「トルコとイランはテロとの戦いで協力を強化すべき」エルドアン大統領

７月５日　トルコとイランはテロとの戦いで協力を強化すべきだと、トルコのエルドアン大統領は、金曜、アゼルバイジャンでの会談で、イランのマスード・ペゼシュキヤーン大統領に言いました。

　Hurriyet

イランのペゼシュキヤーン大統領（左）とエルドアン大統領

アゼルバイジャンのカンケンディ市で行われた「経済協力機構」（ECO)サミットで、エルドアン大統領とペゼシュキヤーン大統領は会談しました。会談で、両首脳は、両国間の問題と地域の問題も話し合ったと、トルコの広報局はX で言いました。

エルドアン大統領は、イランとイスラエル間の現在の事実上の停戦を、継続的な安定に変える必要があると力説し、対話と交渉によって争いを解決することの重要性を強調しました。

エルドアン大統領はまた、トルコは、必要なら仲介者を務めることも含め、平和の促進のために責任を持つ用意があると言いました。

あらゆる分野、とくに貿易において、両国の関係を前進させることは両国を利することになると、エルドアン大統領は付言しました。

「PKKは来週、武装解除を始める予定」DEM党

待望のＰＫＫの武装放棄が、政府の「テロのないトルコ」プログラムの一環として、来週始まる予定だと、「人民の平等と民主主義党」（DEM党）の広報係アイシェギュル・ドーアン氏が、７月３日、発表しました。

　Hurriyet

「私たちは新しい段階に入ります。私たちは来週、歴史的瞬間を目撃するでしょう」とドーアン氏はアンカラの記者会見で記者団に語りました。

彼女は、武装放棄の正確な日にちと場所はわからないが、エルビルやスライマニヤのような北イラクの町が考えられると言いました。収監されているＰＫＫの党首アブドゥラ・オジャランの声明は、その後に出されると思われます。

この発表は、「国家情報機構」（ＭＩＴ）のイブラヒム・カルン長官が、南東部ハッカリ県を訪れたのと同日に出されました。カルン長官はイラク国境近くのユクセコヴァとチュクルジャで、ハッカリのアリ・チェリク知事、レヴェント・エルギュン第２陸軍司令官、その他、治安要員らと会談を行い、国境の安全保障と軍の基地周辺の状況について話し合いました。

　　　「ときどきダイアリー」ヘ