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トルコは米国が戦闘員をアフリンに移すのを止めるよう期待

2018年03月08日 | 国際
3月8日 トルコはアメリカが、YPG(クルド人民防衛隊)の戦闘員をマンビジからアフリンに“移動させる”のを止めるよう期待していると、大統領府のイブラヒム・カルン報道官が、3月7日、言いました。

 Hurriyet

「トルコは必要な対策をとった。アメリカも必要な対策をとり、支配下にあるYPG/PYD軍をマンビジからアフリンへ移動させるのを止めることを、トルコは期待している。これはわが国の当然の権利である」と、カルン報道官はアンカラの大統領府で記者団に語りました。

カルン報道官はまた、トルコは、シリアの東グータで現在行われている、毎日5時間の休戦を24時間に拡大させるよう努力していると言い、エルドアン大統領は、シリアの現状について、イランのハッサン・ロウハニ大統領と話し合っていると付言しました。

1月20日、トルコは、シリア北西部アフリンからYPGの戦闘員を排除するために「オリーブの枝作戦」を始めました。トルコ当局は、YPGの戦闘員が大半を構成するSDF(シリア民主軍)に対して、さらなる軍事作戦を開始すると、くり返し明言しています。YPG戦闘員は、ユーフラテス川の西、アレッポーの北東に位置する、戦略的に重要な都市マンビジにいます。

トルコはいまも北東シリアで作戦中ですが、アメリカは、マンビジにいるアメリカ軍の安全への懸念を表明しました。現在、マンビジには、2000人のアメリカ兵が駐屯しています。


国際女性の日に、「性差別は容認できない」とエルドアン大統領

女性と子供に対する暴力は、“人道に対する罪”だと、3月8日の「国際女性の日」にエルドアン大統領が言いました。

 Hurriyet
エルドアン大統領とエミネ夫人(中央)


「女性に対する殺人や暴力のニュースは私を悲しませます。女性に対して暴力を使うような人は、人間性に欠けた人だと思います」と、エルドアン大統領は「国際女性の日」を記念する会合で言いました。「この種の行為はすべて人道に対する犯罪です」

「私たちが解決すべき問題は、変質的で野蛮な行為を助長する環境をなくすことです。みんなで行動しましょう」と大統領は言いました。エルドアン大統領はまた、性差別はトルコの文化にも合致しないと言い、性差別を私たちの文化や信仰に結びつけようとするのは、悪意ある連中のすることだと付言しました。

「女性と男性はコインの両面のようなものだという文化を持つ私たちは、あらゆる性差別主義者に反対します。私たちは人間の尊厳を無視する、ゆがんだ考えに対して戦いつづける決意です。性差別主義者の考えは、私たちの文化、歴史、社会生活の活力にも反するものです」と、大統領府は国際女性の日に声明文を出しました。


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