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トルコは黒海のガス生産を2026年までに2倍にする

2025年05月29日 | 国内
5月29日 トルコは初の水上ガス生産工場「オスマン・ガジ・プラットフォーム」によって、黒海の天然ガス生産量を2倍にすると、エネルギー天然資源省が発表しました。

Hurriyet

プラットフォームは2026年中頃に操業をめ始る予定です。これによって、トルコの輸入エネルギーへの依存を大きく減らすことができるでしょう。トルコ政府も国産資源の増強を長期的戦略としています。

長さ298.5メートル、幅56メートル、深さ29.5メートルの「オスマン・ガジ・プラットフォーム」は工業技術の成果です。

140人の職員が宿泊できるプラットフォームは、1日に最大1050万立方メートルのガスを生産し、1000万立方メートルのガスを移送できます。161メートルのパイプラインがプラットフォームと本土を結び、処理済みのガスを、直接、一般の配管網に送ります。

現在、「サカリヤ・ガス田」は、毎日、12のガス田で950万立方メートルのガスを生産しています。オスマン・ガジ・プラットフォームと合わせると、ガス生産量は、1日、2000万立方メートルに達するでしょう。

2025年6月1日、エルドアン大統領とバイラクタル・エネルギー相が式典とともにドルマバフチェ宮殿からプラットフォームを送り出し、黒海ガス生産の国家的重要性を示すでしょう。

プラットフォームはサカリヤ・ガス田の作業場に向かう前に、フィルヨス港に入港する予定です。


フィダン外相が長期停戦のために、ロシアの次はウクライナ訪問

ハカン・フィダン外相は、モスクワで重要な会談を終えて、キエフに向かう前に、長期停戦はロシアとウクライナの最も現実的な選択だと言いました。

Hurriyet

「恒久的な合意のためには包括的な努力が必要です。われわれにはいくつかの手段があります。私たちはそれを当事者と共有しています」と、フィダン外相は5月29日付のミリエット紙のインタビューで語りました。

フィダン外相は5月29日~30日のロシアでの会議を終え、ウクライナへ旅立つ前に、この発言をし、戦争を終わらせるための取り組みにおけるトルコの仲介者としての役割を強調しました。

「当事者の立場を考えたら、長期停戦は、うまく処理できれば、解決策としてより現実的に思われます」と外相は言いました。「われわれはこの往復外交をつづけます。われわれは平和の確保のために誠実な努力をつづけています」

フィダン外相はまた、自分は、モスクワも、キエフも訪れ、両サイドの首脳と交渉をつづけることができると言いました。「われわれはこのチャンスを使って、中東に平和をもたらすために努力しています」と彼は付言しました。


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