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「トルコは原発を所有する“勇気がある”」エネルギー相

2015年04月26日 | 経済
4月27日 「トルコは原発を所有する他の国々より臆病ではない」と、トルコ初の原発の安全性に関して、トルコのエネルギー相は言いました。南部メルシン県で、いま原発が建設中です。

 Hurriyet

「わが国はアメリカやドイツ、日本やフランスより、臆病ではありません。なぜ私たちは脅えなければならないのでしょう」4月23日、原発の安全性について尋ねられたタネル・ユルドゥス・エネルギー相は記者団に答えました。

「世界には442の原発があります・・・フランスはパリから90キロのところに原発をつくっています。スペインはマドリードから70キロに原発がありますが、ツーリストはべつに怖がっていません。わが国を訪れるツーリストがなぜ怖がるのでしょうか」とエネルギー相は言いました。

4月中旬、トルコはメルシンのアククユ地区で原発の建設を始めました。何十人もの環境プロテスターたちが、現場の鉄扉の前に集まっています。ロシアのロサトム社が原発の建設と操業を任されています。原発の寿命は60年、価格は約220億ドルです。

毎年、50億ドルのエネルギーを輸入しているトルコ政府は、電力発電の少なくとも5%を原子力でまかない、ロシアから大量に買っている天然ガス依存を減少させたいと思っています。


350人の不法移民が南部メルシンの港で捕まった

トルコの沿岸警備隊が、350人の不法移民が乗り込もうとしていた船を地中海上で捕らえました。移民の大部分はシリア国籍者でした。

 Hurriyet

トルコ沿岸警備隊は、南部メルシン県のボズヤズ港で、船上にいた移民75人と、港で乗船を待っていた271人を捕らえました。移民たちは4月25日夜、モンゴル国旗を掲げた船、オレ号に乗り込もうとしていたと、トルコの治安部隊は言っています。4月26日、憲兵隊と沿岸警備隊は共同で、船内と港の捜索を始めました。

船の乗組員10人も逮捕され、移民を船に運んでいたディンギー(小ボート)も押収されました。

・・・350人もの集団が船に乗って、不法に出国できると思ったのでしょうか。トルコの沿岸警備隊をなめてはいけませんね。


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