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ナイトクラブ・テロ関連のIS容疑者27人がイズミルで拘束された

2017年01月05日 | 国内
1月5日 1日のナイトクラブ「レイナ」のテロ事件関連容疑で1月4日、イズミルで、27人が拘束されたと、ドーアンニュースが報じました。
 
 Hurriyet

警察は今回のテロ事件関連で、3家族を含む27人を拘束しました。警察は最初、実行犯が短期間、住んでいたコンヤで手入れを行い、3人の外国人容疑者を拘束しましたが、彼らの住居からはなにも発見されませんでした。今回の実行犯は「レイナ」襲撃後、イズミルに逃げたと思われます。


クラブ「レイナ」襲撃犯の身元が確認された

1月1日、イスタンブルのナイトクラブ「レイナ」で39人を殺害したIS戦闘員の身元が確認されたと、1月4日、メヴリュト・チャヴシュオール外相が発表しました。警察は戦闘員拘束のための捜索をつづけています。

 Hurriyet

外相は実行犯の名前は明かしませんでした。「男を捕らえる努力はつづいている。襲撃はプロのように、綿密に計画されていた」と外相は言いました。

ナイトクラブ襲撃関連で、1月4日朝、IS容疑者40人が、イズミル県で拘束されたと、ドーアンニュースが報じました。拘束されたのは、子供20人、男性9人、女性11人で、ほとんどは東部テュルケスタン、ダジェスタン、キルギスタンから来た人々です。

新たな情報によると、実行犯は11月20日、家族とともにイスタンブルに到着し、アンカラに行き、11月22日、コンヤに着きました。男はジハーディスト・グループの“エミル”(首長)の歓迎を受け、コンヤで家を借りました。男が3か月分の家賃を現金で払った家の寫眞も発表されました。

彼はコンヤにいる間、3家族と接触していました。警察はそれら家族の家も手入れしましたが、テロ事件後すぐに、だれもいなくなっていたと、Hurriyet 紙が報じました。コンヤの不動産業者2人も拘束されました。12月15日、アクシャム紙は「コンヤのバス駅にいる男の寫眞が見つかった。彼はコンヤに住みはじめてから、3,4回コンヤを出ている」と報じています。

男は、イスタンブルの首長、ユスフ・ホジャをたよって、12月29日、イスタンブルのゼイティンブルヌのアジトに到着しました。イエニ・シャファク紙によると、実行犯は、ジハーディスト・グループ内では、“アブー・ムハムメド・ホラサニ”というコードネームを使っていました。

ポスタル紙によると、実行犯は、犠牲者の血をからだに塗って、負傷しているように見せかけ、現場から逃げおうせたということです。また、現場の写真を見ると、彼は左手をポケットに入れていますが、治安部隊に爆弾を持っているように見せていたようです。

男が逃亡する際、タクシー運転手の電話を借りたことは報じられていますが、調査によると、彼は、襲撃命令を出したユスフ・ホジャに連絡していたと、サバー紙は報じています。また、男は金をまったく持っていなかったので、逃走に使ったタクシーを降り、他のタクシーを拾ってゼイティンブルヌへ帰りました。ゼイティンブルヌで彼は、ウイグル料理レストランの従業員に、運転手にタクシー代を払うようたのみました。

警察はテロ事件調査の一環として、ウイグル人7人を拘束しました。レストランのオーナー、シェムセッティン・ドゥルスンさんはテロとのかかわりを否定しています。ソズジュ紙によると、実行犯は、最初タクシムを標的にしようと周辺を偵察しましたが、警備が厳重なので、標的を変更したようです。

男はまた、偽造パスポートを使って、2014年と2015年の2回、トルコに入国していたと警察が確認しました。また、「レイナ」襲撃の弾道調査報告によると、実行犯が襲撃に使った銃は未使用のものだったそうです。


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