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「トルコはガザの平和のために、あらゆる対策をとる用意がある」エルドアン大統領

2023年12月03日 | 国際
12月3日 エルドアン大統領は、アラブ首長国連邦で行われたCOP28サミットで、イスラエルとパレスチナ間の平和を促し、トルコはその達成のために努める用意があると言いました。

 Hurriyet

国連の気象問題協議会COP28には、サウジのモハムメド・ビン・サルマン皇太子、インドのナレンドラ・モディ首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、南アフリカのシリル・ラマフォサ大統領、エジプトのアブデル・ファタフ・エルシシ大統領ら、世界のリーダー170人が参加しました。

エルドアン大統領は、ガザにおけるイスラエルの行動は「戦争犯罪であり、人道に対する犯罪だ」と語り、国際法の下の責任を求めました。「最近の状況から見ても、1967年の国境をベースに、東エルサレムを首都とする独立国家パレスチナを樹立することが重要であることは明らかだ。トルコとしては、そのプロセスのために、あらゆる責務を果たす用意がある」

エルドアン大統領はまた、地政学的な問題へのトルコの対処のほか、気象変動に対するトルコの取り組みについても概説しました。COPサミットの目的は、環境問題、エネルギー、食糧の安全保障、気象変動等への対処を討論することにあります。


マンスル・ヤワシュ氏がアンカラ市長に再立候補した

アンカラ市長マンスル・ヤワシュ氏が、最大野党・共和人民党(CHP)に、3月の選挙に立候補する申請を正式に提出しました。

Hurriyet
立候補申請を提出したアンカラのヤワシュ市長(中央)


「われわれの最大のプロジェクトは、首都アンカラの人々から受け取ったものを、アンカラの人々のために使うことです・・・われわれはアンカラを誠意をもって統治できることを全世界に示しました」と、ヤワシュ市長は申請後の短い声明で言いました。

CHPのオズギュル・オゼル党首は、以前、ヤワシュ市長のほか、イスタンブルのエクレム・イマムオール市長も、アイドゥンのオズレム・チェルチオール市長も、ふたたび推薦されると発表していました。

2019年の地方選挙では、ヤワシュ氏はIYI党(善良党)の支援を受けて、51%の票を得て勝利しました。彼のライバルだった公正発展党(AKP)の候補メフメト・オズハセキ氏は47%の票を得ました。

しかし、今度の選挙では、IYI党は、アンカラやイスタンブルなど主要な戦場で、自党の候補を立てると宣言しています。CHPとIYI党の関係は、5月の大統領選と議会選で、ともに敗北してから緊張関係にあります。


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