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トルコは2016年のクーデターの5周年を記念した

2021年07月15日 | 国内
7月15日 トルコは2016年のクーデターの5周年を記念し、反逆者たちと戦って命を落とした人々の名誉を讃える一連の記念イベントも行われました。

 Hurriyet

トルコ全土で、「7月15日民主主義と国家統一デー」を記念するイベントが行われました。エルドアン大統領も式典に参列し、犠牲者の記念碑に花束を捧げ、その後、犠牲者を追悼する国会のイベントに出席しました。

また、ベシュテペの大統領官邸の向かいに建てられた「7月15日民主主義博物館」が一般公開されました。博物館には8つのホールがあり、それぞれ「トルコのクーデターと世界」「弾丸の脅威」「闇への落下」「痕跡」「Sela」「犠牲者への敬意」「民主主義の監視」といったテーマがつけられています。

エルドアン大統領とシェントップ国会議長が国会でスピーチを行いました。国会では、「7月15日写真展」のほか、映画上映やパネル展示なども行われます。

若い女性が2016年の戦いの想い出を語った

2016年,クーデターの日、街へ出て勇敢に 戦った若い女性が、負傷しながらも運命の日を生き抜いた思い出を語りました。

 Hurriyet

アドヴィイエ・ギュル・イスマイルオールさんは、FETOのクーデターを阻止するために戦った多くのトルコ人の1人です。イスマイルオールさんは14歳でしたが、エルドアン大統領が国民は広場へ出てテログループに抵抗しようと激励した後、両親や姉とともにイスタンブル・ファティフ区の家を出ました。

イスマイルオールさんたちが市庁舎へ向かって歩いているとき、反逆者たちが群衆に向かって発砲し、彼女は負傷しました。『私の隣にいた人が負傷して倒れました。彼女は膝を撃たれていました。叫び声を聞いて、私は衝動的に彼女を助けようとしました。立ち上がった時、私は背中に痛みを感じました」

『私は背中を撃たれたと思ったのですが、弾丸は私の左腕を貫通し、肩甲骨の端を砕き、私の両肺を傷つけていました。弾丸は私の背中に直径15インチの穴をあけていました。口と鼻から血が溢れ、私は地面に倒れました。死ぬのは怖くありませんでした」とイスマイルオールさんは言いました。

「オスマン帝国のスルタンの1人、ヤウズ・スルタン・セリムが言ったように、私たちが死んだら、天は私たちのもの、私たちが生き残ったら、国は私たちものです」


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