Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

京都ブラブラ

2007-08-19 16:56:41 | 京都
■食べた、歩いた。
土曜日、大阪から友だちが来て、ガールズトークとウォーキングの1日。

ランチは烏丸のflowingにて。
会うの2ヶ月ぶりだけどいつ会ってもフツウ。気楽だわ。
会ってすぐに「ちょっとー私人生どうすればいいの」とかぶつけられる人。笑。

ここは、ずっと使われていなかった旧北國銀行を、
大阪のgrafがリノベーションしたもの。
カフェやスタジオ、ライブラリーもあってなかなか新しい空間です。
上のスタジオではヨガやピラティスをやっているそう、要チェック。


大文字が終わると、京都はそろそろ秋の支度を始めます。
・・・なーんて、昨日もまだまだ厳しい残暑!おなじみ鴨川です。
四条大橋からの眺め。今までいったい何度この橋を渡っただろうか。

会うといつも、一通りの近況をキャッチアップ。
自分自身のこと、共通の友だちのこと、
家族のこと、彼や旦那様のこと、職場のこと、
暮らしのこと、注目しちゃう素敵な人達のこと。

■石うすから、きな粉!
黒豆茶庵という甘味処に行きました。
店内は豆の香ばしい香りいっぱい。健康になれそうなお店です。

テーブルの上に、この石うすが置いてあってね、
煎った大豆をゴリゴリひいて自分できな粉をつくるのです。

ゆーっくりと石うすをまわすと、ゴリゴリっと大豆のつぶれる音がして(いい感触)、

え? もうきな粉なのかい、きみは!

という感じで、石うすからきな粉が出てくるの。
私、きな粉が大豆をつぶしたものだってこと、初めて知りました。
友だちは私の無知ぶりに大ウケ。
そんなことも知らなかったのー?じゃ、きな粉なんだと思ってたのー!?って。

たまにあるのさ、そういうこと。
すごい常識とされていることを、けろっと知らなかったりするのだ。

ともかく、、、
ひきたてのきな粉をわらび餅や金時ミルクにかけて、と、
香ばしくて最高だったのでした。

■記憶の中の花見小路

そして久しぶりに花見小路界隈を歩いた。
学生時代にバイトしていた割烹屋さんは今も健在。
でも、あの辺だいぶ観光地化されちゃいましたねー。

フラリと気軽に入れそうなフツウのお料理屋さんやカフェが増えたと思う。
値段つきのカラフル&派手なメニューや看板を、写真つきでお店の前に出してるようなお店が増えたかな。

このへんでバイトしていた時、入り時間はだいたい6時。
だからいつも、花見小路に着くのが夕暮れ時だったのね。特に冬はね。
その時間帯って、舞妓さん達が出勤するころなんだよね。
舞妓さんの姿を見にきた観光客や、街角でカメラを構えるカメラマンさん、
これから料亭へと向かうお客さん達などで通りがだんだん活気づいていく雰囲気、
あれ好きだったなー。
しっぽり、京の夜が始まるぞ、っていう夕暮れ時の独特な空気感、
花見小路にくるといつも思い出します。

昨日行ったときはまだ陽も高い暑い盛りだったので、
ちょっと歩いては「あつー、あちぃー」と言いながら、
京きななというこれまた美味しいアイスクリームのお店を探し求めていました。
(この上さらに食べる気かよ? いやいや、おみやげ用にだもーん。)

あ、おみやげといえば、
三条大橋の船はしやさんで、
こんなものを買いました。

見てみて、これ「福ダルマ」。
ひとりひとりのお腹に「福」の字、かわいいでしょ。
ほんのり素朴な甘さです。

ナチュラルハウスへ行ったり、
キャトルセゾン、フランフランなど雑貨を見たり、
これと言って目的もなく河原町界隈をブラブラ。
いいねーこんな日。

そして、家まで歩いて帰った。
彼女に会う前に、朝一の活動として見にいった習いごと教室もふくめ、1日ですごい歩いたよ。
歩けるってシアワセだー。

京都の夏の風物詩

2007-08-16 23:53:21 | 京都
今日、京都は五山の送り火、大文字焼きの日でした。


仕事が終わった後、同僚達と京都北山にあるデザインオフィスにてパーティに参加。
ここのベランダから、大文字の「大」がよく見えました。

ここは、「ほぼ日刊イトイ新聞」「大文字送り火ライブ中継2007」に協力しています。この中継のサイトへいくと、今日1日の5つの送り火の様子がとてもよく伝わってきますヨ。インターフェイスデザイン事務所らしく、企画とやってること、できあがったものがおもしろいです。

オフィスのベランダでは、今年初、流しそうめんも!

数年前までは、「デザイン」なんて言葉とは無縁だった。
学びのデザイン、という話から、インターフェイスデザインの人達とのつながりができて、あぁ全部つながっているんだなぁと思う。人の学びをうながすツール、そんな教育的プロダクトをつくる人達が考えるインターフェイス、、、その話をきくと、どんな製品にも、どんなウェブにも、どんなシステムにも、デザインにひとつひとつ意味があることを改めて知ります。

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京都で過ごす、何度目の夏でしょう。
お盆で還ってきた精霊たちは、5つの送り火によって再び無事に送り出されたのでしょうか。
モワッとしていて、まったく風の吹かない京都らしい夜でした。

She is brilliant!

2007-08-15 23:57:28 | エンキョリ
この前実家に帰った時に、母親がピアノをひいていた。
あ、アメリカにいる彼に聴かせたいな、と瞬間に思った。

「今からかけるから、彼が出たら何か弾いてね。」
母にそう言って、電話をかけた。(←パソコンは持って帰らなかったので、ほんとの「電話」)

「あら、何弾こうかしら。外国の人がわかる曲って私知らない。ん~、と。」
ごちゃごちゃと1人ごちながらも、指先が鍵盤をはじく。

♪♪

私が電話をかけた時、アメリカはまだ朝で、ちょうど朝の忙しいとき。
そんな彼をつかまえて、数分間、日本のうちの居間からアメリカの彼の部屋へ、
「キラキラ星変奏曲」と「見上げてごらん夜の星を」が流れたのでした。

60の手習いではじめた(?)母のピアノ。幼少時代にピアノを習っていたのは私のほう。
でもたぶん、今は私より上手いかもしれない。

She is good! She is brilliant!

「見上げてごらん夜の星を」なんて、彼にはなじみのないメロディ。それでも、とても心にしみたようでした。
電話口での彼の拍手喝采。ピアノを一生懸命ひいていた母には、聞こえなかっただろうけど。

なんだか、いい時間でした。

そういう時にやっと気づく

2007-08-14 23:58:36 | 日常

病院へ行った。
自分のカラダの異常には敏感。

左わき背中のじくじくした痛み。しつこいので検査をしてもらった。
確かに少し異常なのだけど、薬飲めば治るはず、とのこと。
それでも痛かったらまた来て、とのこと。


病院出たらこんな空。

ふと見上げて気づく。
あぶなかったぞ、自分。
普段、あたりまえのように感じている「健康」でいることが、
こんなに簡単にくずれちゃうのかと、ひやっとしたじゃない。

毎日の暮らしのこと、仕事のこと、遊びのこと、
食べること、着ること、移動すること、つくること、考えること、愛すること、
そういうのぜんぶ、今の私が健康でいられるからこそ享受できること。

あたりまえのものが、消えちゃいそうになる時、
はじめてその存在の大きさが見える。
そして、どれだけ自分が「あって当然」とふんぞり返っていたかも。

ダメだね、そんなんじゃ。
もっといたわろう、自分のカラダも、この生活も、まわりにいてくれる人達も。

手に入らなくてほしい、ほしい、と思っているものよりも、
今手にしているもののほうが、私にとっては大きくて大事な存在なのかもしれないね。

短い帰省

2007-08-13 23:36:56 | 日常
日曜日に東京出張を終え、その足で上越新幹線へ。


向かった先は、実家です。
関東平野のぎりぎりはじっこ、
ここが私が生まれ育ったところ。


今朝、朝5時過ぎに目が覚めたら、朝日がちょうどのぼってくるところ。
群馬県では本当に空が大きく見えます。

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地元では、こどもが生まれたばかりの地元の親友宅へ。
高校時代からの友だち2人に、乳児2人、幼児1人。奥に旦那さま。

平和で心和むひとときでした。
授乳パフォーマンスでは、赤子の髪の毛に母乳が飛び散る一幕も。笑た。
一緒に恋バナに花咲かせ、いろんな「初めて」を一緒に体験してきた10年来の友だちも、
今では立派なお母さん。いろんな形の幸せをそれぞれ追っていこうね。


その小さな小さな宝物みたいな赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。
ついでに一緒に行ってたうちの母親まで、もう1人の子を抱っこさせてもらったりして。
ひとんちの子を抱っこして喜ぶ私たち母娘。笑。うちの母が孫を抱く日はいつ来るのかしら。
どうでしょう。

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さて、今もう京都です。
今回もやっぱり慌ただしい帰省となってしまいました。

「京都、京都です」のアナウンスに、やっぱり心和ませる自分を感じて、
京都駅のお土産うり場でお漬け物を買って帰宅。

明日は仕事。

あさ

2007-08-10 08:34:35 | 日常
東京に来ているここ数日間はほんとうに天気いいのに、
ずっと屋内での仕事。
これはホテルの部屋からの眺め。
あと30分後に、同僚達とロビーに集合、今日も1日が始まります。

あんなふうに

2007-08-09 03:41:41 | 日常
久しぶりの東京出張、、、仕事の話は置いといて。

素敵な空気をいっぱい吸った東京の夜でした。

「生きてるってね、すっっっっごくおもしろい。」と心の底から言うオトナ。
本当に楽しそうに言うんだこれがまた。

一緒に飲みにいった30歳前後の私たちを鼓舞し、
私たちに「あぁ、明日はもっとがんばろう!」とお腹の底から思えるパワーをくださる人達、
その方々はほとんどが50代。
私たちよりずいぶん歳をとっているはずなのに、どうしてああキラキラしているのでしょうね。
素敵に生きるパイオニア達です。

20年後、30年後、あんなふうになっていたいね。
私もまだまだ30代、
これからの人生の出来事や出会いを考えるととてもワクワクしてきたのです。

・・・ぜんぜん眠くない、どうしよう。

くびれの前に、姿勢よくする

2007-08-07 00:18:13 | 日常
「くびれをつくろうー」計画、まず私がやったこと。

⇒肌に直接身につけるモノを変える!
(別に補正下着を買おうとしているわけじゃあございません。)


下着屋さんでもらった菊川怜。
あのCMはかわいかった。

毎日必ず身につける、自分に一番近いもの。
姿勢がしゃんっとする、胸を張りたくなるようなものに新調!

洋服の下の、静かな、静かな、努力なのです。
(すみません、アホな日記で。いや、本人は真剣です。)>運動しろよ。

ものさし

2007-08-06 23:58:23 | 日常
またちょっと苦しんだ日。
でも朝ひとつ、まったく予期しない方向から胸おどる知らせ。
しばらくは、それ目指してがんばろう。

苦しいけど、気分的に楽なのは、
こうなったら自分の尺度を信じようっていう「ひらきなおり(?)」というか、
こういう状況にあって絶対に忘れてならないのは自分のものさしなんだということを、
久しぶりに感じているから、なのかも。



さて、明日から週末まで東京で仕事。

日常の景色

2007-08-05 21:17:30 | 京都
撮れて嬉しかった写真。

あら、ここはどこかの外国の街? …なんて、
見慣れたはずの、なんてことない風景が、
急に映画みたいに見えました。

ここは東本願寺前。手前にいるのは外国人旅行者。

今の私には、見慣れた景色。
けれど永遠に京都に居られるわけではないから、
これを「日常」と言っていられるのも今だけかもしれない。

大好きな京都の情景や街の匂い、
ひとつひとつ胸にしまっておこうーっと。