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「トルコはテロとの戦いを決してやめない」アカル国防相

2018年10月07日 | 国内
10月6日 「トルコはテロとの戦いを決してやめない。最後のテロリストを“無効にする”まで戦いをつづける決意だ」と、フルシ・アカル国防相が、10月5日、言いました。

 Hurriyet

国防相はアンカラのオズギル・ジャン・インジェ憲兵軍曹の家族を弔問しました。軍曹は10月4日、南部バトマン県で非合法組織PKKの攻撃を受けてなくなりました。「トルコは最後のテロリストが無効になるまで戦いをつづける。待つことも、休むこともしない」とアカル国防相は言いました。

トルコ当局は、敵が投降すること、敵を殺害もしくは捕虜にすることを“無効にする”と言っています。「トルコ軍はテロリストがはむかう限り、決意を持ってテロと戦いつづける」と国防相は言いました。

トルコ参謀総長は、週間声明で、9月28日から10月4日の間に、トルコ軍はトルコ南東部シュルナク、シールト、ディヤルバクル、アールの各県と北イラクで、対テロ作戦を実行したと言いました。この作戦で、トルコ国内ではテロリスト12人が無効になり、北イラクでは50人が無効になったと、声明は言っています。

バトマン県の住民たちは、10月5日、デモ行進を行って、最近のPKKの攻撃を非難しました。


“ロッカー・イマーム”を宗教庁が解雇した

“ロッカー・イマーム”として有名になった説教師が、ミュージック・バンドを結成したため、職を解雇されました。イマームはモスクで人々にお説教をする聖職者です。

 Hurriyet

アンタリヤのイマーム、アフメト・ムフシン・テュゼルさん(47)は、2015年頃からロック・シンガーとしてメディアの注目を集めていましたが、宗教庁(ディヤネット)はこの3か月、彼の活動を調査していました。7月、宗教庁は、テュゼルさんが妻の祖国ルーマニアでステージに立っていたことを突き止めました。

結局、宗教庁の任命委員会は、テュゼルさんを免職にすることにしました。宗教庁は“イマームの信条、宗教上の務め、態度、行為は、イスラムの習慣に合致していなければならない”と規定しています。宗教庁は、以前はテュゼルさんのバンドが国内やアメリカでコンサートをすることを許していましたが、“ロッカー・イマーム”の名が世界的に知られてきた2016年には、ポルトガルでのコンサートを不許可にしました。

テュゼルさんは友人のギタリスト、ドーアン・サキンさんとドラマーのイドリス・テュブジルさんと“FiRock”という名のバンドを結成したため、解雇されました。


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