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エルドアン大統領がライシ大統領の捜索に助力したトルコのドローンを賞賛

2024年05月22日 | 国内
5月22日 イランのエブラヒム・ライシ大統領と高官らがのったヘリコプターが強制着陸した後、その残骸を発見したトルコのドローン「バイラクタル・アクンジュ」を、エルドアン大統領が賞賛しました。

 Hurriyet

「UAV(無人航空機)アクンジュはイランの要請を受けて、捜索・救助活動で積極的役割を果たしました。悪天候にもかかわらず、ドローンは7時間半、2,100キロを飛行し、調査活動を行いました」

ドローンは見事に任務を果たし、トルコに帰還しました。2019年以来、トルコのドローン・メーカー「バイラクタル」が製造してきたモデル「アクンジュ」は、24時間、40,000フィートまで飛行でき、広い地域をカバーできます。

イランの捜索・救助当局は、ヘリコプターは5月19日遅く、イランの北西山岳地帯にハードランディングしたと思われると報じました。しかし、濃霧と雨という悪天候が捜索活動を大きく遅らせました。捜索が困難を極めたため、イラン当局はトルコに助力を要請しました。

「ライシ氏と随行員らが亡くなったヘリの事故で、無人航空機の重要性がふたたび認識されました」とエルドアン大統領は言いました。「現在、アフリカからヨーロッパまで50か国以上が、トルコ企業が製造した無人航空機を使用しています。UAVは軍事分野のみならず、自然災害や捜索・救助活動に重要な役割を果たしています」

エルドアン大統領は閣僚会議中、イランの大統領代行のモハムマド・モクフベル氏に、電話で弔辞を送りました。「イランはわが隣国であり、われわれの兄弟です。われわれは何百年も同じ地勢を共有し、ともに平和のために努めてきました」


トルコの石油生産量が増加している

アルパルスラン・バイラクダル・エネルギー天然資源相は、5月19日、ガバル山岳地方を訪れ、トルコは2024年末までに、石油の1日の生産量を100,000バレルにする計画だと語りました。

 Hurriyet

バイラクタル・エネルギー相は「殉教者エスマ・チェヴィク第22石油生産所」で、石油・天然ガス工学を専攻する学生たちと会談し、石油生産施設を視察しました。

ガバルで1日に生産される石油の量は、42,500バレルに達し、6月には50,000バレルに達すると期待されると、バイラクタル・エネルギー相は発表しました。

「われわれは道路をつくる一方で、機械を持ち込み、油田や塔を建設しています」とエネルギー相は言い、石油生産量を増やすためにがんばっていると強調しました。ガバル地方がトルコの石油生産を一気に変えるだろうと、彼は言っています。

エネルギー相はまた、石油分野の開発に若い技術者が関与することの重要性を力説し、卒業後は労働力になってくれることを願っていると言いました。

石油の生産量は1日425,000バレルを超えているが、6月には50,000バレルを暫定目標にしていると、エネルギー相は言いました。「現在、4地域の37の油田で石油を生産しています」

「ガバル地方がトルコを一気に変え、トルコの石油不足を克服するでしょう」とバイラクタル・エネルギー相は言いました。石油の探索は遠隔のキョル・カンディル地方など、他の地域にもひろがっていくだろうと、彼は言っています。


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