を始めました。
また、マスハリポフの新たなビデオ映像が「レイナ」から出てきました。映像によると、マスハリポフはナイトクラブを出る直前に、負傷者の間に隠れていた1人の人物に蹴られています。1月1日午前1時20分に撮られたこの映像では、人々はパニックになって走りまわり、負傷者を安全な場所に引きずろうとしています。戦闘員が発砲をつづけているので、テーブルの下に隠れようとしている人々もいます。
午前1時26分頃、コートとベレー帽を身につけていたマスハリポフは、シャツを脱ぎ、べつのシャツとズボンを身に着けました。午前1時27分、彼は隠れていた人物に蹴られました。蹴られた後、マスハリポフが持っていた手榴弾が爆発し、彼の手を傷つけました。
ビデオ映像によると、マスハリポフは爆発のため、10~15秒間、床に倒れ、動きませんでしたが、すぐに意識を取り戻し、ナイトクラブを出て行きました。
襲撃犯は1人以上だったと言う目撃者もいますが、マスハリポフは39人を殺し、65人を負傷させたとして告発されています。イスタンブルの検察が行った調査によると、マスハリポフは2011年以来、トルコに住んでいたことがわかったと、ミリエット紙は報じています。警察はいま、この戦闘員の、トルコでの過去の活動の調査を始めました。
また、マスハリポフの新たなビデオ映像が「レイナ」から出てきました。映像によると、マスハリポフはナイトクラブを出る直前に、負傷者の間に隠れていた1人の人物に蹴られています。1月1日午前1時20分に撮られたこの映像では、人々はパニックになって走りまわり、負傷者を安全な場所に引きずろうとしています。戦闘員が発砲をつづけているので、テーブルの下に隠れようとしている人々もいます。
午前1時26分頃、コートとベレー帽を身につけていたマスハリポフは、シャツを脱ぎ、べつのシャツとズボンを身に着けました。午前1時27分、彼は隠れていた人物に蹴られました。蹴られた後、マスハリポフが持っていた手榴弾が爆発し、彼の手を傷つけました。
ビデオ映像によると、マスハリポフは爆発のため、10~15秒間、床に倒れ、動きませんでしたが、すぐに意識を取り戻し、ナイトクラブを出て行きました。
シリアのアルバブで、トルコ兵1人、IS戦闘員37人が死亡
「ユーフラテスの盾」作戦の一環として、シリアのアルバブで起こった戦闘で、トルコ兵士1人が死亡し、トルコの空爆でイスラム国(IS)戦闘員37人が死亡したと、1月7日、トルコ軍が声明を出しました。
Hurriyet
戦死したトルコ軍軍曹は、トルコが支援する自由シリア軍(FSA)とともに、ISからアルバブを奪取する作戦に従事していました。声明はまた、トルコのジェット機が35の標的を空爆し、ISの上位の3人を含む37人のISの戦闘員37人が死亡しました。
トルコは、ISとシリア・クルド民主連合党(PYD)を含むテロリスト組織を掃討するため、2016年8月24日、「ユーフラテスの盾」作戦を開始しました。負傷したFSAの戦闘員1人が、トルコ・キリスの病院で治療を受けています。
トルコは、ISとシリア・クルド民主連合党(PYD)を含むテロリスト組織を掃討するため、2016年8月24日、「ユーフラテスの盾」作戦を開始しました。負傷したFSAの戦闘員1人が、トルコ・キリスの病院で治療を受けています。
「ときどきダイアリー」ヘ