Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

クリスマスの香り

2009-12-16 16:01:43 | バークレー
アメリカのクリスマスには、日本にはない匂いがあります。それは、もみの木の香り。クリスマスツリーのまわりは、樹木から発せられた爽快なグリーンの香りが漂っていて、鼻の奥までツーンとします。思わず、深呼吸。森林浴をしているかのような、本当にさわやかな香りです。


アメリカの人って、クリスマスツリーには生もみの木なのね。だから、この時期はいろいろなところでもみの木セールをしています。むやみに木の伐採して、、、と思われがちですが、これは言ってみれば切り花を売る感覚と同じで、ツリー用に大量に人工栽培されているものです。


昨日、家に帰る途中に遭遇したこのツリー売り場(特設)。香りに吸い寄せられるようにふらふらと入り込み、こんなにたくさんのもみの木に囲まれてとっても癒されてしまいました。そこらじゅうに樹木の香りがたちこめていて、灯りがキラキラしていて、買いにきている人達もみんな嬉しそうで、Happy Holidays!と声をかけてくれて。なんだか、いい季節だなぁ。


ヒイラギの赤い実も。

ここで売られていたクリスマスツリーのお値段は、私の背丈ほどで60ドルぐらいでした。あの香り、部屋にほしい!と思うのだけど、それならリースでもいいなぁ(→面倒くさがりや?)。クリスマスリースも、生もみの木からつくられたものでそれはそれはいい香りがするのです。

この時期、バークレーのダウンタウンも住宅街もきらきらにライトアップされていてとってもロマンチック。五感で、しかも嗅覚で感じるクリスマスシーズンを何よりも楽しんでいます。