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イスタンブル空港でトルコ航空機、爆発予告で機内捜査

2016年05月24日 | 国内
5月24日 23日、イスタンブルのアタテュルク空港で、トルコ航空機内に爆弾を仕掛けたというメモが見つかり、機内が捜査されました。

 Hurriyet

午後3時50分頃、機内のトイレ内で“爆発脅迫”のメモが見つかり、中央アナトリアのカイセリへ行く予定だった飛行機は引き離され、出発は延期されました。

離陸前、トイレ内をチェックした客室乗務員がメモを見つけたそうです。爆発予告は虚偽だったとわかり、乗客乗員134人はべつの飛行機でカイセリに向かいました。

・・・私、明後日はトルコ航空機に乗るんだからね、脅かさないでよね。


「マルディンで医者として働くことはノーベル賞より素晴らしい」サンジャル氏

ノーベル賞授賞アジズ・サンジャル氏は、イスタンブル大学の学位授与式でスピーチし、「トルコ南東部のマルディン県で医者として働くことは、ノーベル化学賞を受賞するよりすばらしい」と言いました。

Hurriyet

「ノーベル賞を受賞するのはすばらしいことです。しかし、マルディンのサヴルで医者として働くのはもっと素晴らしいことでしょう」と、サンジャル氏は故郷について語りました。彼はイスタンブル大学医学部を45年前に卒業しました。サンジャル氏はいま、トルコで、公式非公式に、さまざまな場所を訪れています。

「私の大学、私の医学部に帰ってきたことは、私にとって、とても感動的です。私は感情的な人間です。私も皆さんと同じように、祖国を愛しています。トルコではイスティクラル・マルシュ(トルコ国歌)をあまり聴きませんが、アメリカではよく聴きます。イスティクラル・マルシュを聴き、トルコ国旗を見ると、私はいつでも目がうるんできます」とサンジャル氏は語りました。

「私は先週、GATA病院で負傷兵たちを見舞いました。兵士の1人は顎がひどく傷ついていました。手をやられている兵士もいました。私はいま、国歌を聴くと、彼らを思いだします。私たちは医者として、科学者として、労働者として働くことができます。しかし、彼らが払った犠牲は特別なもので、賞賛されるべきです。私たちはいつも彼らに感謝を示すべきです」

サンジャル氏はまた、昔の教授の1人、ムザッフェル・アクス教授について語りました。アクス教授が最初に彼にアメリカに行くよう勧めたそうです。「先生は私の大好きな教授でした。先生はトルコの医学史上、特別の存在です」とサンジャル氏は語りました。

「他人から尊敬されたいと思うのなら、まず自分が自らを尊重するべきです。自信を持つことです。私には、ハアヴァード大卒だ、イエール大卒だというトルコ人やアメリカ人の友人たちがいます。でも、私はイスタンブル大医学部卒だと、胸を張って言います」とサンジャル氏は言いました。

卒業式で、サンジャル氏は、医学部のトップの学生ギュルシュム・バシャク・サイガン博士に卒業証書を渡しました。サンジャル氏はまた、母校にノーベル賞の3つのレプリカのひとつを寄贈しました。


トルコ南東部で密輸タバコ500万包が押収された

5月23日、南東部ハッカリ県の作戦中、密輸タバコ500万包が憲兵隊チームによって見つかりました。

 Hurriyet

密輸タバコはハッカリ県のユクセコワ地区のオンバシュラル村、チョバンプナル村、アルムトゥル村と、シェムディンリ地区のボズヤマシュ村で行われた手入れで見つかりました。この作戦はクルド労働者党(PKK)の財源を標的にして行われ、タバコ密輸の容疑者4人が拘束されました。

PKK戦闘員たちは、トルコとイラン・イラク国境で、不法活動をする密輸人に“税”を課し、それがPKKの財源になっていました。2013年以来、トルコ当局が行った作戦で、なんと1億8580包のタバコが押収され、3145人の容疑者が逮捕されています。

ディヤルバクル犯罪局のアイハン・エルトゥールル局長によると、密輸タバコはPKKの最大の財源になっているということです。


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