日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

寺山修司の言葉探し 神奈川近代文学館

2018-11-20 | 



今月25日まで神奈川近代文学館で開催中の
「寺山修司展」~ひとりぼっちのあなたに~ で
文学館付近のどこかにレンガに書かれ寺山の言葉が置かれてあるという
ユニークなアイディアがあり、探してみた。


(1) 大工町寺町米町仏町老母買ふ町あらずやつばめよ


(2) 書を捨てよ、町へ出よう


(3)ひとりぼっちのあなたに


(4)時には母のない子のように


(5)マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや


(6) 海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり


(7) 毛皮のマリー


(8)きらめく季節にだれがあの帆を歌ったかつかのまの僕に過ぎてゆく時よ


(9) レミング/ 世界の涯まで連れてって


(10&11) 新しき仏壇買いに行きしまま行方不明のおとうとと鳥


(12) さらば箱舟



1回目の訪問の時は明るい時間だったが(下の2枚)
2回目に行った時はすでに日が暮れかかり、暗がりの撮影で
番号順に歩いてみたものの意外と見つからず
何度も同じ所を行ったり来たりしたが楽しい言葉探しだった。

監修 三浦雅士