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「イスタンブルで、全国で、感染が増えている」保健相

2020年11月06日 | 国内
11月6日 ファフレッティン・コジャ保健相が、イスタンブルでも、全国的にも、コロナ感染が増加していると、くり返し警告しました。

 Hurriyet

「感染拡大の主要な理由は、人びとがコロナ発生前のような生活を続けているからです。あなたが気づかずに、ウイルスを拡散しているかもしれないのです」と、コジャ保健相はツイッターに書き、混みあっている街路の写真をシェアしました。

コロナウイルス感染拡大に直面して、政府は11月4日から有効になる一連の対策、とくに屋内をターゲットにした対策を導入しました。予防対策として、ショッピングモール、公園、市場、レストラン、カフェ、理髪店、スポーツセンター、インタネットカフェ、劇場、映画館、コンサートホールのような屋外施設は、全国81県で、午後10時に閉鎖されます。

イスタンブルでは、産業部門の就労時間が再検討されます。一般従業員で、60歳以上の人、妊娠中の女性、10歳以下の子供のいる女性、持病のある人などは在宅就労になります。

西部バルケシル県では、コロナ感染者数が3倍になり、65歳以上で集中治療室で治療中の患者数も著しく増えていると、ハサン・シュルダク知事が言いました。


「80万戸の建物は取り壊すべきだ」コンクリート協会会長

イスタンブルとイズミルの80万戸の建物は、1999年前に建てられたものだから、取り壊すべきだと、欧州トルコ・コンクリート協会のヤウズ・ウシュク会長がヒュリエト紙のインタビューで語りました。

 Hurriyet

「時の経過によって、建物のコンクリートの破砕と鉄の腐食が起こります。これを見つけ出し、取り壊さなければならないのです」とウシュク会長はヒュリエト紙のインタビューで語りました。1999年の、2万人がなくなったギョルチュク地震の前は、建物を建てるのに、C10タイプのコンクリートが使われていましたが、その後、C20やC30のような、もっと強いコンクリートが選択され、使用が義務化されました。

イズミルの120万戸の建物の3分の1と、イスタンブルの160万戸の建物の4分の1は、1999年前に建てられています。これらの建物の多くは、学校、病院、寄宿舎だと、ウシュク会長は言いました。「イズミルには、腐食している建物が山ほどあります。われわれはできるだけ早く、これらの建物を点検しなければなりません」

ウシュク会長は、とくにバイラクル地区、ボルノヴァ地区、バルチョヴァ地区に注目しています。「これらの地区は土壌が垂直都市化に強くありません。4階建て以上の建物を許可してはいけません」

イスタンブルでは、市が、ビュユクチェクメジェやアヴジュラルのような問題のある地区の調査を始めていると、ウシュク会長は言いました。「イスタンブルでは4人に1人が危険な状態にあります。つまり、160万人の命が問題です。予想されるイスタンブル地震の前に、都市化改造を終わらせなかったら、市の3分の1が失われるでしょう」

彼はまた、この改造計画の費用を示しました。「50億ドルはかかります。市民はとてもまかなえません。20年30年のローンで解決するための行政が必要です」


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