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5万3000余のシリア人がトルコの地方選挙に投票する

2019年01月20日 | 国内
1月21日 少なくとも5万3000人のシリア人が、3月31日に行われるトルコの地方選挙に投票できると、スレイマン・ソイル内相が1月19日に言いました。

 Hurriyet
3月の地方選挙について語るソイル内相


トルコの市民権を所得したシリア人は5万3099人いると、ソイル内相は言いました。内相は南東部マルディンの選挙安全会議に出席して、この発言をしました。

内相はまた、「選挙日には54万7000人の治安部隊が警備にあたる。テロ集団PKKの脅威と選挙妨害に備えて、11県12地区に、治安要員6680人の追加配備を命じた」と語りました。PKKはトルコ、アメリカEUがテロリスト組織と認定しています。

地方選挙は地方行政官を選ぶために、2019年3月31日、トルコ全国で行われます。トルコで最近行われた選挙は、2018年6月24日に行われた大統領選と国会議員選です。


国連事務総長がトルコの安全性への懸念を正当と支持

シリアの緩衝地帯設置が論じられているいま、トルコの北東シリアに対する安全性への懸念は正当と認めると、国連のアントニオ・グレーテス事務総長が、1月18日、言いました。

 Hurriyet
「トルコの安全性への懸念は正当」国連のグテーレス事務総長


シリアの領土の保全、トルコの正当な安全保障、シリアの多様性の容認・・・あらゆる決定はこの3つを考慮してなされなければならないと、グテーレス事務総長は言いました。「これらは侵されてはならない3つの基準である」

1月14日のツイッターで、アメリカのトランプ大統領は、20マイル(32キロ)の幅の安全地帯を、シリアの東ユーフラテス地方に設置することを提案しました。その後、エルドアン大統領はトランプ大統領と電話で話しあい、安全地帯の詳細についてつめました。

トルコのイブラヒム・カルン大統領報道官によると、この問題は近くロシアとトルコの大統領レベルの会談で討議されるだろうということです。


不法盗掘犯が自分が用意した爆薬が爆発して重傷

トルコ中部コンヤ県で、2人の不法盗掘犯が、岩を除去しようと用意した爆発物が爆発して重傷を負いました。

Hurriyet

デミルオレンニュースによると、事件はクムラル地区の石切り場で起こりました。ここに“宝物”が埋まっていると考えた不法盗掘犯アフメト・エスキジ(34)とウーウル・トガチ(28)が不法盗掘を始めたとき、彼らの自家製爆弾が爆発しました。

重傷を負った2人は病院に運ばれ、2人の友人ヒュセイン・Cが拘束されました。ヒュセインが盗掘のリーダーだったようです。

当局の努力にもかかわらず、不法盗掘犯は全国で暗躍しています。トルコは古代文明の故郷、アナトリアは古代遺物の宝庫です。最近は、キュタヒヤ県、アフィヨンカラヒサル県、エスキシェヒル県の県境に位置するフィリギア渓谷が、盗掘犯のダイナマイトで大きく破壊されました。


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