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米代表団がFETO容疑者の審問に立ち会った

2019年01月04日 | 国際
1月5日 12月3日、訪土したアメリカの代表団が、2016年の未遂クーデターの主要容疑者の1人で、“FETOのイマーム(説教師)”と呼ばれたケマル・バトマズの審問に、オブザーバーとして立ち会いました。

 Hurriyet

代表団の中には、司法扶助協定の一環として、検事1人とFBI職員が加わっていました。アメリカ代表団はアンカラを2日間訪れ、1日目はアンカラの裁判所を訪れました。司法と治安要員からなる代表団は、アンカラでトルコ当局と話し合うために訪土しました。

容疑者バトマズは、FETOの副司令官だったとして告発されています。FETOは2016年7月15日の未遂クーデターの背後にいたと考えられています。未遂クーデターの主要容疑者のアディル・オクスズとバトマズは、クーデターの2,3日前に、アメリカを訪れています。

トルコは、アメリカ在住のFETOの指導者フェトフラー・ギュレンの送還を要請する多くの証拠書類をアメリカに送っています。新しい書類には、ギュレンのペンシルヴァニアの補佐役とケマル・バトマズとのEメールによる通信も含まれています。未遂クーデターが起こる前に、ギュレンが自ら組織のメンバーに指示を与えていた証拠もあります。

アブドゥルハミト・ギュル法相は、トルコ政府はギュレンが送還されることを望んでいると言っています。「トルコには死刑は存在しません。われわれは送還の妨げになるものはないと、アメリカ当局に言っています」とギュル法相は、12月30日、言いました。「ギュレン送還のわが国の要請は正式に拒否されていません。われわれは新しい証拠を見つけるたびに、アメリカに送っています。行政上・犯罪上の捜査は進行しています」

トルコ当局は、2018年7月13日、アメリカ当局者との会談で、デジタルのデータを示して、未遂クーデタにおけるFETOの役割を証拠立てて見せました。アメリカもデータを受け取り、独自の捜査を始めていると、アナドル通信は言っています。


トルコの輸出は、2018年、1680億ドルに達した

 トルコの輸出は、昨年、1681億ドルに達したと、1月4日、ルフサル・ペクジャン貿易相が言いました。

 Hurriyet

「2018年の輸出は、前年の1570億ドルに比して7.1%増加し、2018年の輸入は、年間ベースで4.6%減少し、2231億ドルになった」と、ペクジャン貿易相は言い、「トルコの輸出の輸入カバー率は、2017年から8.2%アップし、昨年、75.3%に達した」と付言しました。

予備データによると、トルコの外国貿易収支の赤字は、昨年は550億ドルに減少し、2017年の768億ドルに比して大きく改善されました。最終的な額は、1月31日、統計局が発表します。


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