今朝は、中学校に読み聞かせに行って来ました。
各学年1クラスの小さな中学校ですが、読み聞かせをするのは1年生だけです。
昨年度までは、中学校に読み聞かせに行くのは年に1度だけでしたが、ボランティアの人数が減ったので今年度は2回目です。
読んだのは・・・
黒ねこのおきゃくさま (ルース・エインズワース/作)(山内ふじ江/絵) 福音館書店
冬の嵐の夜、貧しい一人暮らしのおじいさんの家にやってきたやせ細った黒ねこ。
おじいさんは、びしょぬれでみすぼらしい黒ねこを暖かく迎え入れます。
黒ねこが哀れな声で鳴きたてるので、土曜の晩のとっておきの御馳走であるお肉もパンもミルクも食べ物全てを与えてしまいます。
そればかりか寒さに震える黒ねこのために、残っていた薪をすべて暖炉にくべて黒ねこをあたためてやるのでした。
優しいソフトタッチの絵が素敵な絵本です。
おじいさんの優しい表情とやせ細ってた黒ねこがふさふさした毛になり、
女王さまのような気高い雰囲気の猫へと変わっていく様が好きです。
翌朝黒ねこが去ったあとにおこった奇跡とは・・・。
この本は、中学生には初めて読みましたが、みんな集中してお話を聞いてくれていました。
クリスマス前にぴったりなこのお話で、ほっこりしてくれたらいいな
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