日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

晴明神社の「七夕まもり」と「桔梗守」 京都市上京区

2016-07-07 | 神社仏閣

今日は七夕の日。
先日行った京都の晴明神社で可愛い七夕守があったので購入した。
天の川のまわりに神社の社紋である五芒星(ごぼうせい)が描かれている。
五芒星は、陰陽道で魔除けの呪符として用いられた。



晴明神社は、平安時代に天空の星の動きで吉兆を言い当てて活躍した
陰陽師「阿倍晴明」を祀った神社で
彼の屋敷跡に1007年(寛弘4)に創建された。

そして桔梗守は、晴明が考案した「晴明桔梗」にちなみ
境内に桔梗が咲いている間に時期限定で手に出来るお守り。



境内に咲く桔梗は澄んだ青。約2000株植えられているという。
  


一の鳥居
社紋である五芒星が掲げられている。



安倍晴明公の像
天を仰ぎ、観測をしている晴明の姿。



晴明井
晴明が念力によって湧き出たという水。
水の出口はその年の恵方により立春の頃に方向を変える。



晴明神社はさほど広くないが
御神木、そして陰陽道で魔除けや厄除けの果物とされる桃が置かれてるうえに
いたるところに社紋があり
厄が落ちて清められるような思いがした。