夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『朗読劇 この子たちの夏 1945 ・ヒロシマ・ナガサキ』

2016-07-19 00:33:45 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ




川西町フレンドリープラザというところで、『朗読劇 この子たちの夏 1945・ヒロシマ・ナガサキ』を見てというか、聞いてきました。

山形県川西町は、故・井上ひさし氏の故郷で、フレンドリープラザは、氏の業績を記念して作られた施設で、中には500人規模の劇場があります。
「こまつ座」の舞台なども上演されるので、話には訊いていたのですが、今回、初めて訪れました。
我が家から車で1時間30分くらい。
樹々が生い茂る広い敷地の中にその建物はありました。


『朗読劇 この子たちの夏 1945・ヒロシマ・ナガサキ』

7月17日の出演(アイウエオ順)
一路真輝 ・ かとうかず子 ・ 島田歌穂 ・ 西山水木 ・ 根岸季衣 ・ 原日出子

フライヤーの文章を引用します。
「唯一の原子爆弾での被爆国である日本。日本人としての経験を記録ではなく記憶に留めたいと、構成・演出の木村光一が遺稿や手記、詩歌など膨大な資料の中から、テーマを「母と子」に絞り朗読劇としてまとめたのが本作品です。」

6人が手記を読み継いでいく形式です。
背後のスクリーンには、時々、当時の写真が映し出されます。
わずかな音量で流れるBGMは、童謡や唱歌やミサ曲など。


こういうことが、そんなに遠くない過去に確かに起こったのだと覚えていなくてはならない。
それを朗読劇という形で再認識出来た、この1時間45分は貴重な時間でした。

一路さん、こんな田舎までわざわざ来ていただいてありがとうございました。
おかげさまで、静謐なひとときを過ごすことができました。


「この子たちの夏」は、いくつかの地方公演を経て、8月13・14日には世田谷パブリックシアターで上演されます。

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『JERSEY BOYS 』

2016-07-14 23:42:22 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ

「Can't Take My Eyes Off Of You」を「君の瞳に恋してる」という邦題にした人のセンスはすごいと思う。
ずうっと大好きな曲です。


シアタークリエで『JERSEY BOYS』観てきました。

'60〜'70年代に活躍した FOUR SEASONS の栄光や挫折や喪失やらの紆余曲折の物語。

彼ら4人は、ニュージャージーの精神を貫いた生き方をしました。って、書いてしまうとあまりに安易過ぎますが……
混沌として、管理されなくて、自由の裏側に闇があって……


中川晃教くんの歌声に酔いしれました。
あっきーのファルセットボイスはすごい‼️
「君の瞳に恋してる」のフルコーラスの後は、拍手がショーストップ状態👏👏
その他にも、聞き覚えのある曲が続々と。

もちろん、生バンドです。
上手の上の方の狭い場所だけれど、迫力ありました。

福井晶一さん、中垣内雅貴くん、海宝直人くん(+中川晃教くんの4人が“ FOUR SEASONS ” のメンバー)、その他のアンサンブルの皆さんもこぞって実力者で、耳福なミュージカルでした。
(TEAM WHITE の方で観ました。)

カーテンコールのあと、何曲かメドレーで歌ってくれて、「君の瞳に恋してる」を今度は英語で聴けたのも嬉しかったです😄(劇中では、訳詞。)

音楽監督は島健さん。
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もうすぐ7月14日ですから……

2016-07-11 09:15:40 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯

今年も三が日がやってきますね。
頷いてくれたあなたは、お仲間です ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪


と、突拍子もなくはじめてみました (^◇^;)

このカテゴリーで書くのは、久しぶりですね。

遠い過去の事のように思えますが、episode 7 を読んで、唖然としたのは今年のお正月なのですね。

本編の『ベルサイユのばら』は、もちろんどこを切り取っても大好きですが……
特に1789年に入ってからは、猛々しい歴史の流れを縦軸に、横軸には、人間の生死に向かいあう風が、通奏低音のように静かにたゆたっていて、その動と静の絶妙なバランスなんとも言えず、せつなくてたまりません。
オスカルと死期がせまった王太子ルイ・ジョゼフとの乗馬のシーン、、オスカルとアントワネットとの最期の語らい、こういうエピソードが本当に愛おしく思える夏です。


さて、『ベルサイユのばら』ファンのおばさんたちは、小金持ち^_^; だと思われているのか、復刻本が出ますね。
🌹 豪華限定版 『ベルサイユのばら 1972ー73 』全7巻 🌹
全7巻を一括購入いたしますと、61,838円(税込)になりまして、いろいろと豪華特典も付くようですよ。
はあ〜、すごいわ💬💭
以前の某ブランドとコラボした数万円超のバッグ類よりは、至極、まっとうな企画とは思います。
でも、やっぱり目をみはるお値段だわー 👀💦
2年くらい前かな?15,000円のオスカル・ドールでさえ買わなかったのにね〜 (^◇^;)
(もっともこれは、すでに拙宅には15年くらい前にやって来たオスカル様がすでにいらっしゃって、そのときに、宮廷服やドレス、着物まで揃えてあげたからでしたが。)

http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68324993&tr=tb

※ リンクできていませんね(泣)
「復刊ドットコム ベルサイユのばら」で検索してくださいませ m(__)m


「アニばら」の音源を全て収録した3枚組のCDも発売されましたね (^ ^)
テーマ曲はもちろんのこと、BGMも長いものから短いものまで全て収録してあるそうです。
「アニばら」の音楽で想い出すのは、劇中でオスカルが弾いている Bach をちゃんと聴きたくてCDを買ったことですね〜。
あと「エースをねらえ!」のアニメに、同じBGMが使い回されていたこととか……
もう、ふた昔前のオハナシです。


この夏、発売の新商品をもうひとつ (^O^)

🌹「『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命」🌹(池田理代子:著 ベスト新書 780円+税)🌹

これは購入しました。
写真だとわかりにくいと思いますが、新書ですから小さいです。
180ページ程度ですが、1時間で読めてしまいました。
フランス革命の少し前からナポレオンの登場までを中心に、とても平易な文章で書かれた “ フランス革命の入門編 ” という感じの本です。
おそらく『ベルサイユのばら』のファンならば、知っている事ばかりですね (^_^)v
池田理代子先生が自ら書かれましたので、歴史的事実に関連する本編の場面が、数多く挿入されています。
最後は、オスカルがアランたちに向かって話す本編のページで終わっています。

「自由であるべきは心のみにあらず!!
人間は その指先1本 髪の毛1本にいたるまで
すべて神の下に 平等であり 自由であるべきなのだ」


🌹. 🌹. 🌹. 🌹. 🌹. 🌹

7月12日から14日を三が日と言いますね。
言い得て妙ですが、いったいどなたが言い出したのでしょう?
おそらく、今はもう死語で、ある程度のキャリアのあるファンにしか通じない言葉なのでしょうね (苦笑)

ところでもうひとつ。
アンドレの誕生日って、確か8月26日ですよね?
この日は、人権宣言が発表された日ですが、何か関係があるのかな?
主人公たち3人の他の登場人物たちの誕生日って、連載後に?設定されたのよね?
『1789』を観ていて、「8月26日」というセリフに、「アンドレの誕生日では?」と反応してしまったワタクシだったのでした (またまた苦笑)

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小暑 2016 @ひとりごとな《Diary》

2016-07-10 07:00:00 | 日々のつれづれ

7月7日は七夕でしたが、小暑でもありました。

いよいよ暑さが本格的になってくる ☀️という季節の到来です。
とはいえ、大型の台風は来るわ、気温が体温を超えるわ、で、すでにしっかりと 夏 なのですけれどね 🍉
九州地方がたびたび集中豪雨に見舞われている一方で、北関東では雨が降らず、首都圏は水不足になりそう……今年も自然の神さまの采配はうまくいかないようです (涙)

普通の夏がいいのですよ。
1788年が普通の夏だったら、小麦がちゃんと収穫出来て、翌年に革命は起きなかったかもしれない。
1789年が普通の夏だったら、小麦がちゃんと収穫出来て、パンがある程度は市民たちに行き渡って、革命は起きていても、女たちがヴェルサイユにパンを求めて行進することは無かったかもしれない。
革命は起きていても、もっと穏やかに推移して、国王夫妻がギロチンの犠牲になることは無かったかもしれない。

話が飛躍し過ぎました 💦


この夏は、参院選もありますが、イギリスのEUからの離脱や都知事選の方が、何かと興味をひきますね。

イギリスでは、まさか離脱派が勝利はしないだろうとタカを括って投票に行かなかった残留派の人々が、今になってあわてている、という報道もありますね。
怖いのは、自分たちで選べる権利があるにもかかわらず、それを放棄したために、舵があらぬ方向を向いてしまうこと。

都知事選については、某アイドルのお父上って偉い方だったのね〜と改めて感心したり、強行に立候補を表明した方の記者会見に都政の闇を感じたり、思いがけない俳優の名前が浮上したり、部外者にはなかなか興味深い話題を提供してくれていますね。

で、参院選ですが、先日、うまい具合に?市役所に用事がありまして、せっかくの機会なので、期日前投票を済ませてきました (^_^)


…… 🍧 …… 🍉 …… 🎐 …… 🐬 …… 🌻 ……


宙組の来年の演目が『王妃の館』に決まりましたね。
全く予想外でしたね〜。
原作を読んでいるので、登場人物がわかるのですが、いったいどのカップルを、まぁくんとみりおんに当てるのでしょう?その一方で、ギラギラと派手な成金カップルは、ぜひ!愛ちゃんとうららちゃんに演じてほしいと思ったり(笑)
大劇場デビュー若手演出家の担当なので、登場人物たちを整理できなくてグダグダになりませんように (⌒-⌒; )
『王妃の館』は映画にもなりましたが、ストーリー自体は絶対に原作の方が面白いです‼️

星組。
まず、かいちゃんのバウホール単独主演が決まりましたね‼️
おめでとう〜〜 🎉
『燃ゆる風 ー 軍師・竹中半兵衛 ー 』
逆転裁判シリーズでや戦国BASARAで一世を風靡した、鈴木Kセンセの久々の登板ですね。
公演解説を読むと、シリアスですが、どういうふうに歴史にアプローチするのでしょうね?

新トップコンビのお披露目は、噂どおりに『THE SCARLET PIMPERNEL』でしたね。
演出が小池センセなので、今秋に外部で上演されるヴァージョンとどう違うのか見比べる楽しみもあります。
が‼️
どうして、歌が得意とはいえないコンビにこの演目なのかしら?
紅子さんにとって、唯一の新公主演作で、思い入れが深いというのはわかりますが……うーん……
(実は、月組のお披露目が『THE SCARLET PIMPERNEL』だといいな…と思っていた時期もありました。)
とはいえ、これはリピートしたい演目には間違いありません。

結論。
なんだかんだ言っても、2017年も宝塚歌劇から目が離せませんね🎩👠








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「無伴奏」〜 映画を見ました。

2016-07-08 07:00:00 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。

「無伴奏」という映画を見ました。

作家・小池真理子氏の原点と云われている小説『無伴奏』が原作です。

舞台は1970年の仙台。
学生運動が華やかなりし日々。
大学生たちは日本の政治憂い、主人公である女子高生は高校の制服廃止を訴えて。
たくさんの挫折もあったけれど、日本中がまだ明るい未来を信じられた(であろう)時代。


ああ、あんな時代が確かにあったわねと、遠い記憶を掘り起こす…って、リアルタイムの記憶ではないけれど💦

ここに出てくる 無伴奏 とは、即物的には、クラシック喫茶の店名。
だけど、人生において伴奏がない、ヴァイオリンやチェロの無伴奏曲のごとく人生を生きる(孤独ではなく自立して)、という意味合いもあるのでしょうか?

無伴奏 のようなクラシック喫茶は、私の大学生時代にも、まだひっそりと?生息しておりました。
一度だけ、先輩に連れていってもらいましたが、ワタクシには敷居が高かった……(^^;;

クラシック喫茶をご存知ないお若い方々に説明いたしましょう (^ ^)
クラシック音楽を聴くための喫茶店、曲はお客さんのリクエストでかけてくれる、CDの時代はまだ先でレコードの時代、特徴的なのは座席の配置でまるで観光バスのように一方向を向いている(音楽を静かに聴くのが目的だから、向かい合って喋るなどもってのほか…ということで)、煙草のけむりだらけの場所なのでした。
音楽が携帯できなかった時代の産物ですね。


映画を見ていて、これって本当に『無伴奏』なのかしら?
10年以上前に、原作は読んだことがある。
それと映画は、明らかに違う気がするのだけれど…記憶が〜 💦
ない (涙)
今は手元に、本もない (・_・;


便利な世の中なので、原作のあらすじをネットで調べました。

ああ、そうだったのね 💡

映画では割愛されていたエピソードが有ってこその『無伴奏』ではないかしら?


原作のあるものを映画化することの難しさよ……

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